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2008年プラネタリウムの旅(その1)

 去年の夏に行くつもりの家族旅行が、いろいろな事情で年を越してしまった。夏なら離島にいくつもりだったが、離島も冬は寒い。かといって豪雪地帯に行って雪に閉じ込められても仕方ない。ということで、今回もまた東京近郊でプラネタリウムめぐりをした。

 まずは今年3月末に閉館が決まっている東急町田スターホールに行った。2年ほど前に行った時、子ども番組の解説員のおねえさんが、子どもよりも大きな声で歌を歌っていたのに衝撃を受けた、すごい館である。その時の子ども番組はとても良かったが、今回は時間が合わず、「星空と音楽」の番組を見た(タイトル忘れた・・・)。

 内容、選曲ともに良かった。お客さんの入りは半分よりは少なかったが、日が落ちて寒くなってからの投影なので、こんなものかもしれない。しかも内容は大人向けだし。助手2号は番組中は少し退屈そうだった。今回の写真撮影は助手2号による。
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 施設はそこそこ古いし、最新の投影機に比べたら投影は地味に見えてしまう。しかし成人式を迎える若い人たちで作る番組(山梨のプラネタリウムフェスティバルで見た)や子ども番組など、とても意欲的で、いい内容のものを投影している。ここがもうすぐ閉館とは、実にさみしいことだ。

 閉館の理由は「施設の老朽化」らしい。投影機はまだそれほど古くないようだが、ドームは古いかも。都内や隣の神奈川県にはプラネタリウムがいくつもあり、競争が激しいのかもしれない。「電車で川崎市まで行けばいい」ということになるかも。でも保育園や小学校などの団体はそうはいかないはず。そうなると、ただでさえ星が見えない東京で、星空の教育の機会さえも奪ってしまうことになる。

 有志によって、新しいプラネタリウムを市に作ってもらおうと署名運動がされたようだ。すでにそれは終了していて、12月末に市の方へ陳情書といっしょに提出したとのこと。さて、どうなるのか。

 もし新しいプラネタリウムを作るとしても、現在のようなこじんまりとした、アットホームというか、暖かい雰囲気を残してほしいと思う。

 ところでこの投影機にはミラーボールが付いていた。たぶん雪投影機だと思うが、助手2号がめざとく見つけ撮影。
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by anettait | 2008-01-06 18:22 | プラネタリウム関係 | Comments(0)  

久しぶりの遠征

 先日の連休に、久しぶりにやんばるでキャンプをした。月が大きかったので星見は無理かと思っていたが、透明度がすごく良く、月が出ていても那覇市内よりはたくさんの星が見えた。

 機材はNinja320とラプトル50、Nikon7×50SP双眼鏡。助手1号、2号も一緒だったため、それ以上の荷物は積めなかった。テントが3人にはちょっと大きすぎて、あまり大きくないレガシィのカーゴルームを埋めてしまうのだ。

 出発が遅かったこともあって、森林公園に着いた頃には日が暮れていた。まず望遠鏡を出して沈む木星を見るが、遅すぎたようで高度が低すぎる。月明かりの中、あれこれ望遠鏡を向けてみるが、月明かりが強くていまひとつ。そこでテントを組み立て、遅い夕食をとる。
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 Ninja320のファインダーを忘れたことは、出発して20分後には気づいていたが、「小さな双眼鏡をテープで貼り付ければどうにかなるさ。」と考え、取りに帰らなかった。しかしそれが失敗だった。ニュートン式反射はファインダーがないと、天体の導入にとても苦労するのは常識。今回も小さな双眼鏡は付けてみたものの、覗きにくく、狂いやすく使い物にならなかった。

 月が沈むまでと仮眠したら、寝過ごして起きたのは午前5時前。あわてて外に出たら、降るような星空。これほど明るいオリオン座を見たのは本当に久しぶりだった。森林公園は電照菊の栽培で、数年前から明るくなっているはずだが、その日はまったく影響は感じられなかった。Ninja320でM42の色をしっかり見て、オリオン座中心部などを流す(ファインダーがないので星団などが探せない)。

 NikonのSPでも星空を流して見た。本当に久しぶりのすごい空だった。すばるや二重星団が双眼鏡で美しく見えた。星空のどこを見てもきれいだった。これはずいぶん長く忘れていたような感覚だった。薄明が始まったところで土星と金星をNinjaで見て、夜が明けた。
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 今回は荷物が乗らなかったこともあり、赤道儀は持っていかなかった。眼視に重点を置き、撮影は固定撮影のみだ。これで十分だと思った。ただし月が沈むところを見逃したのは残念。

 夜は気がつかなかったのだが、明るくなってみると、両腕に無数の赤い斑点が!ブヨに刺されたらしい。昼間はちっともかゆくなかったが、夜になって猛烈にかゆくなった。刺された箇所を数えてみると、なんと80箇所以上もある。左腕だけで35箇所。顔も察されたのでひげも剃れない。翌日急いで皮膚科へ行った。困ったおみやげだった。

 今回の目的の半分は、自分のために星を見に行くことだった。のこりの半分がキャンプをして、川で遊ぶためだったので徹夜はできなかったが、かなり満足できた。人に星を見せるばかりではなく、もっと自分のために星を見に行くべきだと感じた夜だった。

by anettait | 2007-09-26 23:11 | 星旅 | Comments(0)  

新聞に出た。

 正確には「新聞に出た。」ではなく「書いたものが新聞に載った。」である。このところ天気が悪く撮影もできないのでこんな話題でも。

 2週間ほど前、以前仕事の取材をしてもらったことのある地元の新聞記者から「本についての文章を書いてくれ」との依頼があった。「星の本以外ろくに本を読まない私に、こんなことを頼んでどうする。」と思いつつも、以前お世話になっているものだから「星の本のことなら書けます。」と答えてしまった。

 すぐに書けると甘く見ていたので、それからしばらくは忙しかったのでほっておいた。締め切り3日前になって気がついて、あわてて書くも、当然だがろくなものが書けない。わずか800字あまりの文章だが、なかなか書けない。でも一応書いたので、万一何も書けなければそれを出せばいいや、と開き直る。

 締め切り前日の夜、書いた文章が気に入らないので書き直すことにする。書き始めて2時間、まったく違うものが書けた。ちょうど胎内星まつり直前で、星まつりに行きたいけど行けないという残念な気持ちが現れた文章になった。いや、テーマはあくまでも本だ。少なくとも最初のよりはずっとましなものになった。

 私にしては珍しく早く、締め切り前日の夜中にメールで原稿提出。それから校正があり、締め切りから3日後には紙面を飾った。新聞を見て笑ってしまったのは、隣の記事が「いつまでもデブと思うな」という本の紹介だった。これって狙ったのか?私を知っている人なら笑ったに違いない。

 前に書かせてもらったのが2004年初め頃だから、約3年半ぶりだ。にもかかわらずこんなに手間取ってしまった。文章を書いて生活している人はすごいな、と本当に思う。

by anettait | 2007-08-25 22:13 | その他 | Comments(0)  

社会教育用望遠鏡

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 国立天文台の社会教育用望遠鏡で金星、月、土星を見てきた。口径50cmカセグレンの三鷹光器製フォーク式赤道儀で、びっくりするほどコンパクトだった。焼津の80cmもコンパクトだと思ったが、これは小さすぎると言っていいほどだ。大赤道儀室の60cm屈折より口径が10cm小さいだけということはとても信じられない。

 気流の状態は焼津の時よりずっと良く、土星の見え方は良好だった。条件がもっと良ければもっと見えそうな気がした。コンパクトで取り回しも楽そうで、三鷹得意のワンダーアイ付き。いい望遠鏡だが値段はとても高いに違いない。ドームがほぼ無音で回るのがうらやましかった。
もちろん天体自動導入付きで、望遠鏡の動きに合わせてドームも自動で回転する。

 50cm望遠鏡の入ったドームは広場の端にあるが、一般公開の観望会にはその広場に他の望遠鏡もたくさん並んで観望会が開かれるとの事。一度は参加してみたい。

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ところでお昼は天文台の食堂で沖縄そばを食べた。「こんなところに沖縄そばが!」と思って注文したが、よく考えてみると石垣島に電波と光学望遠鏡がそれぞれあるわけだから、別に不思議はないのかもしれない。長崎ちゃんぽんもあったし。

by anettait | 2007-05-24 21:37 | 星旅 | Comments(0)  

国立天文台 大赤道儀室

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国立天文台でパオネットの総会があったので自費で参加してきた。総会の前に天文台内の見学ができたので、60cm屈折がある大赤道儀室だけ見てきた。

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ドームも歴史を感じさせる、とても古い建物だった。中に入ってびっくり、とんでもない大きさの望遠鏡がそこにはあった。望遠鏡のあまりの大きさに驚いたのは岡山の188cm以来である。どちらも鏡筒の長さは約10メートル。とにかくとんでもない大きさだ。大きすぎて全体をカメラの写野に入れることが出来ない。

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人間と比較すると、接眼部の大きさがわかると思う。いや、わからないかも。天文雑誌でこの望遠鏡が使われなくなって見学用になっていることを知った時、もったいないからもらえないかと考えたものだが、これではもらっても置く場所がない。しかもこんな長い望遠鏡は使いきれない。
とにかく望遠鏡も建物も歴史と迫力のある、すごいものだった。平日は見学できるそうなので、わざわざ見に行く価値はあると思う。ただ残念なことに、この望遠鏡で星を見せることはできないとのこと。昇降式の床は固定されているらしい。赤道儀が動くかどうかはわからない。観望会には50cm反射を使うとのこと。

by anettait | 2007-05-23 21:09 | 星旅 | Comments(0)  

ディスカバリーパーク焼津

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 ディスカバリーパーク焼津は海のすぐそばにある。望遠鏡や建物への塩の影響が気になるところだ。上の画像はすぐ前の海岸で撮影したもの。この道の先に富士山が見えるとのことだが、すでに日没後で見えなかった。
夕日を見る人たちのために、日没まで屋上が開放されていることをあとで知った。惜しいことをした。屋上からなら富士山が見えたかもしれないのに。

歩道には星座のタイル絵がいくつもあって、なかなかいい雰囲気だった。ただし海岸は玉砂利が多く、沖縄の砂浜とはまったく違う。

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望遠鏡は法月技研の80cm。フォーク式赤道儀のためか、口径の割りにコンパクト。カセグレン式のため子どもでも覗きやすい。しかも床が上下するので、望遠鏡の向きに関係なく安定した楽な姿勢で見ることが出来る。とてもうらやましい施設だった。

夜空の状態も那覇市内よりはいい。雲が多い夜だったので正確なことは言えないが、星座を作る星はそこそこ見えた。気流の状態が悪すぎて土星がものすごい勢いで踊っていたのは残念だった。
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※ 建物の画像は見やすいように明るくしてある。実際の照明はそれほど明るくない。

by anettait | 2007-05-22 20:42 | 星旅 | Comments(0)  

月と金星の接近

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昨日(5月20日)金星と月の接近が夕方の西空であった。旅行中だった私はそれを静岡県で見ることが出来た。

 その日は午前中から浜松市科学館でプラネタリウムを3本続けて見た後(けっこう疲れたけどナレーションは聞いていて気持ちのいい語りだった、特に銀河鉄道の夜の担当の人)、同じ静岡県内で最大口径80cmの天体望遠鏡があるディスカバリーパーク焼津の観望会に参加した。月と金星の接近はそこで見た。

 月と金星の接近はきれいだった。ただし三脚をもっていなかったので写真はブレブレだった。

さすが大口径80cm,400倍でも土星はまぶしいばかりだった。月もまぶしかった。アルクトゥルスは目が痛いほどまぶしかった。しかしシーイングがとても悪く、土星の詳細はわからなかった。ピント合わせにも苦労するほどで、シーイングが悪いのは口径10cm屈折の80倍程度でもはっきりわかった。まったく残念である。

できればシーイングのいい時にこの望遠鏡の実力を見てみたいと思った。今は亡き法月技研の立派なフォーク式赤道儀だ。鏡は池谷鏡とホームページにあった。
 
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 上の画像はディスカバリーパーク焼津の前にいた甲虫。タクシーを待っている間に街灯に激突して落ちてきたが、またどこかへ飛んでいった。
 ところで、観望会参加の際は帰りの足に気をつけたい。観望会が終わる時間より先に、焼津駅までのバスがなくなってしまうのだ。日曜に観望会があるのは今回の日程ではありがたかったが、帰りのタクシー代が駅まで2300円ほどかかった。予想の範囲内ではあったけど。

by anettait | 2007-05-22 00:29 | 星旅 | Comments(0)