<   2014年 01月 ( 14 )   > この月の画像一覧

 

60cmドブソニアン自作記(95) M42を撮影してみた(2)

今年の冬は天気がいい。これほど晴れるのは沖縄の冬では非常に珍しい。透明度も抜群にいい。

天気がいい夜はドブソニアンをいじる。今回もM42を撮影してみた。カメラはオリンパスE-PM1だ。
日周運動でずれる画像をコンポジットする関係で、周辺部はカットした。
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ダーク画像を撮り忘れてノイズだらけになった。このカメラはダーク減算をしないと天体撮影は厳しい。

前回のソニーNEX5Rとはまったく違う発色になった。気象条件はほぼ同じなので、カメラの違いだろう。
風がなかったので露出を少し伸ばすことができたが、それでも1/8秒が1/2秒になっただけ。

ドブソニアンでの星雲撮影は、なかなか厳しい。
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by anettait | 2014-01-30 22:23 | 超大口径ドブソニアン | Comments(0)  

Heritage P130 で木星を撮影してみた

晴れたのでHeritage P130で木星を撮影してみたという話。

鏡筒はビクセン互換のアリミゾ付だから、加工なしでビクセンGP赤道義に搭載できる。軽量なので取り付けも楽々。ただし鏡筒の回転ができないので、見る方向によっては接眼部が非常に覗きにくい位置にくるかもしれない。三脚を低くして使えば問題ないと思うが。

惑星を撮影する場合、望遠鏡の光軸をしっかり合わせるのは基本である。しかしこの鏡筒の接眼部はガタが大きすぎて完璧な光軸調整は私には無理だ。

GPD赤道義に載せ、光軸はだいたいで合わせて、木星を見てみたら意外によく見えた。冬としてはいいシーイングで、200倍程度なら問題なく見えた。
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ちゃんと見えることを確認した後、木星を撮影した。カメラはセレストロンのNexImage5だ。XPパソコンが壊れ、VISTAパソコンも壊れたので、惑星撮影にまともに使えるのはこれだけだ。
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口径13cm反射なので、冬であることを考えれば十分な写りだろう。動画をもっと長く撮れば、多少いい画像になる可能性は十分ある。

鏡筒は軽いのだが架台が低すぎるので、ポルタ経緯台に載せて使う方がいい。7、8cm屈折とポルタを持っている人の2番目の望遠鏡にいいだろう。ただし赤道義に載せると使いにくいし、光軸修整ができるようにならないと性能を発揮できないのを理解して買うべきだろう。
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by anettait | 2014-01-30 01:18 | 天体望遠鏡 | Comments(0)  

60cmドブソニアン自作記(94) 主鏡セルを交換してみた

沖縄星観の会の例会で、自作についていいアドバイスをもらった。ひとつは主鏡セルについて。

昨日はよく晴れて、翌朝まで晴れるという予報なので、思い切って主鏡セルを交換することにした。

これまでは27点支持という、自作では非常に難易度が高いセルだった。調整がいい加減なので十分に機能を発揮していない恐れがある。そこで平面の全面支持型に変更して、違いを見るわけだ。

材料は試作の時に集めたので十分足りたが、工作に時間がかかった。
製作中にいろいろと壁にぶつかったが、どうにか組み上がった。
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見づらい画像だが、各部品はセル名をつけた。

最初のうちは違いがよくわからなかったが、いろいろ調整してみると、これまでよりも多少良くなっているようだった。木星は意外なほどよく見えたり、ぼやけて見えなくなったり。
終了間際には光軸をいじりすぎて、いいポイントが探せなくなったが、これは次回までの宿題だ。

試しに月を撮影してみた。左側はピントが合っているが、右側は合ってない。
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途中まではいい感じだったのだが。これも次回までの宿題。
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by anettait | 2014-01-26 14:57 | 超大口径ドブソニアン | Comments(0)  

60cmドブソニアン自作記(93) M42を撮影してみた

光軸修整も壁にぶちあたったままで、今のところ解決しない。いじって元より悪くなったり変わらなかったり。
だから気晴らしに撮影することにした。

ドブソニアンはそのままでは星を追尾することができないので、月や惑星など明るいものを除き天体を撮影することができない。逆に言えば、超高感度で短時間露出なら何とかなりそうだ。

手持ちの機材で最強なのはEOS5DMkⅢだが、残念なことに60cmドブソニアンではカメラの構造上ピントが合わない。ピントが合うカメラではNEX-5Rがよさそうだ。

というわけでいきなり最高感度25800で撮影。露出は8分の1秒が限界。下の画像はオリオン大星雲だが、空とまわりが明るすぎて、画像処理なしでは何が何だかわからない。
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数十枚撮影した中から、良さそうなのを2枚合成して画像処理。
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本当は4,5枚合成した方がいいのだが、強風で望遠鏡が揺れて残りはブレブレで使えなかった。

画像処理をしているが、ピントの甘さは隠せない。次は月と風のない日に挑戦しよう。可能な限り望遠鏡も調整して。
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by anettait | 2014-01-20 22:34 | 超大口径ドブソニアン | Comments(0)  

近い月と遠い月

1月17日は今年いちばん小さな満月だった。つまりいちばん遠い満月で、地球から月までの距離は約42万2千キロ。では月が一番近くなるのはいつかというと、半年後の夏至の頃で距離は約35万7千キロ。
時期により地球との距離が変わるのは月の軌道が完全な円ではなく楕円になっているからだ。

両方を撮影したら月の遠近の比較画像ができるのは分かっていたのだが、冬は天気が悪いし寒いしで、なかなか撮影できなかった。

今回やっと撮影できたので、半年前に撮影したいちばん大きな満月(最近はスーパームーンと呼ぶこともある)と並べてみた。
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思った以上に大きさが違う。光学系は同じ、撮影カメラも共にマイクロフォーサーズなので、像の拡大率は同じだ。
色が違うのは気象条件またはカメラのホワイトバランスが違うためだろう。
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by anettait | 2014-01-19 10:58 | | Comments(0)  

Heritage P130 を買ってみたのだが・・・

年末に掃除もそこそこでネットを見ていたら、年末の超特価というかアイソン彗星ショックというか、気になっていた望遠鏡が安くなっていたので、ついポチッとやってしまった。

大晦日にやってきたのは Sky-Wacther の HeritageP130。伸縮式の小型ドブソニアンだ。通常価格19,800円のところ超特価の12,800円。ここまで割引されると、望遠鏡研究家としては買うしかなかった。
まずは外観。収納時は縮める。この格好で段ボール箱に入ってきた。
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使用する時はこんな感じで伸ばす。
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アリ型はビクセン規格なのでGP赤道義にもポルタ経緯台にも載せられるはずだ。
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高度軸にある調整ノブは、上下動の硬さを調整する。ベアリングもついて、なかなかの作りだ。
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さて正月は天気は良かったものの60cm自作ドブソニアンをいじっていて開封せず。5日か6日か忘れたが、晴れたので開封して、星を見てみた。

予想に反して、見え方が悪い。ピントがきちんと合わない。星を見る前に光軸は合わせたはずだが、高倍率で木星がぼやける。高倍率といっても付属の10mmアイピースだから65倍だ。

変だと思ってレーザーコリメーターを付けてみると、レーザーが斜鏡の中心に合ってない。どこか歪んでいるようだ。
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調べてみたら、斜鏡が鏡筒の中心からずれている。一本足の斜鏡金具なので、何かの拍子にずれたみたいだ。
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と思って外してみたら、けっこう激しく曲がっていた。製造途中というより、完成してから何か強い力がかかって曲がったと思われる。
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返品するという手もなくはないが、面倒なので自分でペンチで直した。

曲がりを直して再度光軸調整。今度はうちにあった4mmアイピースでも木星がまあまあ見えた。しかしまだ変だ。よく見ると、接眼部がカタカタする。

ここは大きなネジになっていて、回転させてピントを合わせるのだが、ネジが荒すぎてアイピースの重さで接眼部が少し斜めになって、高倍率で見え方が悪化するようだ。
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おそらく付属アイピースの30倍と65倍でよく見えればいいという考えだと思う。確かに65倍では気にならない程度のずれだ。

今回はたまたま不良品に当たっただけだと思う。この値段の望遠鏡を詳しくチェックして出荷しているとは思えないし、ここまでひどければ返品していいレベルだ。自分で直すのは自己責任で。今回のようなことをやると、保証は効かないし返品できないと思う。

結局、安い望遠鏡に多くを期待してはいけないという、いつもどおりの結論になった。しかし見え方は悪くないので、もうちょっといじってみたい。トラベルドブソニアンの素材としては、架台以外は十分使えそうだ。架台は重すぎる。重いから安定するのだけれど。

そういえばこの望遠鏡は売り切れたのか、買ったお店のHPから消えてしまっている。鏡筒の長さを変えられるので、2台買って反射双眼望遠鏡を作るという手もあったかも。
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by anettait | 2014-01-15 23:45 | 天体望遠鏡 | Comments(7)  

2014年1月12日の太陽面

昨日の夜中から晴れて、朝は快晴。今日も太陽の撮影をした。

太陽面は昨日と特に変化もなく、肉眼黒点は太陽の自転とともに順調に移動している。
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今夜から天気がまた悪くなるようなので、肉眼黒点は今日で見納めだろう。
すでに曇ってきているので、結局肉眼では見なかった。
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by anettait | 2014-01-12 13:53 | 太陽 | Comments(0)  

2014年1月11日の太陽面

やっと晴れた。しかも快晴なので太陽撮影。寒いので太陽撮影は気持ちいい。

肉眼黒点は太陽の淵に移動していた。斜め方向から見ることになり、黒点はやや小さく見える。
小さいプロミネンスは多めだ。
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画像も撮影したが、いじればいじるほど変な画像になってしまう。
ついにはこれ以上の画像処理をあきらめた。

夜には再び曇ってしまった。
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by anettait | 2014-01-12 00:06 | 太陽 | Comments(0)  

ORION optics UK の商品ページから600mm主鏡が消えた!

英国の光学メーカーORIONopticsUKのwebサイトから、600mm主鏡の表示がいつのまにか消えていた。

主鏡のグレードには4段階あるのだが、そのすべてから600mmF4が消えて、最大が500mmになっている。確か12月の途中までは600mmが載っていたような記憶なのだが。

現在制作中の60cmドブソニアンの主鏡はORION製600mmF4だし、お金が貯まったらスペアで一番安いのをもう1枚と思っていたのだが、英ポンドは上がる一方(いちばん安かった4年前は1ポンド120円、現在1ポンド177円)なので無駄遣いでお金が貯まらないこともあって買えなかった。
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そういえば購入前は55cmか60cmで悩んだが、その55cmも数年前に消えてしまった。事業を縮小しているのだろうか。まさか数年後には会社が消えるなんてことが・・・

しかし主鏡セルは数年間消えていたものの、最近復活している。もしかしたら数年後に600mmも復活するかもしれないので、最近の値段を記録しておこう。

600mmF4の一番安いグレードで4170ポンド。
二番目と三番目は忘れた。
いちばん高いのは5200ポンドくらい。

我ながらうろ覚えだ。再登場の時は1ポンドいくらになっているのか、鏡の値段は上がるのか。やや不安だが楽しみだ。

ところでイギリスの消費税は5年前17パーセントだった。イギリスから日本に輸入する場合はイギリスの消費税はかからず、日本の地方消費税のみかかった。それが3パーセント。だから金額の計算は次の通り。

購入価格=現地の値段×0.83×(1ポンドあたりの日本円)×1.03

私が注文した5年前は値段が4900ポンドくらいで1ポンド135円か138円だった。

購入価格=4900×0.83×135×1.03=56万5516円

購入価格の他に輸送費がかかる。私の場合は400ポンドだったような気がする。5万5千円くらい。

合計で約62万円。国内代理店経由だといちばん安いグレードで当時95万円だったと思う。うちのは三番目。

しかし70万円くらいかかったような気がする。レートが違うのか、鏡の値段が違うのか、記憶が違うか。いちばん怪しいのは記憶だな。次に鏡の値段。2年くらい前に値下げしているような気がしたし。いや、それも記憶か。やはりいちばん怪しいのは記憶ということで。

そういえばイギリスは食料品などの生活必需品は消費税がかからないとの話をどこかで見た。この記憶も怪しいが、やはり望遠鏡は生活必需品と認められないんだろうとは思う。

ここまで書いておいて何だが、特注すれば買えるような気もするし、アメリカ製はもう少し安いのもあるはず。ただし重い。ひとりで運搬できそうだったので私はORION UKにした。

今となってはこれでも重いけど。
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by anettait | 2014-01-07 22:17 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

肉眼黒点は肉眼で見てはいけない

心眼で見ろというわけではなく、日食めがねを使いましょう、ということ。
太陽を肉眼で直接見ると、目を傷めてしまう。
日食メガネと双眼鏡や望遠鏡の併用は厳禁だ。目を傷めるどころか最悪失明してしまう。

今週に入って肉眼黒点が見えているらしい。らしいというのは、私は肉眼では確認していないから。
とりあえず撮影してみた。
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太陽望遠鏡で見ると、黒点のまわりがすごい。撮影画像を拡大してみる。
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ついでに三食分解したもののG、B画像を合成したもの。
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かなりすごい。去年の日食に使った太陽メガネが手元にのこっていたら、安全に注意しながら是非見てみてほしい。
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by anettait | 2014-01-07 21:03 | 太陽 | Comments(2)