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旅行用望遠鏡を考える(4)モバイルポルタその1 SE-AT100nを載せる

モバイルポルタはミニポルタの後継機種で、ビクセンが出している軽量経緯台だ。経緯台のアーム部の角度を変えることができるのが最大の特徴で、運搬する場合はミニポルタよりもコンパクトになる。だからモバイル?

アリミゾの向きがポルタやミニポルタとは逆になっていて(AZ-GTiとも逆)、アリガタが鏡筒に固定されているものを載せる場合は注意が必要だ。たとえばSE-AT100n鏡筒。
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接眼部が下を向き、使えない。もちろんこれは「アリガタが鏡筒に固定されているニュートン反射」でのみおこる現象なので、屈折や小型カセグレン系の鏡筒ではファインダーの向きがちょっと問題になるくらいだ。

ただし10cm短焦点反射に限り、この問題を回避する方法がある。下の画像のようにアームを倒すのだ。
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これで普通の使い方ができる。ちょっとぶれやすくなるけど、この程度までは許容範囲だ。

モバイルポルタはミニポルタよりも約400グラム軽くて2.2㎏(実測値)。10cm短焦点反射とセットだとこれまでの最軽量だ。ただし三脚がミニポルタとほぼ同じ73cm程度なので、海外旅行に持って行く大型スーツケースでないと入らないのが難点。

また、軽量化で強度が下がるのではと不安になるが、ミニポルタもぶれやすく、大差ない。重い鏡筒や長い鏡筒を載せるには無理がある。

10cm短焦点反射が載せられる最大口径のような気がするが、架台だけを中古で入手したので、セット販売されている長い7cm屈折ではどうなのか試してない。今度試してみたい。

by anettait | 2019-12-03 23:58 | 天体望遠鏡 | Comments(0)  

旅行用望遠鏡を考える(3)SE-AT100N鏡筒 + ミニポルタ

今回は超軽量のセット、ケンコーSE-AT100N鏡筒とビクセンのミニポルタ経緯台だ。
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なんとセットで4㎏しかない。とても軽い。ミニポルタは2.6kgだが、鏡筒がすごく軽いので、ぶれやすいミニポルタでも問題はない。いい組み合わせだと思う。

鏡筒の性能は以前記事にしてあるが、口径10cmの短焦点反射(F4)としてはそこそこの性能。土星の環は4mmか5mmのアイピースでしっかり確認できるので、旅行用としてはまあ使える。撮影は難しいけど。

問題はミニポルタの三脚が長いこと。架台は取り外せるが、三脚部だけで73cmくらい。海外旅行用の大きいスーツケースには対角線に十分入るが、機内に預けられるサイズのものには無理だ。

口径10cmの短焦点反射を持って行くのに大型のスーツケースを準備するのも何か違う気がする。ミニポルタの架台が載せられるコンパクトな三脚があればいいのだが・・・。

ところでミニポルタはすでに販売終了となっていて、現行機種はモバイルポルタだ。こちらもすでに入手済みなので、そのうちレポートしたい。



by anettait | 2019-12-02 00:50 | 天体望遠鏡 | Comments(0)  

なんちゃって200ssで撮影テスト

天気が良かったのでなんちゃって200ssで撮影テストをした。空の暗い場所まで行こうかと思ったが、子供キャンプに星を見せに行ったのでクタクタで、自宅での撮影にした。
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今回は風の影響を減らしたかったので、ビクセンGPD赤道儀を使用した。おかげでゆれは少なかった。
フランジバックの関係でカメラの取り付け位置がずれやすい部分になり、片ボケしている。
それよりも重大な欠点に気がついた。下の画像を見てもらえばわかるが、周辺減光が偏っている。
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おそらく斜鏡の位置が適切ではない。上の画像は初期型のバーダーコマコレクターを使った結果周辺減光が目立ってしまったんだが、おかげで撮影中にこの偏りに気がついた。

ぎりぎりAZ-GTiに載せられるほど軽い(ただしバランスウェイト必須)のは魅力だが、鏡筒先端のリングがないため開口部が楕円になっていて星像がきれいじゃないし、斜鏡の位置はこれ以上筒先側には動かせないし、斜鏡の固定が不安定なためか光軸が狂いやすいので、実用になりそうにない。元の筒に戻した方がいいような気がする。
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最後にAZ-GTiに載せてみたが、この日は導入精度はあまり良くなかった。載るけど過積載みたいな感じだな。

by anettait | 2019-10-27 22:27 | 天体望遠鏡 | Comments(0)  

BKP130は割と倒れやすい

先日、撮影に行こうとSkywatcherBPK130を出した。口径13cmF5の小型軽量ニュートン反射鏡筒だ。
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車に乗せようと地面に立てて置いて、車のハッチを開けたら鏡筒がいきなり倒れた。
たいしたダメージはなかったが、もう1回立てたらまた倒れた。そこは地面がほんの少し傾斜していた。
今まで倒れた鏡筒などなかったので、油断していた。
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上の画像はBKP130鏡筒の底、光軸修正ネジが出ている部分。ねじが意外に長いが、問題は口径が小さいためねじとねじの間隔が狭く、20cmなどに比べて非常に倒れやすくなっているような気がする。接眼部の重量など、鏡筒の重心の関係もあると思う。

この鏡筒は寝かしておくべきだ。撮影地が少し傾斜していた場合、立てて置いたら準備の段階で簡単に倒れそうだ。

反射鏡筒を立てて置くのが私の習慣みたいになっているが、自分が忘れないように記録しておく。

結局その晩は雲が多くて撮影出来なかった。実に残念だが、倒れた影響が出ているのかをチェックするためにも1度きちんと撮影してみなくてはならない。



by anettait | 2019-10-10 21:56 | 天体望遠鏡 | Comments(2)  

なんちゃってR200SSの筒で遊ぶ(2) AZ-GTiに載せて月を撮る

晴れたので「なんちゃってR200SS」(と命名した)で月を撮ってみた。架台はAZ-GTi。
鏡筒が7㎏なので、明らかに重量オーバー。メーカーでは5㎏までとしている。しかしバランスウェイトをつけて使ったらちゃんと月を導入した。バランスウェイトなしでは倒れやすくなり危険かも。
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今回は延長筒を使わなかったのでバーローレンズがずれたのか、微妙に片ボケしている。
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重量オーバーなので風ですぐ揺れる。観望会で使うには厳しい組み合わせだな。
自分ひとりならどうにでもなるけど。


by anettait | 2019-09-19 23:20 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

ビクセンR200SSの筒で遊ぶ

先日、ビクセンの短焦点ニュートン反射、R200SSの筒だけを入手した。もちろん中古。

旅行用望遠鏡の部品にする予定だったが、アルミ製で軽かったので、ちょっと気が変わって、以前から持っているが重くて使わないGINJI-200FNの部品を付けてみることにした。
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スペックはまったく同じ200mmF4ニュートンなので、もしかしたら部品の共用ができるかも、という気がしたのだ。
鏡筒の直径はほぼ同じなので、主鏡セルはきついけど入った。接眼部は取り付けのねじ穴の位置が微妙に違うが何とかなった。
問題は斜鏡セルだ。R200SSはトップリングと斜鏡スパイダーが一体化している構造なのでGINJIとは共用できないし、その部品もない。でもGINJIのスパイダーはR200SSの筒にドリルで穴を開けたら簡単についた。接眼部との位置関係も問題なさそうだった。
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2時間程度で部品交換はできた。ただ、R200SSで特徴的なスパイダー一体型トップリングがないので、筒先がゆがんで円になってない。GINJIのトップリングは筒先の長さが足りず取り付け困難。ここは後で考えるとしよう。
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ここまでやって、重量を計ってみた。GINJI-200FNは光学系、鏡筒バンド込みで8.6㎏(カタログ値)。今回のR200SSもどきは光学系込みで7.0kg。この差は筒本体が鉄かアルミかの違いにある。それにトップリングのあるなし。

本家ビクセンのR200SSは7.2㎏(カタログ値)。なんだか強度を考えたらR200SSの中古を買えよという結論になりそうだ。しかし今回はちょっと違う。このアルミ筒はスーツケースに入れるには1cmだけ長いので、その分をカットして完成なのだ。お金をかけてちゃんとした筒を買ってカットするのは気が引ける。
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せっかくなので雲越しに月を撮ってみた。ミラーレスでは延長筒が必要な構造になっていて、やや使いにくい。一眼レフでの撮影を想定した鏡筒なので仕方ないが、鏡筒を1cmカットするともっと使いにくくなりそうで、ちょっと考えてしまう。

by anettait | 2019-09-16 23:51 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

Ninja320で木星土星M57を撮る

さて今日も休みだったのでNinja320の主鏡を組み直して、木星と土星を撮影した。
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光軸は木星の衛星で調整。割とちゃんと合わせた。でもシーイングはもうひとつで、ポンセットマウントのセッティングもいまいち。撮影結果もよくない。
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土星も写野からあっという間に逃げてしまい、この画像は170コマの短い動画から作った。その割には写りはいい。
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透明度は良かったので星雲はどうかとM57を撮ってみたが、風が強くてぶれてしまい、4秒露出で成功した2コマだけをコンポジット。光害地だが色が出ているのでよしとする。青すぎるけど。

M57も木星土星も眼視では昨日よりもよく見えていたが、この直後に大きな雨雲が来て撤収。自宅なのですぐに片づけられるのは楽だ。本当は空の暗い場所で撮影するつもりだったが、天気もいまいちだし腰も完全ではないので我慢した。

Ninja320は実にいい望遠鏡だと再認識した。性能は確かだし腰にやさしいし組み立て分解があっという間だ。Ninja400か500も製造中止前に買っておけばよかった。でもすぐに買える値段ではなかったし、10年前は腰も痛くなかったし。

by anettait | 2019-08-26 01:44 | Ninja320 | Comments(0)  

使用望遠鏡がだんだん小さくなる話

最近使用する望遠鏡の口径がだんだん小さくなってきた。
理由はもちろん腰痛だ。重い望遠鏡が持てない、いや持つ気がしない。
今月初めまでは口径50㎝を使っていたが、前回は25㎝と20㎝、今回はついに13㎝だ。
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スカイウォッチャーの口径13㎝ニュートン反射を同社のAZ-GTiに載せたもの。
軽くて非常に快適。ただし今回はなぜか導入精度は悪かった。

まずファインダーでM57を導入して撮影してみた。焦点距離650㎜では小さくしか写らない。
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仕方がないのでM57の部分を等倍切り出し。露出4秒なのに、なんと中心星らしきものが写っている?写っているコマが2に対し写ってないコマ多数なので、これは調査が必要。
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ついでに月も撮った。なかなかシャープだがやっぱり小さい。
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だからトリミング。こちらは等倍ではなく70パーセントくらいに縮小した。
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土星も見たんだが、撮影はしてない。200倍でなかなかシャープに見えた。高倍率ではピント合わせでぶれるので、マイクロフォーカス接眼部がとても便利。

離島などに持っていくにはとてもいい組み合わせ。でも撮影するならスカイメモRS持って行った方がいい結果になりそうなのは確かだ。撮影だけなら。

腰痛は良くなっているのだが、重い大口径はまだちょっとこわい。



by anettait | 2019-08-22 23:33 | 天体望遠鏡 | Comments(4)  

DOB GOTO8で月を撮る

やっと晴れたので、自動導入のDOBGOTO8を出して、月を撮影してみた。
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直焦点はなかなかシャープ。2倍バーローでも撮影した。
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主鏡はF6なので像もシャープだ。なかなかいいが、追尾は安定したりしなかったり。南西と東の方向に鏡筒を向けると、カタッ、カタッと追尾が引っかかるような音がする。一応追尾はしているが間欠的というか、何か引っかかっている感じ。
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今回は光軸は割と合っていた。鏡筒の伸ばし方で変わる可能性も十分ある。
追尾が安定してくれると非常にいい機材になるのだが。


by anettait | 2019-03-20 00:02 | 自動導入機 | Comments(0)  

AZ-GTiで遊ぶ(9) ミード150Makを載せてみる

晴れたので、久しぶりにミードの15㎝マクストフカセグレン、150Makを載せて使ってみた。
販売元のデータでは5.1kgだが、2インチ天頂ミラーが重いのでもう少し重いはず。経緯台の搭載重量を少し超えるので、最初からバランスウェイトを使った。
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かなり重そうだが、とりあえずちゃんと動く。自動導入で目標天体はファインダーの視野内には十分入るが、アイピースの視野内には入ったり少しずれていたり。
焦点距離が1800mmもあるので、15cm短焦点ニュートンと同じアイピースを使っても倍率は2倍以上高くなるので視野に入りにくいのは仕方がない。25mmアイピースで73倍になるのだから。
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ファインダーの位置が下になるので、その点は不利だが使えないことはない。ただ倍率が高くなりがちなのでファインダーは大事だ。使いやすい位置にファインダーを付けた方がいい。
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もうひとつ気になったのが、鏡筒が太いためにアリガタを固定するネジが鏡筒に干渉して締めにくいこと。長いネジに変えれば大丈夫。

実際に天体を見てみると、250倍くらいの高倍率で微振動が気になる。5mmアイピースで360倍になるとリゲルの伴星はよく見えるが、ひどい振動だ。焦点距離が長いせいで倍率がやたらと高くなりすぎる。重量オーバーと太い鏡筒、長い焦点距離はすべて風の影響を受けやすく、この架台には厳しい。

マクストフカセグレンなら127mmまでにした方が実用的だし、15㎝を使うならビクセンの軽量15㎝ニュートン(昔のやつ)がぎりぎり許容範囲で、余裕を持ってニュートンを使うなら13㎝程度にした方がいいと思う。

150Makを使いたいなら高倍率で惑星を見たいし、倍率を抑えてAZ-GTiで使うのはあまり意味がないと思うのだ。150Makにはもう少し大きい架台が必要だ。


by anettait | 2019-03-16 22:27 | 自動導入機 | Comments(0)