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DOB GOTO8の実力 木星を撮ってみた

ちょうど一週間前の話だが、ケレス食の翌日、梅雨前線の接近で雲は多いものの木星が見えたので、自動導入ドブソニアンDOBGOTO8の実力を見ようと木星を撮影してみた。
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展示品を安くで買ったためか高倍率での追尾が水平方向に間欠的で落ち着かないが、眼視ではけっこうよく見えている。ただし追尾がスムーズでなくクッ、クッと木星が横に動くので模様の詳細を落ち着いて見ることができない。
それでも何とかなだめすかして木星を撮影してみた。
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薄雲越しの撮影で画像処理が強めになってしまったが、けっこうよく写っている。口径20㎝F6の、現在の基準ではややFが長めなニュートン反射だが、口径の分の性能は十分出ている。この時はパソコンの調子も良くて、60秒間に静止画にして4000コマくらい撮影できた。惑星カメラASI290MC恐るべしである、調子がいい時限定だが。ひどい時は60秒間で500コマ程度というのもよくある。

いつもこのくらい見えれば、観望会用の望遠鏡としては十分すぎるくらいだ。惑星撮影用としても悪くない。まあシーイングにもよるが。いやすべてはシーイングが支配しているのだが。

ただし以前も書いたとおり鏡筒の構造には問題がある。光軸の調整ネジを手で回せるようにするか、この鏡筒の利点である伸縮式をあきらめて伸ばしっぱなしにしておかないと、標準のままでは伸縮させるたびに惑星撮影用に光軸を追い込むのにイライラすることになるだろう。特にシーイングが最高の日は気が狂いそうになるような予感がする。だから私は木星の衛星で光軸を追い込んで伸ばしっぱなしで置いてある。

架台の間欠的な追尾については、以前から使っているもう1台がいつのまにか直ってしまっていることから、ぐるぐる回していればそのうち何とかなるのかもしれない。でも来月初めには観望会に使うので、手っ取り早く販売店に聞いてみるのもいいかなとは思う。
このところ毎日雨で、望遠鏡を出せないので架台ぐるぐるができないし、ずっとこのままという可能性もあるからだ。

DOBGOTOシリーズをちゃんと使うつもりなら、クランプの付いた30㎝以上を勧めたい。重いけど導入精度がいいような気がする(客観的な証拠はない、気がする程度)し、光学系の性能は割といい。口径の暴力が楽しめる。30㎝、35㎝、40㎝と使ってみたが架台の間欠的な追尾は経験したことがない。クランプのない25㎝もまともに動いているから、今回の架台はたまたまハズレだったんだろう。

ここまで書いてきて、今使っている20㎝は水平回転のクランプネジに相当する部分を締めるか緩めるかすれば直るような気がしてきた。今度やってみよう。自己責任になるのだろうけど。早く晴れないかな。


by anettait | 2019-06-23 23:36 | 自動導入機 | Comments(0)  

夏至なのに梅雨は明けない

今年の梅雨明けは遅い。今日は夏至、いつもならそろそろ梅雨は明けているはずだ。少し珍しいことなので、梅雨明けの日も忘れずに記録しておこう。

明日は6月23日慰霊の日、天気予報は雨。この日が雨になるのは実に30年ぶりになるとテレビで言っていた。
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梅雨の間にドーム内の望遠鏡を載せ替えようと考えてたのだが、作業は途中で止まっている。画像にある30㎝シュミカセはすでに降ろしてあるが、今は何も載ってない状態だ。先日のケレス食はこんな感じでドームの望遠鏡が使えなかった。

あと1週間は梅雨が続くらしいので、とりあえず何か鏡筒を載せておかなくては。


by anettait | 2019-06-22 21:28 | 気象 | Comments(0)  

ケレス食を待つ間にα7Ⅲで撮った木星

先日のケレス食を待つ間に、拡大撮影の確認のため木星を撮ってみた。
拡大撮影にフルサイズデジカメは非常に不利なのだが、ケレス食を4K動画で撮ろうと思ったので…。

まずフルサイズだったかAPS-Cモードだったか忘れたけど、5倍バーローを使ったら画面全体に対して思ったより大きく写った。これならマイクロフォーサーズ使えばいい感じになるんじゃないか?
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ということで次は上の画像をトリミングしたもの。画像をクリックすると原寸大の画像が見られるはず。あまりいい画像ではないが、ミラーレスで惑星一枚撮りがどの程度かはわかってもらえると思う。大赤斑の上にある黒っぽい点はCMOS上のごみだと思う。
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先日アップした、この10分後の画像との比較で惑星用CMOSカメラの優位性もわかるはず。
まあこんなことして遊んでいたからバッテリーがなくなってケレス食をとり逃がしたわけなんだが…。

by anettait | 2019-06-18 22:13 | 惑星 | Comments(0)  

撮り逃がしたケレス食

先週の土曜日の夜、準惑星ケレスの食があった。情報源はアストロアーツの天文カレンダーのみで、食の詳しい時刻は不明だったが、ステラナビゲータ10で再現してみたら、だいたいの時刻はわかった。潜入はほぼ真夜中、0時43分頃だった。出現は1時30分過ぎ。
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梅雨の時期なので期待してなかったが、当日は雲は多いものの晴れた。これは見るしかないと思い、2時間以上も前に50㎝ドブソニアンを出して準備した。
この場合、ドームの中の赤道儀に載ったシュミカセを使うべきだったんだが、運悪く2台ともその前の週末に赤道儀から降ろしたばかりで、作業途中で腰が痛くなり放り出してあってどうにもならなかった。
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さて時間までは時々ケレスを確認しながら木星を撮影したりしていた。上のは50㎝でのテスト撮影。確か10年以上前に35㎝シュミカセでケレスを円盤像に撮影したことがあって、眼視でも丸く見えたような気がしたが、今回はシーイングが悪くて丸くは見えず、高倍率でのピント合わせで「恒星とは違い面積があるかも」と感じた程度だった。

さていよいよ本番15分前という時に、50㎝ドブが載ったポンセットマウントが止まった。なんとバッテリー切れだ。木星で遊びすぎた。そこはすぐにあきらめて予備のGOTOドブ20㎝を月に向けた。こちらは電源が別なので問題ない。いや焦点距離が短かすぎるという大問題があるんだが、仕方がない。もっとやっかいなのは2個の恒星でアライメントしないと追尾しないということで、いや北に向けてセットする簡易追尾の方法もあるのだがその時はすっかり忘れていた。

とにかくアライメントに時間を取られ、月に向けたのは食直前。やっとテスト撮影したらこんな感じだ。どこに写っているのという感じなのだが。
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撮影してすぐ画像確認。ケレスが写っているのを確認し、動画に切り替えて撮影したが拡大率が低すぎるしそもそも撮影が遅かったので、ケレスは確認できなかった。

テスト撮影の画像をコントラストを上げて中心部を拡大したら、ケレスらしきものが写っていた。画像に出ている時刻はカメラの時計の時刻で、正確な時刻は記録できなかった。自信はあまりないが、写っているのはたぶんケレスだと思う。
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今回は完全に準備不足というか油断大敵というか逃がした魚は大きかったというか、期待してなかったが撮れる条件はそろっていただけに残念だ。

GOTODOBに準惑星などのデータが入ってないことが今回わかったんだが、これもwifi化しておけばSynscanの方で何とかしてくれたかもしれない。まあ準備不足だな。

しかも7等級の星食は考えてみたら今まで1度も見たことはなかった。光度差が大きく、かなりの難物だったのは今回のことでよくわかった。満月の近くの7等級は探すのがけっこう難しい。しかもアストロアーツのスマートステラでは準惑星を表示させられなかった。その機能はあるのか?タブレット端末にはstellariumも入れてあったので、そちらを使って探した。

今回は失敗ばかりだったが、とても勉強になった。撮影を考えずに眼視に徹する方が星食は楽しいと思う。最初は出現まで見るつもりだったが、どっと疲れてあきらめてしまった。あの光度差では出る場所がわからないと見るのもかなり厳しかっただろうと思う。やはりドーム内の赤道儀に何か載せておくべきだった。

by anettait | 2019-06-18 00:46 | 惑星食 | Comments(0)  

梅雨の晴れ間はシーイングがいまいちだった

昨日は梅雨前線が南下したため、よく晴れた。沖縄にしては空気が乾燥して、さわやかな天気。
しかしさわやかの原因は北からの冷たい空気なので、シーイングは悪くなる。
50㎝ドブを組み立てて木星を見た瞬間、組み立てたことを後悔したほどだ。

でも気を取り直して撮影した。木星の高度が上がるにつれてシーイングも改善したので、地上にも何か原因があったんだろう。南中の頃にはそこそこいい感じになった。
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LRGBをやってみたくてL画像を撮影しようとしたらポンセットマウントが止まった。電源のバッテリーがカラになったのだ。そういえばずいぶん前から充電してない。そこで撮影終了。直後にシーイングはまた悪化したのでラッキーだった。

露出オーバーで大赤斑のうしろの部分が飛んでしまったが、梅雨の時期にそこそこ写ったからよしとしよう。週明けからまた雨らしい。

by anettait | 2019-06-16 17:30 | 惑星 | Comments(0)  

土砂降りなので木星画像を再処理してみた

梅雨だから仕方がないが、天気が悪い。時々土砂降り。
仕方がないので、6月6日に撮影した木星の画像を再処理してみた。
久しぶりにde-rotation処理をしてみた。
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今回は1分の動画3本からそれぞれ静止画を作り、それをde-rotation処理した。撮影時刻は動画3本のだいたい中間にした。世界時なので日付は1日前になっている。

まあ、画像は良くなっているような気はするが、もう少し良くなることを期待していた。
元画像がそこそこなら、そこそこの仕上がりになるんだろう。

この後に撮影したものも処理してみたが、シーイングが悪化してからの画像なので、たいして改善しなかった。

使い方はだいたいわかった。もっと画像処理の研究は必要だが、とりあえず天気が回復してもらわないと。


by anettait | 2019-06-10 01:03 | 惑星 | Comments(0)  

雲が多すぎて30分でギブアップ

晴れていたのでNEBULITE50を組み立てたら、どんどん雲が増えて木星が見えなくなった。
雲量8程度になったが、せっかく望遠鏡を組み立てたのでしばし待機。
雲間から短い動画を4,5本撮影したが、ピントを合わせるのも困難だった。
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でもシーイングは割と良かった。少なくとも昨夜よりは良かったので、雲がなければいい画像が撮れたはずだが・・・。
落ち着いて撮影できなかったのは残念だが、粘っても撮れそうになかった。

撤収は10分でできた。また今度がんばろう。


by anettait | 2019-06-07 01:29 | 惑星 | Comments(0)  

梅雨の晴れ間にNEBULITE

機能は梅雨の晴れ間で良く晴れたので、NEBULITE50で木星を撮影した。
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シーイングはそこそこだったが、南中前に急激に悪化した。
また、ハードディスクがいっぱいになり最後の方は録画スピードが極端に落ちたため、下の画像は1分間で750コマ程度しか取れなかった。
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でも画像処理のおかげでそこそこの画像になった。
組み立てにもポンセットマウントの扱いにもだんだん慣れてきたせいもある。

さてこれからまた撮影だ。今夜は昨日より雲が多いが、明日の夜からしばらくは梅雨空が戻ってくるらしいので撮っておかねば。


by anettait | 2019-06-06 23:22 | 惑星 | Comments(0)  

平成最後の大物買い NEBULITE50

令和がスタートしてすでに1か月になるが、平成の区切りとしてこれは書かなくてはなるまい(?)という意味のない書き出しだが、この望遠鏡については興味がある人もそこそこいるような気がするので、記録しておく。ちょっと長くなるがご容赦を。
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タイトルのものは、先月から木星撮影に使っている50㎝ドブソニアンだ。商品名はネビュライト50、NEBULITE50cm/F3.7と販売店には表記されている。国際光器で輸入販売しているもので、製造販売元はHubble Optics、香港の会社だったと思う。製造元の製品に国際光器で日本向けにいろいろアレンジというか修正指示を出して仕上げたもののようだ。上の画像は自作ポンセットマウントに載せた状態。

大口径なのでそれなりに高価だが、私は中古で入手した。人生は無限に続くわけではないので、欲しいものがあって買える状況なら、迷わず(いや少しは迷うが)買うことにしている。「中古は一期一会」というのは中古カメラの大家が言ったとかなんとかで、私もそう思う。
入手したもののなかなか使う機会がなくてしばらく放置してあったが、やっと最近使いだしたところだ。

口径が50㎝あるがパーツのひとつひとつが軽量でひとりで持てる範囲で、主鏡も50㎝にしては軽いので設置は楽。その主鏡がサンドイッチミラーで最大の特徴になっている。軽量で気温順応が早いというのが売り。確かに軽い。50㎝で17kgなのでひとりで運搬可能。

パーツや主鏡が軽いというのは自分自身の高齢化を考えた場合特に重要で、疲労困憊している撤収時の事故を防ぐ効果も大きいと思う。重い望遠鏡は10年後には部屋の置物になっているだろうし。

さてこの望遠鏡でどれだけ惑星が見えるのかに私は興味があった。ある程度ちゃんと見えれば、これを空の暗い場所に持って行った時に、星雲星団から惑星まで1台でこなせるから。惑星がちゃんと見えなければ、出先では惑星をあきらめるという残念なことになってしまう。
どうだったかは最近の撮影結果を見ればわかると思う。
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上の画像は木星の南中に近い時刻に手動追尾して撮影したもの。南中時なら惑星は横移動だけなので、拡大率を抑えれば写野の狭い惑星カメラでも何とか撮影できる。クオリティはあまり期待できないが。
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この画像はすでにブログに掲載済だが、星仲間にいただいた自作ポンセットマウントに載せて撮影したもの。極軸調整にすごく時間がかかったが、自宅の屋上なら再現性があるので、次からはすぐに撮影に入れるはず。この時は眼視でもすごくよく見えた。衛星2個には模様も眼視で確認できたが、焦点距離が短いのでナグラーズーム3mmでも616倍にしかならないのが難点。

さて使い勝手だが、F3.7という短焦点(焦点距離1850mm)なので脚立ではなく踏み台で十分だが、ポンセットマウントに載せると天頂付近では私は低い脚立が必要。

組み立てに約20分かかる。光軸修正は私は木星の衛星を使うので30分程度必要。簡単にレーザーで合わせる程度なら10分もかからない。つまり星雲星団を楽しむだけなら準備30分。惑星を見るなら調整に時間がかかるが、その間に主鏡の温度順応ができると考えれば、無駄な時間ではない。片付けは20分もかからない。

私の現在の車はゴルフ6で、60㎝ドブソニアンを載せるのは無理だが、これなら余裕で載せられる。たぶん軽自動車にも乗るような気がする。試してないが。

これに近い性能であまり高くないものとして、口径が10㎝小さいがskywatcherのDOB16がある。どうせ買うならGOTOがいい。重量はさほど変わらず自動導入できて新品価格でこれの半額。惑星はそこそこ見える(最接近の火星はそこそこ見えた)。ただし非常に重く、総重量は78kg。ひとりで運用するのは厳しいと思う。いちばんのハードルは鏡筒が35kgもあること。あれをひとりで架台に載せるのは私には無理だった。35㎝までなら可能だが。

ネビュライト50は、星雲星団と月惑星を1台で楽しめる軽量大口径ドブソニアンだ。撮影するにはポンセットマウントなどが必要だが、眼視用に作られているので撮影のハードルは高い。できればオーストラリアに持っていきたいが、重量制限と大きさ制限に引っかかるのが難点だ。


by anettait | 2019-06-02 14:18 | 天体望遠鏡 | Comments(4)  

梅雨が本気出してきた

ここ数日、すごい雨が降ることが多い。梅雨が本気になったようだ。

星が全く見えないかといえばそうではなく、梅雨前線が通過した少し後は明るい星は見えたりする。
しかし雲の間から見える星だし、いいシーイングはまったく期待できないので、望遠鏡は出さない。見ている間に降って来るかもと心配だし。
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去年もそうだったが、5月中旬までは梅雨の気配すらなく、5月後半から6月前半は断続的に土砂降りが来るというパターンだ。
以前はゴールデンウィーク後半から6月前半まで晴れ間が見えないほど曇りや雨が続いていたが、ちょっと変わってきたのか?

まあこのパターンは以前言われていた「男性的な梅雨」の極端なやつかなと思ったりもする。最近聞かないな、「男性的」という気象の表現。まあ時代の流れから当然か。アメリカも台風の女性名をやめて久しいし。
この梅雨のパターンに何か適当な表現はないだろうか。

by anettait | 2019-06-01 10:50 | 気象 | Comments(0)