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火星の衛星を見る

まさかの「沖縄の北で台風18号発生」により、ひどい天気だ。例年台風は20~22個発生するらしいが、このところ毎週台風来るし今日発生したのですでに19号。まだ8月半ばだ。例年12月前半まで発生するので、今年は新記録になるかも。

さて今回は8月上旬に見た火星の衛星の話。大きい方のフォボスは割とすぐ見える(大接近時11.3等級、長径約22km)が、小さい方のダイモス(大接近時12.4等級、長径約12km)はなかなか見えない。

火星の衛星が見えにくい最大の理由は衛星が暗い上にすぐ近くにマイナス2.7等級の火星が輝いているからだが、プラネタリウムソフトで衛星の位置を確認して探せば、なんとかなるかも。

というわけで8月5日の深夜(6日に日付は変わっている)、火星を撮影しながら衛星を探してみたら両方とも見ることができた。フォボスは簡単だったが、ダイモスは時間がかかった。で、証拠写真を撮影した。
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上の画像は露出オーバーにより火星がかなり肥大している。

15年ぶりに見るダイモスは前回の大接近より見えにくいような気がしたが、これは見る方の老化による視力低下と望遠鏡の老朽化が原因かもしれないが見えたからまあいい。めでたしめでたし。

さて15年後はもっと大口径でなくては見えないだろうな。さらに大幅に老化しているはずだし。いや2年2ヵ月後の2020年準大接近があったか。南中高度も高いし、条件は今回よりいい。その時には40cmなら見えるかも。


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by anettait | 2018-08-16 23:20 | 惑星 | Comments(0)  

台風なので画像処理がはかどる 2018/08/09 の火星

今日は公休日で休みだったが台風で天気が悪いので、撮りっぱなしの火星の画像処理をしていた。晴れたらとりあえず撮ることにしていたので、すでに保存用のハードディスクは満杯、パソコンの中もあふれそうだ。
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上の画像は8月9日の火星。画像は新しい順に処理していっているのでこれが最新画像。
眼視でもうっすら模様が見えてきた。もちろん眼視ではここまではっきりしてないが、こんな雰囲気だ。

昨日の観望会でもC8(20cmシュミカセ)で200倍で見たら、なんとなく模様が見えたが一般の人には模様はわからなかったようだ。普通の人が見てすぐわかるようになるのはまだ先かな。ニュートンで見たらもう少し見えるようになるかも。あるいはフィルターを使うか。


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by anettait | 2018-08-11 23:35 | 惑星 | Comments(0)  

火星 vs 花火 な観望会

先日、某自治会の観望会を手伝いに行った。毎年夏休みに開催されているもので、私が手伝いに行くのも何回目かだった。
自治会主催ということもあり、観望会だけど夏祭り的な意味合いも大きいように見える。自治会内外からの親子の参加が多いので、子供たちへ冷たいお菓子を配ったりしている。
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この日は惑星が非常によく見えた。雲も少なく、シーイングは最高と言っていいほどで、持って行ったミードの25cmシュミカセでは木星が非常によく見えた。GOTODOB12(口径30cm)でも土星がよく見えて、参加者からは大好評。
しかし本音は「すぐに帰って撮影したい。」だった。こんなにいいシーイングは6月前半に1回あった以来だ。

帰りたいのを我慢して惑星を見せていると、観望会も終わりに近づいた頃やっと隣の建物の上に火星が出てきた。さて火星を見せるぞと望遠鏡を火星に向けて十数名が観望したところで、「これから花火を打ち上げます」とのアナウンスが入る。

そう、この観望会は去年から、最後に打ち上げ花火で締めることになったみたいだ。花火とはいっても市販のもので、それほど派手ではない。しかし花火が始まると参加者の目はそっちの方へ行ってしまった。花火の燃えカスが入ったら困るので、私は望遠鏡のふたを閉めた。
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火星大接近からまだ数日しかたってないが、火星は花火に完敗した。しかも市販の花火。花火が終わったら観望会は終了。参加者はさっさと帰って、5分後にはスタッフだけになっていた。子供は寝る時間になっていたから仕方がない。

大接近当日なら火星が勝ったと思うが、それ以外の日では市販の花火にすら負けてしまう。まあ一般の人の関心とはそんなものだろう。土星と木星は十分すぎるほど見てもらったから、これもありか。きっと参加者は盛りだくさんで楽しんでもらえたはずだ。

望遠鏡を片付ける前にもう一度火星を見てみたら、花火で空気がかき乱されたせいか、先ほどのすごいシーイングはどこかへ消えてしまっていた。ああもったいない。



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by anettait | 2018-08-07 20:40 | 観望会 | Comments(0)  

火星フィルターキットで遊ぶ

昨日は天気が良かったので、火星フィルターキットで遊んだ。
前々回にも紹介したが、キットは下の画像にある4種類のフィルターに2倍バーローレンズが付属する。プラスチックの箱付きだが、うちのはふたがきっちり閉まらない。
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さてフィルターの色は上の画像のとおり。火星フィルターは右端だが、紫というかピンクというか、こんな感じ。他の3種類はよくある惑星観察用フィルター。
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普通に火星を望遠鏡で見たら、上の画像のように見える。特に今年は火星の南中高度が低いので、火星の上下に大気差による色ずれが目に付く。大砂嵐のため模様は非常に見えにくい。画像では模様がうっすら見えるが、これはデジカメのCMOSの特性によるものだと思う。シュミカセでの眼視ではこんなに見えない。
で、火星フィルターを付けるとこのとおり。
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衝撃的とは言い過ぎかもしれないが、紫というかピンクというか、変な色の火星に大気差による色ずれが強調されたものが見える。

しかし少し眺めていると、表面の模様が見えていることに気がつく。しかも人間の目というのは色の偏りは自動的に補正するのかよくわからないが、この変な色が気にならなくなってくる。つまり火星の表面模様を見ようとじっくり火星を見ていると、この色がもう少し火星本来の黄色に近くなっていく。赤みがかったオレンジ色。これは私だけではないと思うが確認はしていない。まあ模様を強調する効果はあるといえるだろう。

で、ついでに他のフィルターも試した。

Rは黒っぽい表面の模様がよくわかる。ただしうちのは光量がたっぷりある口径35cmだ。小口径では高倍率にすると暗すぎるかもしれない。

Bは極冠や雲が見やすくなる。ただし昨日は火星面に雲はあまり出ていなかったのか、いまいちな見え方。模様はやや見える。

Gが割と面白かった。どういうわけか大気差の色ずれが目立たなくなる。オレンジは緑の補色?青は同系色だからか?よくわからないけど。
火星面は薄黄色に見えて、でも模様が見えないわけじゃない。何かが強調されるわけではなく、全体的にフラットになる感じ。

これから砂嵐もたぶん収まっていくはずなので、時々フィルターで遊んでみようと思う。せっかく買ったんだし。

できれば40cmニュートンで試したいが、ここ数週間の観望会続きで腰痛がひどいので、鏡筒載せ換えはこれが回復してからだな。GOTODOB16の出動は、今年はもうないかもしれない。あれはきつい。


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by anettait | 2018-08-06 22:48 | アクセサリー関係 | Comments(0)  

天気が悪いと買い物がはかどる(6) 火星フィルターキット

台風12号は去ったがまだ雲が多い。昨日は観望会の時間は晴れて金星と木星が見えたが、帰って火星を撮影しようとしたら曇っていた。

さて15年ぶりの火星大接近だからということで、少し前に記念の品を買った。セレストロンの火星観測アクセサリーキットというのが商品名だが、早い話が惑星観察フィルターセットだ。
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普通に販売されている三色フィルターに火星フィルターと2倍バーローレンズが付いている。赤は火星の黒い模様を浮き立たせ(ただし暗い)、青は雲と極冠つまり白いものがよく見え、緑はよくわからない。
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肝心の火星フィルターを火星観望会が終わったあとで手伝いのスタッフに見てもらった。そこで「何で火星はこんな色をしているんですか」と質問された。それはフィルターを作った人に聞いてほしい。そういう設定なんだよ、としか言えない。確かにピンクの火星は衝撃的だ。
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今回の大砂嵐の火星では、火星フィルターも本来の力を発揮できないんだろう。だから副次的な火星本体のピンクの着色だけ目立つのだと思う。むしろ砂嵐が収まるこれからがフィルターの活躍の場になるのかもしれない。

なお、このフィルターは大気差による色ずれも強調されるので、できるだけ南中に近い状態で観察することをお勧めする。大気差補正プリズムが使えるとなおいい。

ただしZWOのADCはある程度のバックフォーカスが必要なので、ニュートン鏡筒の中にはピントが出ないものがあるかもしれない。うちの40cmニュートンにADCとナグラーズームを使ったらピントが出なかったが、これは自作だから市販品とは違うので。バーローレンズ併用ならピントが出るが、それだと倍率が高すぎてナグラーズームを使う意味がなくなる。



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by anettait | 2018-08-04 11:26 | アクセサリー関係 | Comments(0)  

最接近の日の火星

火星大接近観望会が終わる頃にはカミナリがピカピカ光っていて、すぐに土砂降りになると思われたがそんなことはなかった。

まったく雨が降らないどころか観望会をやっていた頃よりもよく晴れていたので、とりあえず撮影しておいた。大砂嵐は少し落ち着いてきている。
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困ったことに、ADC(大気差補正プリズム)と5倍バーローは観望会中に撮影するかもと考えて持っていったのだが結局撮影しなくて、帰ってからは荷物がごちゃごちゃで何がどこにあるのか探せない。
体力も気力もすっかり使い果たしていたので、探すのをあきらめて3倍バーローと惑星カメラだけで撮影し、大気差の色ずれはレジスタックスで補正した。

スカイウォッチャー40cmドブソニアンでは火星面の模様がうっすら見えたが、シュミカセでは注意して見ないとわからない状態だった。やはり眼視ならニュートンだ。

とはいうものの載せ換える気力も体力もなく、腰痛にもなったので今のところシュミカセのままだ。


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by anettait | 2018-08-02 19:38 | 惑星 | Comments(0)  

火星大接近観望会は大盛況

昨日の観望会は天気がかなり不安だったが、スタートしてからは雨に降られることなく、完全に曇ることもなく最後まで火星を見せることができた。yahooニュースにシルエット画像で載っていたのが今回の観望会のものだと思う(シルエットの子供が火星を指差しているやつ)。

ただ観望会中は非常に忙しかったため私は写真はまったく撮ってない。いや撮る暇がなかった。
今日になって片付ける前のワンボックスカーに載せた望遠鏡の写真をやっと撮影。
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手前の白い鏡筒はケンコーSE200Nをスカイウォッチャーの自動導入ドブ架台に載せたもの。アライメントの調子は悪いが自動追尾モードのみで使用するとどうにか使える。左下の25cmシュミカセは三脚忘れたので使わなかった。右上は長い脚立。
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その奥にあるのはスカイウォッチャーの自動導入ドブ3兄弟。40cm、35cm、30cm。別の車にサークルの25cmも載っている。観望会では自動で追尾してくれるし接眼部が高くならず子供でも覗きやすい。小さい子でも脚立は小さいので間に合う。何といっても大口径なので惑星をはっきり見てもらえる。実に観望会向きの望遠鏡だ。

ただしどれも重いので、持ち運びは大変だ。鏡筒もすべて鉄なので重い。軽量化は考えてないとしか思えない。いや35cmと40cmの主鏡は少し軽量化されているか。

おかげで今日は腰が痛い。ワンボックスカーもレンタカーなので、返却期限に間に合うように片付けるのが大変だった。

昨日の観望会では大口径の威力は絶大で、40cmはさすがニュートンでキレのある像で模様も見えたが一般の人には見えなかったみたいだ。40cmはめちゃくちゃ重いので持っていくのを迷ったが、持っていってよかった。雨が降ったら撤収に時間がかかるので最悪だが、雨が降らなかったのはラッキーだった。

40cmドブは自分の車に載せ換えたが、重すぎて今日は降ろす気にならない。40cmドブを運用するのに大きな車を買うという選択も考えたが、今回のことで「ドブを出す時だけレンタカー」の方が現実的だなと思った。ワンボックスカーは普段使いには私には大きすぎるので。


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by anettait | 2018-08-01 21:55 | 観望会 | Comments(0)  

今日は火星大接近観望会in新都心公園

日付が変わったので、今日は15年ぶりの火星大接近。とはいえ昨日や一昨日と見かけの大きさはぜんぜん変わらないし、今週末だって大きさは変わらないので、土曜日に見ても同じ。むしろ後の方が砂嵐が収まって模様も見えてくる可能性は高い。

しかしこういうのはお祭りだから、盛り上がるタイミングというのが世間にはあるみたいなので、最接近の日に盛り上がっていきましょう、ということになる。
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まあそういうわけで、今日はまだ週の前半なのに観望会がある。今はその準備をしているが、高倍率用のアイピースが足りない。ドームにLV4mmが何個か転がっていたかもしれないので、これから捜索隊を出す。

LV2.5mmもどこかにあるはずだが、あれは倍率が高くなりすぎるので探さない。人数の多い観望会では追尾に気を使う倍率は使うべきではないと思っている。

というわけで今夜は火星が撮影できない。まあ曇っているんだけどね。明日はどうだろう。気まぐれな台風が九州あたりに居座っていて、ここまでその影響が出ているのは困ったものだが天気だけは仕方ないか。

ところで口径が大きくなるほど火星はまぶしくて模様は見えにくい。倍率を上げるにも大口径は光量が多すぎるから、まぶしくない倍率はシーイングの影響をもろに受ける倍率になってしまう。眼視でのベストは30cmくらいだと思う。たぶん。20cmでは見やすいけどまぶしさが足りない。まあ今はどれで見ても模様はほとんど見えないけどね。極冠は大丈夫だと思う。

今回はうちから20cmと30cmが出動する。25cmシュミカセはどうしようかな。車に入れっぱなしだと熱で一晩中使い物にならないし。外で使うには管理が難しい鏡筒だ。その点ニュートン反射は冷めやすいのがいい。


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by anettait | 2018-07-31 00:30 | 観望会 | Comments(0)  

火星でLRGB合成の練習 2018/07/29

このところ連日の観望会で疲れていて、月食も自宅で明け方見ただけになってしまった。いや、明け方起きて肉眼ではちょっと見たがカメラを出したら雲の中に入って終了だった。そしてまた寝た。

火星はもうすぐ最接近だが、大きさはこの数日ほぼ同じだ。せっかくの機会なのでLRGB撮影を練習してみた。
モノクロカメラはなぜか手元にあったセレストロンのSKYRIS618M。これはすでに製造が終わっていて、640x480の画面しかないので、今となっては性能的に見劣りするがこれしかないので。

フィルターはZWOのLRGBフィルター。この手のフィルターでは安かったので。フィルターターレットは買うか悩んだが、かなり昔に買ったシュミカセ用が出てきたのでそれを使った。これはニュートンではピントが合わない面倒なもの。他に笠井のジャンクで買った3枚もののフィルターターレットがあるが、他社のフィルターがまっすぐ取り付けられないというまさにジャンクだったのでパス。
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さて撮影結果は上の画像。シーイングは北からの風でまあこんなところか、という感じ。3倍バーローだと画面いっぱいにならなくて、5倍だとはみ出す。4倍バーローが必要だったがいまさら買わない。
デローテーションはおこなってない。レジスタックスで処理し、ステライメージで単純にLRGB合成しただけ。火星は自転が遅いので、露出の合計が4分くらいなら大差ないだろうといういいかげんな処理。デローテーションの練習は時間ができたらそのうちに。

全体的に白っぽいのは画像処理でもう少し何とかなるはずだが、まだ何とかならない。もっと練習が必要だ。

その少し前に撮影したいつものカラー画像は下のもの。撮影した画像の大きさは上と下では面積にして4倍くらい違う。眼視では下の画像のように見える。
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まだ画像処理しきれていないものが多いが、時間がない。処理が追いつかない。

眼視ではヘラス盆地がまず目立っていて、そして大シルチスが見えてきて、その他の模様がだんだん見えてくる感じ。以前のまったく見えない状況よりはいいが、初めて望遠鏡を覗く人には模様を見るのは難しいというより無理だろうな。よほどコントラストの高い鏡筒とアイピースならわからないが。


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by anettait | 2018-07-29 13:50 | 惑星 | Comments(0)  

うっすら模様が見えてきた火星 2018/07/26

眼視で火星を見ていると、ぱっと目には模様はまったく見えない。
しかし高倍率(C-14で600倍くらい)でじっと眺めていると、だんだん模様が見えてくる。

最初のうちは火星そのものが明るすぎて、目が表面にあるものを認識できないのだと思う。そのうち目が慣れてきて、火星面の濃淡が見えてくる。
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私の場合、最初に気がついたのが明るいヘラス盆地だ。黄色の火星面でも特に丸く明るい部分が見えてくる。
ヘラスに気づいたら、その北側の大シルチスが黒っぽく見えてくる、といった感じ。
上の画像でだいたいの感じはわかる、かも。

ニュートン鏡筒だったらもっと見えるのだろうか。しかし忙しくて鏡筒を載せ換える時間と体力がない。それどころか撮影した画像を処理する時間もない。撮りっぱなしだ。最接近の観望会が終われば少しは時間ができるとは思う。



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by anettait | 2018-07-27 23:40 | 惑星 | Comments(0)