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HeritageP130で撮影してみる

HeritageP130の改良が終わったし、天気も回復してきたので、とりあえず撮影してみた。
この接眼部はアメリカンサイズのアイピース以外は受け付けないので、Tネジ付きのバーローレンズからレンズを外し、アダプターとして利用することでカメラを取り付けた。

カメラは軽量で超高感度のα7sだ。接眼部の台座がプラスチック板なので、カメラは軽量でなくては接眼部がたわんでしまう。しかしEマウント(SONYのミラーレスαマウントのこと)用のTマウントはなぜか長いので、キャノンEOSをつけても同じかも。下の画像から、接眼部に大きな負担がかかっているのがわかると思う。
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これだけ長いアダプターをつければ普通ピントが合わなくなるところだが、伸縮式鏡筒なので適当に短くしてピントを合わせた。これでは斜鏡でけられて口径を十分に生かしきれないが、それは別の機会に考えるとして。今回はこれでいい。
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撮影結果。斜鏡やらバーローの入口とかでけられているとは思うが、周辺減光がそのためなのかは不明。
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ベガはけっこうシャープに写っているが、カメラの重みでせっかく合わせた光軸が狂っているのがベガ周りの光の線の乱れでわかる。ちゃんと光軸が合っていれば、上下左右ともきれいな線にあるはずなのだ。
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右上の星像はわりとまとも。
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右下はピンボケ。しかも見てすぐわかるレベル。
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接眼部のヘリコイドがガタガタで重いアイピースでさえ斜めになるのと、ヘリコイドの台座がプラスチックで、カメラで簡単にたわんでしまうことなど、撮影に不利なものがこれでもかという感じで出てくる。レーザーコリメーターで光軸を合わそうにも、レーザーコリメーターの重みで接眼部がたわんで光軸がまともに合わせられないというこまった状態。

やはりお気楽眼視専用の鏡筒で撮影しようというのは無謀なようだ。撮影するならプラスチックのトップリングを金属のリングで補強するところから始めなくてはならないと思う。

光軸をちゃんと合わせれば、4mmアイピースの162倍で土星もちゃんと見えるので、やはりお気楽眼視用として使うのがいいという、あまりに当たり前の結論になった。

あるいはこの光学系で、別に撮影用鏡筒を作るか。小さな飛行機での旅行ならそれもありかも。


by anettait | 2017-09-18 12:22 | 天体望遠鏡 | Comments(0)