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タグ:自作望遠鏡25 ( 12 ) タグの人気記事

 

望遠鏡を持った怪しいおじさんが、またもチラシを配る。

 JAXAタウンミーティングの申込はまだまだ少ないので、今日も人通りの多い場所に望遠鏡を引きずってチラシを配りに行った。

 昨日、女子高生が携帯カメラでうまく撮影できなかったという反省から、今日は大きめの望遠鏡を持っていった。おかげで怪しさ倍増、いや望遠鏡の面積比でいくと約13倍だ。今回は自作25cmドブにしたのだ。

 今日も暗くなってから出発したが、怪しさ13倍ということもあり、途中でも街行く人から変な目で見られていた。でも今日は大丈夫。ちゃんと看板を作った。「無料!月を見よう」という文句は星好きなら反応せずにはいられないはず。いや無料好きが反応するかも。
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 今回は広場でイベントがあったためか、人がとても多かった。週末ということもあって急いでない人も多く、足を止めて月を見ていく人もけっこういた。子どもが望遠鏡に興味を示すのは当然として、おばさん方が意外に多かったのはちょっと驚いた。

 お客さんの主役は今日も女子高生。昨日きていた子が友達を引き連れて現れ、それぞれの携帯電話で月を撮影していった。昨日よりも格段によく撮れたのは当然だが、とても喜んでもらえたのは良かった。たぶん女子高生だけで30人以上が見ていったと思う。観光客も多く、「沖縄で月を見られるとは思わなかった。」という人も数名いた。

 なんだかんだで50名か60名は見ていったと思う。みんな月を見て喜んでいたし、タウンミーティングのチラシは配れたし、これで参加者が増えたら言うことはないんだが。とにかく月を見て感激してもらっただけでもよしとしよう。
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 ところで今回は写真のように、25cmドブソニアンをカートに縛りつけ、カートから降ろさなくても月が見られるようにした。これは万が一の時、すぐに望遠鏡を撤収できるようにしたかったからだ。ゲリラ観望会には「すぐに撤収」ということが重要だ。この状態で望遠鏡は上下にスムーズに動くし、そのまま引っ張って走って逃げられる。いや逃げる必要はないと思うが。

 もちろんこれでは水平回転は難しくなるが、月全体を見る80倍程度では、カート全体を回すという強引な方法で月を追尾することができる。今回いきなりだがそれでうまくいったので、月のみの場合はそれでいこうと思った。高倍率の惑星のような、もっと微妙な調整が必要な場合に備えて、技術開発もするつもりではあるけど。

by anettait | 2007-11-16 23:54 | 観望会 | Comments(0)  

中秋の名月

 今日は旧暦8月15日、中秋の名月だ。昔の沖縄ではこの日、綱引きをすることになっているらしい(本島南部限定かも)。糸満の大綱引きは今日開催されたようだ。

 また、昔の沖縄の一般家庭では、お月見をしていたと思う。少なくとも私の子どもの頃はそうだった。近い親戚が集まって、にぎやかにお月見をした記憶がある。
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 というわけで、形だけではあるがうちでもお月見をした。月を見ながらフチャギを食べるだけだが。すすきは探しに行くのが面倒だったのでなし。もっと何かしたような気がするが、忘れたので来年までには思い出しておこう。

 月を見たついでに撮影。25cmドブは改良に改良を重ねているが、なかなか揺れが収まらない。でもコンパクトデジカメで月の撮影くらいはできる。
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 もうひとつ、口径5cmのラプトルでもデジカメ手持ちで月を撮影した。天頂ミラーもつけたので撮影は楽だったが、アイピースかどこかで色収差が発生している。月のふちが青くにじんでいる。でも月の写真を普段撮らない人なら気にならないだろうし、口径5cmでここまで写れば十分すぎるほどだろう。
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 ラプトル50は、月が本当によく見える。25cmドブではまぶしすぎる月だが、5cmなら十分楽しめる。でも大人が扱うには足が短い。大人用の三脚でも作ろうかな。

by anettait | 2007-09-25 23:45 | 初心者用望遠鏡 | Comments(0)  

白いドブソニアンを作る(5) 実戦投入!

 白いドブソニアンを観望会で使ってみた。とはいっても星空教室の合間に、三日月と木星を見せただけ。

 まず、2インチアイピースの40mmを付けて、西に低い三日月に向ける。耳軸の受けに貼ったテフロンシールがすべりすぎて、勝手に鏡筒がおじぎをしてしまう。しかも有効最低倍率を下回るせいもあって、視野の中央に斜鏡の陰が出て気になる。

 仕方がないのでアメリカンサイズの20mmで見せる。この方が月は大きく見えて好評だった。

 木星はPL9mmを使い、、120倍で見せる。ガリレオ衛星と木星本体の縞模様がよく見えて、好評だった。しかし倍率を上げると、手で軽く触れても揺れるので、観望会で見せるには気になる。水平回転はどうにか使えるレベル。もう少しうまく仕上げなくては。

 PL6mm180倍では、光軸がずれているのか、いまひとつの見え方。視野から逃げるのも早く、ポンセットマウントが欲しいところ。

 帰りは架台ごと駐車場まで担いでいった。やはり軽いのが一番の利点だ。重くせずに架台を補強したい。

by anettait | 2007-09-16 00:49 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

白いドブソニアンを作る(4)

 接眼部には国際光器で販売している「ホワイティドブ用クレーフォード接眼部」を使っている。この製品は手持ちの接眼部の中で、ストロークが一番長い。ところが長すぎて、この鏡筒に組み合わせると、ピントを合わせるとドロチューブの先端が鏡筒の中に出っ張ってしまう。像は少しばかり悪化しているはずだ。
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 しかし鉄製の鏡筒をわずか2,3cm切るのも面倒だし、切ったら少し大きめの斜鏡を使わなくてはならないので惑星観察には不利だ。ところが鏡筒にあいた接眼部用の穴は、この接眼部以外では合わない。穴が大きすぎるのだ。

 他の接眼部が使えないので、このドロチューブを金のこで切ろうかとも考えたが、もったいないし面倒だ。そこで2インチアダプターの方を工夫することにした。
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 画像では、左が元から付いていたアダプター。右は観測室に転がっていたもの。確か中古で格安だったはず。ただしこれはそのままでは使えず、接眼部の取り付け部分を少しだけ改造した。厚みにしてほんの5,6ミリだが、これでドロチューブの出っ張りがほとんど気にならなくなる。ちなみに画像では上下ひっくり返してあるので、アダプター下部の厚みを比べて欲しい。
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 おかげで快適な星空観望ができる。もちろん大きな違いはないかもしれないが、像を悪化させる要因は少ない方がいい。

by anettait | 2007-09-14 23:34 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

白いドブソニアンを作る(3)

 最近天気の悪い日が多いので、ついついドブソニアン製作に力が入る。水平回転部はプラスチックシートとテフロンのシール(カグスベールの類似品)を使ってみた。

 今回は前のものよりゆれは少ない。回転盤の高さがない分、少しは安定するようだ。しかし、ゆれは架台の剛性のなさが原因ではないかという気がしてきた。回転させる時、架台がゆがむような気がする。その戻る力で鏡筒が揺れるのかもしれない。

 今度時間ができたら、架台そのものの補強をしてみたい。しかし突然台風が来るようなので、作業ができたとしても、星を見て確認するのはだいぶ後になりそうだ。

by anettait | 2007-09-14 00:53 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

白いドブソニアンを作る(2)

 水平回転部に使ったテレビ回転台は、ベアリングをプラスチック板で挟んだ構造だった。そのため、望遠鏡の重さによるプラスチックのゆがみが視野のゆれとして出てしまう。結果として視野の中で星が大きく上下し、とても使えたものではなかった。

 次なる水平回転部は、すでにホームセンターで見ておいた回転盤だ。実は架台の材料を買う時に、これまで買うべきか迷ったんだが、結局買うことになってしまった。なんと1500円。架台の部品の中で一番高い。
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 これを組み込んでみると、スムーズな回転に、期待が膨らむ。しかし実際にドブソニアンを組み上げて星を見てみると、やはり揺れる。もしかしたら接地部分に使ったゴムの足が揺れの元かも。そう考え、足を木に変更。

 ところがゴムより木はゆれは少ないものの、やはり我慢できないほど星が揺れる。手で揺らしてみると、やはり回転部分から上が揺れているような気がする。1500円の部品は無駄になるのか?
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 それでも火星は明るく見え、天王星も楽に見えた。アンドロメダ銀河は透明度が悪く見えにくいが、アンドロメダγ(ガンマ)は明るくよく見えた。水平回転部がちゃんと使えると、揺れがあっても天体の導入は楽だ。

 このドブソニアンは接眼部の高さをできるだけ低くして、小学校低学年でも25cmで星が観られることを目標の一つにしている。水平回転部や足に厚みがあっては困る。次はどの材料を使ってゆれをなくすか。なかなか難しい問題だ。

by anettait | 2007-09-09 20:21 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

白いドブソニアンを作る(1)

 少し前のことになるが、望遠鏡販売店のホームページで、中古の鏡筒を見つけた。「25cm反射用筒のみ(ジャンク)」。実質的に丸めたトタン板のみ。ただしあちこちに部品の付いていた穴が開いている。

 ジャンクという割には5000円だったので1週間ほど考えたが、売れる気配もないので注文してしまった。必要な部品はすべて持っているし。ちょうど紙筒25cmの温度順応の悪さに困っている時だった。
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 送られてきたものをみて、ちょっと後悔した。あちこち傷がついていて、しかも手持ちの部品を付けるには直径が少し小さかった。これはけっこうショックだった。

 しかし違うメーカーのものを組み合わせるのだから、こういうことはあって当然だ。そういえばほんの数ヶ月前に主鏡セルで経験したはず。まったく学習してない。

 とにかく買ってしまった以上、使わなくては気がすまない。ということで無理やり手持ちの部品を取り付けた。いろいろ工夫したら、どうにか形になった。主鏡はディスカバリー社の254mmF4.5(青板)、斜鏡は笠井トレーディング扱いの63mm。惑星も十分楽しめる組み合わせ。接眼部は国際光器のクレイフォード接眼部。鏡筒の穴が大きくて、これ以外合うものがなかった。

 架台は手持ちの銀次25cm用架台(持っているのは架台だけ)を使ったが、鏡筒が銀次よりも少し細い分、耳軸の摩擦面積が減り、安定が悪い。月食観望会などに数回持ち出すが、使いづらい。しかしこの数回の観望会で、木星が意外に良く見えることを発見する。
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 木星が良く見えることがわかったので、専用の軽い架台を自作することにした。銀次の架台は頑丈に出来ていて、30cmクラスも十分載せられるが、とにかく重い。気軽に持ち出せないしカートで運ぶにしても安定が悪い。

 できるだけ簡単に作ろうと、いろいろ考えて設計図を引き、材料をすべてホームセンターで切ろうと材木の切り方まで書いてホームセンターに行った。しかしそこで組み立て式の棚板を発見。30cm鏡筒(棚ドブ)の材料と同じシリーズで、もっと短いものがあったので、それを使うことに変更。いろいろ買って帰る。
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 実際に作ってみると、とても簡単に組みあがった。しかし実際に星を見てみると、水平回転部に使うつもりで数年前に買っておいたテレビ回転台が、意外に安定が悪いことを発見。これは使えんので外すことにした。
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 水平回転部なしで天王星と海王星を400倍で確認し、架台のファーストライト(って言うのか?)を終了。水平回転部がないと、海王星は恒星と違う像なのを確認するのがやっと。かろうじて円盤像かな、といった感じだった。天王星は楽勝。

 というわけで、水平回転部を考え直さなくてはならない。

by anettait | 2007-09-09 00:09 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

鏡筒完成、ファーストライトだ!

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 接眼部も出来たら、後は簡単。主鏡セルには取り付け用のM3ネジ穴が6個開いているので、紙でできた鏡筒に穴を開けたら、あっという間というほど簡単ではなかったけど完成。

 完成後すぐに38cm鏡筒に同架する。鏡筒バンドは笠井トレーディングの蔵出しで入手したGINJI250用のもの。蔵出しはすぐに売れてしまうので、2本そろえるのに数ヶ月かかった。
 それをビクセンアリガタプレートでつないで、38cm鏡筒の自作アクセサリープレートにネジ止めする。2本の鏡筒は平行ではないが、テストなのでこれでよし。

 木星を見ると、なんとひどい筒内気流。とても久しぶりに筒内久流を見た。そういえば開放鏡筒でないニュートンを使うのは久しぶり、いやいやNinja320があった。あれではあまり気にしたことはなかった。
 これって鏡が青板のせい?そうなると鏡が温度になじんでいないためか?よくわからない。ちゃんとピントを結ばないのも温度のせい?

 時間とともに木星がよく見えるようになるかと思ったけど改善しない。筒内気流は収まったが、木星の模様がほとんど見えない。ピンボケ状態だ。38cm鏡筒はドームのスリットを開けた直後から実用になるのに。

 しばらく考えた結果、どうも主鏡に圧迫があるのではないかという気がしてきた。撮影はあきらめて、25cm鏡筒から主鏡を外す。確かにセルはきつめだった。圧迫がありそうだ。主鏡抑えも抑えすぎている気がする。

 それから2日がかりでまた主鏡セルを削った。やすりの刃が削れにくくなった気がして、作業は思うように進まなかったので、また適当なところで妥協。ゴムの3点支持で主鏡を浮かせることにした。

by anettait | 2007-05-07 23:06 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

25cm鏡筒を作る!(次は接眼部!)

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 さて、斜鏡まわりができたら次は接眼部だ。接眼部は笠井トレーディングからジャンクで出ていたラックピニオン式のものを使った。もちろんジャンクには理由があって、内側に切ってあるべきねじが切ってなく、アイピースを固定するリングなどが付けられなかった。それで定価8800円が1200円だった。
 
 もちろんアイピースアダプターなんか付いていない。しかしそんなことはたいした障害ではなく、手持ちの適当なリングを付けたらすぐに使えるようになった。

 ストロークは短めだけど、これで十分。それよりも完全に繰り入れた場合、鏡筒の内側へ出る部分がけっこう長いのが気になった。鏡筒が主鏡に対して十分大きいので問題はないと思うけど。
 鏡筒が紙なので穴あけも簡単。カッター1本とキリ1本で工作はできあがり。ちょっと時間はかかったけど。

by anettait | 2007-05-06 01:21 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

25cm鏡筒を作る!(次は鏡筒だ!)

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主鏡セルが出来たら、次は鏡筒本体を作る。これには手持ちの直径30cmのボイド管(巨大な紙の筒。コンクリートを流し込んで家の柱などを作るときに使う建築資材)を使った。
 これは30cm鏡筒を作ろうとした時に買ってあったもの。数年前に製造元から取り寄せようとしたら送料が本体価格より大幅に高くなるということで(確か本体と送料の合計で2万円くらい)断念したが、去年豊見城市にできたホームセンターに数千円で売っていたので即購入。 しかし4mでしか売ってくれないというので、3つにカットしてもらった。

 去年の分割ドブソニアンに使ったものを使おうといたら短すぎて、使わないでいた1.5mの筒から切って使った。あと1.5m残っているけどこれはいつか使うために置いておく。

 予想通り、笠井トレーディングの主鏡セルに内径、外径ともそこそこ合う。しかしもともと鉄板の筒に使うセルなので、紙の筒では厚すぎてぴったりとはいかない。

 斜鏡とスパイダーは30cmの実験用に買っておいたものがあるのでそれを使う。このスパイダーは紙筒にはちょっと短いけど、どうにか使える。斜鏡は短径63mm。主鏡の直径比25%ちょっとなので、どうにか惑星に使えるというところ。

 これまで書くのを忘れていたけど、主鏡は254mmF4.5というスペック。少し前のドブソニアン用らしい。斜鏡を小さくして惑星用にするには筒外焦点距離の関係で限界がある。ということで63mmでよしとする。

 筒の中は植毛紙などを貼るか黒のペンキを塗るべきだが、急いでいるので省略。早く完成させないと梅雨になってしまう、というかもう梅雨だ。鏡筒の下からフラッシュをたいて写真を撮ると、ドーム天井の青がきれいに反射して写った。このままではコントラストはかなり低そうな気がする。

by anettait | 2007-05-06 01:08 | 自作望遠鏡 | Comments(0)