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25cm鏡筒を作る!(ガンガン削れ!セルを削れ!)

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 セルがやや小さいのがわかったので、まずヤスリで削ってみた。やってみてすぐにわかったのだが、これでは手に負えない。

 翌日、近所のホームセンターに行って電動ドリルの先に付けられるヤスリのようなものを探した。そしたらグラインダーの小さいものが見つかったので買った。

 使ってみてわかったのだが、これはしばらく使うと目詰まりを起こし、役に立たなくなる。2個買って2日でだめになったが鏡はまだ入らない。

 やはり本格的なものを探さなくてはいけないと、ちょっと離れた大きなホームセンターに行くと、ちゃんとしたドリル用ヤスリがあった。買った。

 それからはすごい勢いでセルを削る削る。もちろん防護めがねをして、粉塵よけのマスクをして、音が近所に漏れないように窓を閉め、夜中まで削りまくる。
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 結局この工程で1週間近くかかった。手持ちのジャンクのレコードプレーヤーのターンテーブルで自作すれば1日か2日で終わったのに。新品のセルを買ってしまったので意地になってしまった。

 でもなんだかんだ言っているうちに鏡はどうにかセルに入るようになった。しかし削ったのは1,2ミリではなかったような気がする。
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# by anettait | 2007-05-05 22:41 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

新企画! 25cm鏡筒を作る!(鏡が来た。だけど・・・)

 今使っているディスカバリー社の45cm鏡はよく見える。38cmに絞っていることも大きいとは思うのだが、必要十分な精度だ。
 こうなってくるともっと大口径が欲しくなるが、予算の関係で今は無理なのはわかっている。また、最近読んだ昔の本によると、「自作した60cm望遠鏡の鏡の重さは60kg」などとあった。
これは一人で持てる重さではない。反射鏡は鏡面保護のため体に密着して運ぶことが難しい。人間を背負って運ぶのとはかなり違ってくるのだ。

 さらなる大口径は無理としても、ディスカバリー社の鏡の精度を確認したいなと考えていたところへ、中古のディスカバリー鏡らしきものをネット上で発見。
 この鏡を使って精度を確認しよう。いや、しなくてはならない。ということでさっそく購入。

 この素早い判断(何も考えない行動)があとでけっこう苦労することになるとは、この時はまったく気が付かなかった。

 さて、主鏡が届くとまずメッキを確認。中古だがきれいだ。問題ない。ガラス材もきれいな青色をしている。えっ、青色・・・これって青板?
 最近売られている主鏡で20センチ以上のものは、材質は低膨張ガラス(パイレックスなど)というのが一般的だ。正直な話、青板ガラスのことはすっかり忘れていた。しかしディスカバリー社では青板ガラス(ソーダガラス)で30cmクラスまで売っているとホームページに出ていた。一時期、40cmクラスのものも売っていたような気がする。

 ややショックを受けたが、精度は問題がないはず。ホームページにそうあるような気がする。英語なので確実ではないが。
 
 とにかく鏡が手に入ったので鏡筒を作らねばなるまい。主鏡セルはどうしよう。自作しようかと考えていたが、主鏡直径を計ったら笠井トレーディングで売っている25cm用主鏡セルが使えそうだ。さっそくメールで注文。

 2,3日して主鏡セルも届いた。さっそく主鏡に合わせてみる。ところがなんと、主鏡の方が大きい。いや、セルが小さい。とにかく、もうちょいのところで入らないのだ。セルの個体差かもしれないと笠井トレーディングに問い合わせのメールを出そうかとも考えたが、メーカー違いのものがサイズが合わなくても笠井トレーディングには何の責任もない。
 
 返品するわけにもいかず、セルはアルミだしせいぜい1,2mmの違いだし、ということでセルをヤスリで削ってしまうことにした。

 あとで振り返ってみると、これってけっこう無茶だった。でもこの時点ではまったくそう思っていなかった。
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# by anettait | 2007-05-05 21:46 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

ナスミス風鏡筒への改造実験

 自作中のニュートン鏡筒は、低空の木星撮影の時は少しの光軸修正が必要なこともあるが、ほぼ問題なく使えるようになった。接眼部の電動化が終わればほぼ完成といっていい。

 ここまでくるとなんだか自作の意欲が衰えてくる。これは梅雨に入って(梅雨入り宣言はまだだが)撮影ができなくなっていることも大きい。接眼部を取り替えても調整ができない。

 というわけで、連休でもあるのでちょっと変わった改造に挑戦してみた。副鏡を凸面鏡に取り替えてみるのだ。このままではカセグレンになるが、主鏡に穴が開いていないのでこれでは見ることが出来ない。そこでもう一枚斜鏡を加えて鏡筒下部から横に引き出し、そこから望遠鏡を覗く。
 以前30cmドブソニアンでも実験したナスミス鏡筒風である。本来なら極軸から覗けるクーデにしたいところだが、赤道儀がそれに対応していない。今回はあくまで雰囲気だけである。しかしこれができれば接眼部が低い位置に来て覗きやすくなる。効果は30cmドブソニアンで実証済みである。ただし焦点距離が飛躍的に長くなるので(約4倍)低倍率は出なくなるのが難点。


 さて、副鏡はやはり以前作った30cmドブソニアンと同じもの。シュミカセの副鏡?ということでジャンクで出ていたが、だとすると口径25cmクラスのものか。しかし手持ちのミード25cmと比較すると明らかに違う。C8とも違う。もしかしたらビクセンのVCあたりのものか。
 ありあわせの材料なのでニュートンほどの像はもちろん期待できないが、どう見えるかにも興味がある。

 とにかく副鏡セルを作った。これは100円ショップにあったドーナツの型を使った。光軸調整装置はニュートン用の斜鏡についていたものをそのまま使う。4点調整なのでとても使いやすい。
材料は以前から考えてあったのだが、実際の作業は3時間もかかった。

 副鏡押さえはステップアップリング77mm→82mmを使い、ガムテープで仮止めする。スパイダーはニュートンのものをそのまま使う。

 第2副鏡は笠井トレーディングで買った短径50mmのものに40cm用スパイダーを組み合わせた。スパイダーはこのために発売直後に入手してあった。この作業は30分程度。

 さて、鏡筒が組みあがったところでおおまかな光軸調整。それぞれの副鏡が中心にくるようにする。

 てきとうに調整したら急いでドームのスリットを空ける。夕方から急に雲が切れて、南の空には大きな月が出ているのだ。とにかくファーストライトだ!接眼部はまだ付いていないけど。

 月の導入は主鏡の反射光が副鏡に当たるようにしておこなう。開放鏡筒だからそのあたりは簡単。合っていないファインダーよりは確実だ。

 さて、低倍率用の2インチアイピースを手持ちで第2副鏡を覗いてみる。・・・真っ白なだけで何も見えない。こりゃ変だ。焦点像を白い紙に写そうとすると、ぼんやりした白い光が映るだけでピントを結ばない。うす曇の雲のせいではないようだ。同架した8cmでは月の模様は見えている。

 すぐに副鏡の位置関係が悪いということに気がついた。副鏡を移動させてあれこれ試してみる。だんだん焦点像が月の形になっていく。しかし雲も厚くなっていく。そのうち霧雨のようなものが落ちてくる。

 結局時間切れで調整はあきらめた。そもそも光学的な裏づけなしで現物あわせでこんな面倒なものを作ろうとする方に無理がある。もちろんわかっていてやっているのだが、次はもう少し天気の安定した時期にやってみたい。
 今は晴れれば土星と木星を撮影するので、またニュートン斜鏡に戻して今回の実験を終わった。
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# by anettait | 2007-04-30 12:41 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

斜鏡とスパイダー

 ニュートン式反射望遠鏡の斜鏡は楕円形をしていて、その大きさは短径(短い方の長さ)であらわす。現在使用している斜鏡は短径79ミリ。惑星専用の口径38cm用としてはそこそこ小さい。おかげでシュミカセなどよりもはるかにコントラストの高い惑星像を見ることができる。

 一般に惑星用反射望遠鏡では斜鏡(カセグレン式では副鏡)は小さいほどよいとされている。ニュートン式では短径が主鏡の直径の25パーセントを超えると高倍率性能が落ちると言われ、できれば20パーセント程度がいいとされている。20パーセントより小さいものもあるし、それはそれでよく見えるようだが、F値によっては筒外焦点距離の関係で今度は使用するカメラに制限が出たりする。一眼レフカメラでピントが合わない、など。

 この望遠鏡は斜鏡短径が21パーセント、たぶん一眼レフでピントが合うぎりぎりの大きさだと思うけど高倍率性能もいいし、ちょうどバランスが取れた大きさだと考えている。

 主鏡にも精度があるように、斜鏡にも製品によって精度が違うらしい。高精度をうたうメーカーのものは一般に高価だ。製造したメーカーによってランク付けがあるような気がするが、このディスカバリー社はそこそこいい方らしい。展示処分品を買ったので安くて精度もよさそうで(確認はしてないが)満足している。

 斜鏡セルは確か展示品だったような気がするがよく覚えていない。特に問題はない。調整ねじ4本タイプで使いやすい。

 スパイダーはアメリカ製でオーダーメイドのもの。薄い鉄板でできていて、惑星像への影響を極力減らすようにできている。
 しかしこのスパイダー、注文してなんと10ヶ月もかかった。忘れた頃に着いてびっくりした。せっかくのオーダーメイドなので、もう少し長いものにしておけばよかったと思っている。アルミ角パイプで鏡筒を作った場合、角パイプの太さの分鏡筒が大きくなるので、スパイダーの長さがやや不足している。ねじで延長しているけど。

 けっこう適当に集めた部品だけど、うまくいって満足している。
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# by anettait | 2007-04-11 00:05 | 自作望遠鏡 | Comments(2)  

接眼部の電動化

 長い間の懸案事項であった接眼部の電動化に、ついに取り掛かることになった。接眼部は前から使っている軽い方のクレイフォード接眼部。モーターは国際光器から定価で買ったもの。

 長い間悩んでいた割には実際に要したのは約30分。ゴムの輪っかをモーター軸につけるのに手間取らなければ20分もかからない。

 作業して思ったことは、取り付け金具はホワイティドブ専用なので、当たり前だがこの接眼部にぴったりとは合わない。ドロチューブのまさつ調整用ねじでモーター取り付け金具を固定できるが、ドロチューブ固定ねじのねじ穴が金具に隠れてしまい、ドロチューブを固定できなくなる、

 モーターフォーカサーでドロチューブを動かすので、固定する必要はないような気がするし、実際NGT-18もシュミカセ用も固定ねじはついていない。
 しかしドロチューブを手で押してみると、簡単に動いてしまう。これではビデオカメラをつけた時に使い物にならないかもしれない。カメラの重さで勝手にピントがずれそうだ。

 結局もうひとつの接眼部にも付けてみて、重さで動きにくい方を選ぶことにしたが、ホワイティドブ用接眼部を付けるとなると鏡筒に取り付け穴を開けなおさなくてはならない。
 面倒だ。何が面倒かというと、そのためには推定50キロもある鏡筒を赤道儀から降ろさなくてはいけないからだ。

 ということで、これも次のまとまった休みの日にやることにする。シュミカセの位置変更もまだなので、それと合わせて一気に作業してしまおう。あっ、主鏡セルの3度目の手直しも一緒に。こうなるとできるのはゴールデンウィークしかないか?しかし沖縄はその時期に梅雨に突入することはよくあるし・・・。完成しても使えないのではちょっと・・・。a0095470_22593962.jpg

# by anettait | 2007-04-10 23:03 | 自作望遠鏡 | Comments(0)