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SkywatcherGOTO DOB10 でM104を撮ってみた

GOTOドブソニアンは自動導入・追尾ができるのが当たり前だ。しかし今回実際に火星や星雲を導入してみて、ちゃんと視野に入ってくるのに驚いてしまった。
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空が明るいので口径25cmでもM104はやっと見えるくらいだが、せっかくなので撮影してみた。
画像は直焦点撮影で10秒露出したものを2コマコンポジットしたもの。視野周辺をカットした。
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今回の試写ではシャッタースピードが10秒よりも長いのは、すべて流れた。上の駒は流れていないものを2枚コンポジットした。

木星を見ていて気が付いたのだが、アイピースの視野の中を非常にゆっくりと上下左右に木星が動いている(きちんと計算しているはずだが)望遠鏡が適当に動いて天体を視野の中に置いている。

初期設定の厳密さにもよるとは思うが、この望遠鏡で星雲などを撮影するには、いろいろと工夫が必要だろう。眼視に特化した望遠鏡にいろいろと求めるのも酷ではあるが。

※追記 追尾精度が悪いような印象を持った人がいるようなので、誤解のないように太字の部分を付け加えて多少書き直した。あくまで眼視用の経緯台なので、長時間露出時の写野回転など星雲星団撮影には向かないことは大前提である。その中でどこまで撮影できるかを追求しているわけだ。

by anettait | 2014-02-26 23:36 | 天体望遠鏡 | Comments(0)  

MIZAR 127mm F9.4 で撮影してみた

先月末のことだが、久しぶりにミザールの127mm屈折を出してみた。けっこうよく見えるが、対物レンズはアクロマートなので、長焦点F9.4とはいえ少しだけ色収差が出る。

40年も昔だと屈折はF15が基本だったが、それでも色収差が欠点と言われていた。それを考えるとF9.4でこれなら十分高性能だと思う。
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せっかくなので木星を撮影してみた。
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シーイングはそれほど良くなかったが、予想外によく写っている。ホワイトバランス設定が変なのか、撮影時は緑色だった木星を画像処理で調整した。口径127mmだと光量不足で強拡大できないのが残念なところ。

今月中旬には月も撮影してみた。まずはデジカメで撮ったままの画像。
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次に画像処理(アンシャープマスクとトーンカーブ調整)した画像。
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月のふちに赤とか青の色が付くのはアクロマートだから仕方がないか。

鏡筒が長いのでGP赤道儀だと苦しいが、GPDなら大丈夫。世間の「天体望遠鏡」のイメージどおり白くて長いので目立つ。そのせいか夏の観望会では人気があった。今年もまた活躍してくれると思う。

by anettait | 2014-02-22 22:24 | 屈折望遠鏡 | Comments(0)  

GOTOドブソニアンを使う

GOTOドブソニアンとは自動導入装置のついたドブソニアンのこと。五藤光学が作ったドブソニアンではない。

自動導入とは、見たい天体に望遠鏡が勝手に向いてくれるという、実に便利でおせっかいな機能だ。
天体の探し方を覚えないでこの機能に頼ると、望遠鏡の操作が上達しないと私も考えていた。

しかし天体は見たいが望遠鏡の操作は苦手という人には、十分役に立つ。ただし初期設定には最低限一等星をふたつ導入しないといけない機種が多いので、星のことがまったくわからない人が使うのは厳しい。

最新の機種のことはよく知らないので、もしかしたらフルオートで初期設定ができる機種があるかもしれないが、多くの機種がそうなるのはもう少し先のような気がする。

さて前置きが長くなったが、望遠鏡販売店の決算セールで自動導入ドブソニアンの架台だけが安く売っていたので、ついつい買ってしまった。もちろん最終目的は60cmドブソニアンの自動導入化だ。

ポンセットマウントも検討したが、ドブソニアン本体が2mを超えるため風に弱く、重心が高くなるポンセットマウントは危険な気がするから当面パスする。

さて、届いていきなり分解するのもなんだし、一応使ってみることにした。とりあえず倉庫にあった25cmドブソニアンの鏡筒を載せて使ってみる。なんとSkywatcher GOTO DOB10にそっくりだ。
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手前側の高度ベアリングを交換して架台に載せるようになっているので、鏡筒径が合えば純正鏡筒でなくても取り付けは可能なはずだ。架台への固定は大きなネジ1本だけだが、わりとしっかり固定できる。

コントローラーが英語なので(だから安かった)、日本語説明書もろくに見ないで初期設定。1回目はうまくいかなかったが2回目に成功。初期設定は惑星や月でも可能だが、面積の大きい月の場合は誤差が大きくなるかも。

導入精度は観望会には十分。しかしこの架台の本当にいいところはダブルエンコーダーになっている点だ。天体を導入後にたとえば子どもが鏡筒を動かしてしまった場合、ボタンひと押しで元の天体を導入してくれるのはすごい。もちろん高倍率の視野の真ん中とまではいかないだろうが、今回の試用では20mmアイピース約60倍の視野には入ってきた。

思ったよりも使いやすいので、明るい場所での観望会に威力を発揮しそうだ。ファインダーで見えない天王星や海王星も導入可能だ。というわけで分解せずに当分観望会で使ってみることにした。モーター音がうるさいけど。
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調子に乗って火星を撮影してみたが、シーイングが悪すぎて何が何だかわからない。

by anettait | 2014-02-20 00:05 | 天体望遠鏡 | Comments(0)  

60cmドブソニアン自作記(96) 満月を撮ってみた

満月を60cmで撮影してみた。ひとつ前の記事と同じ夜だが、25cmで撮影した4時間半ほど前になる。
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直焦点でも1コマには入りきれなかったので、上下2コマを別々に撮ってモザイク合成してみた。
25cmの方がシャープなのが悲しい。光量は十分すぎるほどあるのに。

この晩の光軸調整で、星雲星団を見るだけならなんとかなりそうな感じまでは追い込めた。木星はボケボケだったが。

主鏡セルをきちんと作らないといけないような気がしているんだが、主鏡が重すぎて気合が入らない。

by anettait | 2014-02-18 01:09 | 超大口径ドブソニアン | Comments(5)  

今年2番目に遠い満月

昨日は満月だった。日没直後、東の空から昇る時は大きく見えたが、ステラナビゲータVr.9で調べたら今年2番目に遠い満月だったので、本当は小さいはずだ。
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1番遠いのは先月の満月だが、今回とわずか3000km弱しか変わらない。地球ー月間の平均距離380000kmからするとわずか1パーセント以下の差。実に惜しい。
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昨日は夕方から快晴だったので、夜中まで60cmドブソニアンや他の望遠鏡で遊んでいた。満月の直焦点画像は60cmだとはみ出してしまうし光軸がきちんとしてないので、今回は25cmニュートン反射で撮影した。お手軽撮影にしては良く写った。

by anettait | 2014-02-17 00:17 | | Comments(0)  

2月15日の太陽面

休みの日に晴れたので、太陽を撮影。

今回のカメラはモノクロの空冷式ウェブカメラ?のようなOpticstarPL-131M、白黒でしか映らないカメラだ。
使うのは2回目になるが、なかなか扱いにくい。マニュアルでシャッタースピードを設定しても、撮影する時にはオート固定になってしまい、露出オーバーになる。

露出はオートと感度調整で解決したが、ファイルサイズが巨大すぎる。20秒の撮影で4ギガになる。動画を圧縮することも可能かもしれないが、画質悪化になりそうで、今回はパス。
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太陽面はコントラストよく写る。撮像素子が大きいので、太陽望遠鏡の直焦点(400mm)で太陽がちょうど良い大きさに移るので楽。

あとはプロミネンスをどうするかだ。ラチチュードが狭く、プロミネンスを写そうとすれば太陽面は真っ白。
露出オーバーの動画を同時に撮影してみたが、こちらはマニュアル露出にしたためか、10000コマの動画になってしまい、画像処理に時間がかかりすぎてギブアップ。別の方法を考えたい。ちなみに上の画像は700コマ程度。

by anettait | 2014-02-16 13:29 | 太陽 | Comments(0)  

片持ちフォーク式赤道儀の試作(3) 実際に使ってみた

片持ちフォーク式赤道儀を作ってから晴れない。沖縄の冬はこんなものだが、今年はこれまでよく晴れていただけに、ちょっと肩すかしの感じだ。

今日も朝は曇っていたが、お昼に少しだけ太陽が見えたので実際に使ってみた。
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ちょうどお昼の時間だが、フォーク式赤道儀だけあって、子午線通過も楽々。バランスウエイトがないので準備片づけも早い。

しかし使ってみないとわからなかった問題点も。なんとポルタ微動部にひどいアソビがあった。元が中古だけに文句も言えないが、ちょっと残念。昼間は北極星も見えないので、赤緯微動は必要なんだが。
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太陽画像も撮影したが、雲が流れていてぱっとしない画像になった。

by anettait | 2014-02-08 15:41 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

片持ちフォーク式赤道義の試作(2)

中古望遠鏡ショップのサイトに、ビクセンGP赤道儀用の片持ちフォーク式ユニットが出ていた。
フォーク式赤道儀は子午線付近の観測がやりやすいので、太陽や惑星の観測に向いている。
今回の部品はGP赤道儀の赤緯ユニットと交換すればフォーク式赤道儀になるというもの。

少し前から太陽望遠鏡にフォーク式赤道儀を使いたいと考えていたため、高めだったが買うべきか真剣に悩んだ。しかし掲載されている画像を見ると、使われている部品の半分はすでに手元にあるものだ。他も何とかなりそう。

というわけで、今回は買わずに自作することにした。数年前に試作したこともあったが、あれは実用にならなかった。

問題はフォーク部分だ。ある程度剛性があって直角になっていて軽い金属部品。前回はここで失敗した。
それを踏まえて手元にある部品で使えそうなものを集めてみたら、なんと2時間で形になった。
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L型のフォーク部分はポルタに10cmクラス大型双眼鏡を載せるためのL型プレートだ。
アリガタの部分に横長の穴が開いているので、GP赤道儀のネジ穴に簡単に合わせられる。
微動部分はポルタに付いている微動ユニット。鏡筒取り付けのアリミゾもビクセン純正。
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12cm短焦点屈折SE120を載せてみたら重すぎて、実際に星を見たら風で大きく揺れた。
10cmF5クラスなら大丈夫かも。太陽望遠鏡は口径7cm長さ50cmだから問題ないと思う。
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微動ユニットのクランプは六角レンチで回すのだが、不便なので手で回せるようM8ネジに交換。
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バランスは取りやすいが真北には向けられない。鏡筒が短い8cmクラスなら可能かも。
太陽は天頂より北に行くことはないので、太陽専用なら問題なし。
ただし最近天気が悪く、まだ1回も太陽には使ってない。

今回の材料費
L型プレート(角度可変タイプ) ・・・ 7000円くらい?覚えてない。
ポルタ微動ユニット ・・・ 2000円くらい。数年前に東京の望遠鏡ショップで購入したジャンク品。
ビクセン製アリミゾプレート ・・・ 3500円くらい。中古か特価品か忘れた。
ネジ類 ・・・ ホームセンターで計200円くらい。
合計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13,000円くらい。

中古で買うよりも送料含め5,000円くらい安い。しかも手持ちの部品を有効利用できたので厳禁の支出はなし。
ちなみに片持ちフォーク式ユニットの新品は別の製品だが24,800円で売っている。
それも買おうかと悩んだこともあったが、買わずに済みそうだ。

by anettait | 2014-02-04 22:26 | 自作望遠鏡 | Comments(2)