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2008年プラネタリウムの旅(その4)

 さいたま市宇宙劇場に15年ぶりに行ってきた。確か以前は「大宮市宇宙劇場」だったと思うが、市の合併で名称が変わったのだと思う。

 まぬけなことに、場所を覚えているつもりが駅の西と東を取り違えてしまい、迷った迷った。携帯のGPSの地図でも探せず、商店街の本屋にあった観光ガイドブックでやっと見つける。本屋で目的地を探す方法は10年ほど前まで普通に使っていたのに、インターネットに頼るようになってから忘れてしまっていた。
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 とにかく目的地に到着。電車を降りてから1時間もたってしまっていた。番組は2本見るつもりが結局1本になった。もっとちゃんと下調べをしなくてはいかん。

 宇宙劇場の入り口にはKAGAYA画伯の絵が書いてあった。科学館でよく売られている「12星座定規」に描かれている絵の大きなものものもあった。
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 冬休み中ではあるが、平日夕方の投影のせいか、お客さんは客席の4分の1以下。もう日が落ちる時間だし、こんなものかも。

 「星から落ちてきたネコ」は一般市民が作ったプログラムとして天文雑誌「星ナビ」2月号に紹介されていた。それを読んで今回見ることにしたのだが、記事によると、「講座が始まってから番組が完成するまでに2年かかった」とのこと。原案もまったくないところからスタートしたようで、参加者23名の意見をまとめるのは大変だったろうと想像できる。

 オート番組なのでプログラムも作らないといけないし、絵も手書き、せりふを作ってナレーションもこのメンバーで、というから大変だったと思う。

 内容は子ども向けの番組だった。驚いたのはエンディングの歌。これもこのメンバーが作詞作曲、歌もピアノも、ということらしいが、とても上手だったし曲もよかった。正直、プロが歌っているのかと思った。

 この日はサンシャインプラネタリウムとはしごして見たので、朝から食事をするひまがなかった。宇宙劇場に入る直前に急いで食べた天丼が合わなくて、投影終了後気分が悪くなってしまい、その後の投影「星空の生解説」は見ないで帰った。もしこれ以上気分が悪くなったら、東京のホテルまでたどり着ける自信がなかったのだ。この日は単独行動で、助手たちは千葉にあるねずみの国に行っていて、助けを求めるわけにもいかなかったのだ。

by anettait | 2008-01-14 16:16 | プラネタリウム関係 | Comments(0)  

2008年プラネタリウムの旅(その3)

 千葉に行った翌日は、サンシャインプラネタリウム「満天」へ行ってみた。ここは去年5月に行ったばかりだが、その後11月頃にリニューアルされたとのことで、そのうち行ってみなくてはと考えていた。

 いつだったかゴールデンウィークに行った時、1時間待ちでつまらない(私の好みでない)番組を見せられたことがあって、正月休みに行くのは心配だった。しかし早い時間の投影だったこともあって、ちょっと込んでいたがすんなり入れた。
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 今月の投影はポスターにあるとおり、この3種類。まず「恋するオーロラ・山崎まさよし×満天」という番組。オーロラがテーマの番組はたぶん初めてなので、ちょっと期待していた。

 実際に見てみると、映像、音楽ともに良かったので一応満足。ただ、オーロラの実物を見たことがないので、本物と比較してどうだったということはできない。ナレーションの声もよかった。

 こちらはコニカミノルタの直営館で、投影機も当然コニカミノルタ製。こちらも光学式とデジタル式のハイブリッドだ。デジタルの星空はなんとなく天体写真風だが、いやみのないもの。光学とデジタルの切り替えは、やはりわかってしまうががっかりするものではない。光学式の星空もきれいだ。入り口のロッカーに「星空を超える美しさ」とあったが、そこまではいかなくても「イメージの星空を演出している」という点では成功していると思う。下の画像がエレベータを降りた近くにあるロッカー。
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 本当は他を回る予定だったが、次の「PASSPORT TO THE UNIVERSE」はアメリカで大人気だというアナウンスを聞いて見る気になった。製作(?)があのニューヨーク自然史博物館(だったはず)というのもポイントが高い(不確かだが)。15年近く前にニューヨークで見たプラネタリウムをちょっと思い出した。「恋するオーロラ」を見終わったらすぐにチケットを買い、また中に入った。今回はお昼過ぎだったせいか満席に近い。

 同時上映の「WINTER SKY」とのつながりもよく、番組もなかなかよかったが、ちょっと期待しすぎたようだった。中身は割と天文学だった。

 番組は3種類やっていたが、ヒーリング番組は夜だけ。このあとは別の予定があったので、見られなかったのは残念だった。

 「満天」の番組はこれまでの伝統的なプラネタリウム番組である「星座解説」よりは、デジタル映像と星空を融合させ、映像としての美しさを追求しているような気がする。もちろんその中には良い音楽も必須条件となっていると思う。「銀河鉄道の夜」はその代表だし、5月に見たゴスペラーズのオーストラリアの番組もそうだ。もちろん今回の山崎まさよしも。

 天文現象や星空の物語などを、美しい映像で、美しい音楽とともに見せるというやりかたはとてもいい。それができるということで、いろいろな可能性が出てくる。いつでもそういうものを見ることが出来るという点だけは、大都会がうらやましいと思う。

 ところでリニューアルした点を確認するつもりだったが、いったいどこが変わったのかよくわからなかった。前回がどうだったのかよく覚えていなかったのが原因だと思うが。

by anettait | 2008-01-09 00:46 | プラネタリウム関係 | Comments(0)  

2008年プラネタリウムの旅(その2)

 去年オープンしたばかりの千葉市科学館へ行った。ここには五藤光学が誇る最新鋭機「ケイロン」がある。ケイロンは投影する星の数がメガスターⅡよりも多いとのことで、興味があった。ケイロン1号機がある鹿児島にいくつもりだったが、なかなか鹿児島には行けず、千葉になった。

 プラネタリウムより先に、1階でおこなわれているサイエンスショーを見た。ショーをするお姉さんは、とても上手だった。見ている子どもたちに手伝わせるなど、進行や内容もよかった。参加している子どもはほとんどが小学生かそれ以下。中学生でも楽しめると思う。
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 その後、同じ場所で工作コーナーに参加。滑石を磨くのとすぐ上がるタコを作るのと2種類あった。参加費どちらも100円。参加者は小学校低学年が多かった。指導する人数は十分いたが、滑石磨きは小さい子には時間がかかりすぎるようだった。タコは簡単。

 プラネタリウムは2本続けてみたが、さすが最新鋭機。光学式もデジタル式も、すばらしい星空だった。1000万個の星空といっても、それほど不自然ではなかった。光学式は、星そのものが明るかったが、天の川は控えめ。だから自然に見えたのかも。

 デジタル式も、少し前の機種に比べても本物の星に近くなった。ただし光学式の出来がいいため、光学とデジタルを切り替えると、やはりわかってしまう。ただし以前の機種のような、「デジタルに切り替えたら星が肥大してがっかり」というものではない。

 ドームの直径は20m以上あり、広々としているが2回ともほぼ満席。席も大きくて、アームレストが太いので隣の人との間隔も十分。しかし席数はその分少なくなるはず。ドームが大きいから出来ると思う。

 投影の内容もよかった。今回は子ども向け番組も見たので、助手2号も満足したようだった。
千葉市郷土博物館(なんと建物がお城の形!)時代の投影機がプラネタリウムの入り口に飾ってあるが、まだ新しそう。でも町田のよりは古い。10mドーム用だが、久茂地のものより小さい。
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 千葉市科学館の展示は、いろいろなものがあって全部を詳しく見ることが出来なかった。とりあえずすべての階をまわったが、それぞれの階に工作コーナーがあって、ちゃんと指導者が数人いて、人数限定で子どもたちに工作を指導していた。うちはプラネタリウムを2本見たせいで、この人数制限の中に入れなかったのは残念。

 展示物で良かったのは、古い天球儀や古い天文書。確か郷土博物館に収蔵されていたはずだが、ここに展示されていた。数年前の天文雑誌に載っていて、いつか行こうと思っていたがすでに忘れていた。また、電気や機械関係の展示もよかった。といってもなつかしい古いラジオやテレビが並べてある部分がよかったので、これは人によって評価が分かれるかも。
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 この科学館、見た目もすごい。外から見ると、プラネタリウムのドームが球体をしていて、それが建物の中に浮いているように見える。もちろんしっかり作られているはずなので落ちてくることはないだろうが、その下で工作やらサイエンスショーをしているので、気になる人はいるかも。

 なんだかんだで午前中から閉館の5時までいてしまった。5時だと沖縄と違い外は真っ暗。帰り道は寒かったけど、楽しかったからいいか。

by anettait | 2008-01-06 19:16 | プラネタリウム関係 | Comments(0)  

2008年プラネタリウムの旅(その1)

 去年の夏に行くつもりの家族旅行が、いろいろな事情で年を越してしまった。夏なら離島にいくつもりだったが、離島も冬は寒い。かといって豪雪地帯に行って雪に閉じ込められても仕方ない。ということで、今回もまた東京近郊でプラネタリウムめぐりをした。

 まずは今年3月末に閉館が決まっている東急町田スターホールに行った。2年ほど前に行った時、子ども番組の解説員のおねえさんが、子どもよりも大きな声で歌を歌っていたのに衝撃を受けた、すごい館である。その時の子ども番組はとても良かったが、今回は時間が合わず、「星空と音楽」の番組を見た(タイトル忘れた・・・)。

 内容、選曲ともに良かった。お客さんの入りは半分よりは少なかったが、日が落ちて寒くなってからの投影なので、こんなものかもしれない。しかも内容は大人向けだし。助手2号は番組中は少し退屈そうだった。今回の写真撮影は助手2号による。
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 施設はそこそこ古いし、最新の投影機に比べたら投影は地味に見えてしまう。しかし成人式を迎える若い人たちで作る番組(山梨のプラネタリウムフェスティバルで見た)や子ども番組など、とても意欲的で、いい内容のものを投影している。ここがもうすぐ閉館とは、実にさみしいことだ。

 閉館の理由は「施設の老朽化」らしい。投影機はまだそれほど古くないようだが、ドームは古いかも。都内や隣の神奈川県にはプラネタリウムがいくつもあり、競争が激しいのかもしれない。「電車で川崎市まで行けばいい」ということになるかも。でも保育園や小学校などの団体はそうはいかないはず。そうなると、ただでさえ星が見えない東京で、星空の教育の機会さえも奪ってしまうことになる。

 有志によって、新しいプラネタリウムを市に作ってもらおうと署名運動がされたようだ。すでにそれは終了していて、12月末に市の方へ陳情書といっしょに提出したとのこと。さて、どうなるのか。

 もし新しいプラネタリウムを作るとしても、現在のようなこじんまりとした、アットホームというか、暖かい雰囲気を残してほしいと思う。

 ところでこの投影機にはミラーボールが付いていた。たぶん雪投影機だと思うが、助手2号がめざとく見つけ撮影。
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by anettait | 2008-01-06 18:22 | プラネタリウム関係 | Comments(0)