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20cmニュートン反射鏡筒が29800円!

ネットをうろうろしていると、ニュートン反射鏡筒の新品が29800円で売っているのを見つけた。
セレストロンの製品で、日本代理店のシュミットと、望遠鏡販売店テレスコープアイベルなどのホームページに載っている。

8月末の決算セールらしい。シュミットは31日までなので、必要な人は急ぐべきかも。アイベルはいつまでとは書いてなかったと思う。この価格で新品の20cm反射が買えるのは、中国製望遠鏡が値上がりした現在では、あまりない。たまにはあるけど。

私は観望会用に20cmニュートンを3台持っているので、安いけど買わない。赤道儀はGPクラスでやや苦しいが、載らないことはない。ドブソ二アンに仕立てる手もあるが、シュミットでは星祭りの展示品を格安で売っているので、それを買った方が楽だと思う。30cmもまだ残っているし。

ただしあの架台は25キロくらいある。30cmは全体で40キロ超えるので、中高年が買うには覚悟と体力が必要だと思う。

by anettait | 2013-08-30 00:41 | 天体望遠鏡 | Comments(0)  

ケンコーデジアイピースKDE-20Dで月を撮ってみた

今朝は用事があったので、異常に早起きした。まだ太陽は出てなかったので、デジアイピースKDE-20Dで月を撮影した。

望遠鏡はBORG76EDで焦点距離500mmの直焦点撮影。空は明るくなっていたが、十分が画像が得られた。画像はJPEG静止画で、リサイズ以外処理していない。
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予想よりも割とよく写っているが、カメラ内部の強調処理が強い。静止画は30万画素の元画像を補完して500万画素相当で出力しているそうだ。そのせいか月の輪郭に無理が出ている。

それよりも気になるのは、CCD上のゴミだ。白い矢印の先2か所にある。撮影中はモニターが小さすぎて気がつかなかった。少なくとも老眼の始まった眼には撮影時のチェックは無理だ。

動画もそこそこ写っているが、ゴミが目立ちすぎる。一気に撮影意欲がなくなった。やはり撮影用ではなく観望会用の機材だ。

月全体を撮影するには300mm以下のレンズが必要だ。太陽望遠鏡にもつけてみたが、モニターのコントラストが低すぎて見栄えがしないし明るい環境ではピント合わせも難しい。

夜の使用のみ考えているようで、昼間使うにはモニターの輝度が足りない。それにPST等の太陽望遠鏡は焦点距離が400mmなので、太陽全体を入れることができなかった。

いろいろと惜しい部分があるが、値段を考えると十分か。7900円だったが、あと数百円安く買えるサイトもあるみたいだ。

by anettait | 2013-08-25 15:06 | カメラ関係 | Comments(0)  

観望会用にケンコーデジアイピースの新型を買った

ケンコーの新型デジアイピースが出た。今回のは小さいながらも背面に液晶モニターが付いていることで、仕様範囲が大きく広がることを直感し、発売日に注文した。

撮影機材としての機能に期待はしていないが、観望会での使用に期待していた。
「今見ている惑星はこんな形をしているんだよ」と望遠鏡をこれから覗く子どもたちに見せられるからだ。
小さな子どもたちは、実際に惑星を見ているのか、アイピースに反射した外部の光か判別できないようなのだ。

それなら写真(プリント)でもいいだろうという人もいるだろうが、リアルタイムで望遠鏡から出力された動画は、臨場感がまったく違う。

Webカメラとパソコン、またはビデオカメラでも同じことができるが、装置が大掛かりになりすぎるし、光軸合わせなど準備が面倒だ。この機種は望遠鏡の接眼部に入れるだけ、という手軽さがいい。

モニターはそれほど大きくなくても効果は十分だ。逆にモニターに大きく写しすぎると、アイピースを覗いた時に、惑星が小さすぎてがっかり、という心配もある。

そういう多大な期待を背負って宅急便で届いたデジアイピースだが、7900円の商品に大きな期待を抱く方が間違っている。商品というものは値段相応になっているものだ。

外装はすべてプラスチックで、原価はものすごく安そうに見える。アメリカンサイズのスリーブは細めなのでセロテープを張った。画像はモニター保護ビニールを貼ったままの状態。使用する時ビニールは取るので、画像にあるような気泡は出ない。

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間違った期待を抱いた私は、電源投入後のモニター中央のゴミにがっかりした。メーカー直販のアウトレットのせいかどうか不明だが、最初からCCDにゴミが乗っている。旧型ではよくある話としてネット上に情報はあったので、さっさと分解清掃。
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その過程で、赤外線カットフィルターらしき四角のガラスがボディの隙間から出てきた。もう1枚アイピーススリーブの中間あたりに接着されている。
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元々2枚構成のフィルターなのか?それともスペアパーツか?スペアなら分解しないと取れないボディの中に入れておく意味は何だ?結局わからないまま保管している。

実際に12cm屈折(焦点距離1000mm)に取り付けて土星を見てみた。拡大率は予想よりも低く、土星は期待したより小さい。観望会の子どもたちから「米つぶみたい」と言われた。
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撮影するためにロシア製2.4倍バーローレンズを取り付けた。そこそこの大きさになったが、これ以上拡大するのは12cm屈折では暗くなってしまい、無理があると思う。

動画で撮影し、レジスタックス6で画像処理した。ぶれぶれのひどい動画だったが、AVI動画なので何の問題もなくレジスタックス6で処理できた。画像記録にはマイクロSDカードが必要だが付属していないので、自分で準備しなくてはいけない。

問題としては露出がオートのみということ。口径12cm程度では光量の問題で土星像は大きくできないため、今回は露出オーバーになった。露出補正があるとはいえ、自動露出のみでは補正しきれないことも多い。

モニターを目視で確認して撮影していたのだが、まわりが明るい環境でモニター上に土星像が見えるように調整すると、露出オーバーなようだ。今回は気がつかなかった。
撮影時にリアルタイムでパソコンに表示できれば解決できそうだが、今回はできなかった。そこは使い方をもっと調べて結論を出したい。

撮影機材として見れば、3000円程度の安いWebカムの方がよく写る。しかし背面に2型モニターが付いていて、接眼部に何の加工もなく取り付けられるという点は画期的だ。コンパクトデジカメで同じことをしようとしたら、光軸合わせが非常に面倒で時間もかかる。

観望会での子どもたちの反応は、かなり良かった。可能ならサブ望遠鏡を同架して、それをデジアイピースに写し出した方が面白い。屈折望遠鏡だと本体の接眼部近くにデジアイピースのモニターが来るので、非常に効果的だ。モニターと同じものがアイピースの中に見えることで、天体を確認しやすい。

ただし土星でしか試してないので、木星や火星のように明るくて表面の様子を見せなくてはいけない場合、露出がどう出るかは未確認だ。明るければ大きく拡大すれば露出補正で調整可能だとは思うけど。

この製品は明るい天体限定だということを忘れないように。星雲を写すのは口径10cm程度の望遠鏡では非常に難しい。天文台クラスの望遠鏡なら可能かもしれないが試してないし、大きな天文台ならもっといいカメラがあるはずだ。

ところで最初のCCD清掃でも取れないゴミがあった。後日気になってトントンと本体を軽く叩いたところ、ゴミがわずかに移動した。もしかしたらと思ってさらに叩いたら、そのうち画面の隅に移動した。どうやらモニターとプラスチックのカバーの間にあったゴミのようだ。

by anettait | 2013-08-24 15:52 | カメラ関係 | Comments(0)  

低価格デジカメテスト番外編(5)期待できそうな新製品が出たけど買わない!

CanonからPowershot S110の後継機が発表された。S120とS200の2機種だ。

名前からもわかるように、S120は撮像素子がCMOSでS110の正常進化版。
なんと最長露出が250秒、星空モード搭載らしい。最高感度12800、レンズは広角側が24mmF1.8と明るい。カタログに星景写真が使われているところを見ると、何か本気っぽい。

天体写真専用のEOS20Da・60Daを出した実績のあるCanonのことだから、コンパクトデジカメでも本気かもしれない。パナソニックの「星のあまり写らない星空モード」と同じということはないだろう。
そのうち天文雑誌にテストレポートが載ると思うので、それを待ちたい。これまでのCMOS機は長時間露出だと強制的に低感度になったので、すぐに手を出すのは危険だ。リモコンが使えるかも未確認。

待つといっても買うわけではない。直販価格が5万円もするからだ。1年待てば安くなるだろうが、値段と写りと機能のバランスを考えれば、今買うならマイクロフォーサーズのE-PM2(標準ズーム付き実売価格3万2千円程度)でいいと思う。
今ならモデルチェンジ前のソニーNEX-5Rがレンズ付きで5万円ちょいで買えるはずだし、CanonのEOS KissX5もレンズ付きで買える。星を中心に考えれば間違いなくKissだ。

もう一方のS200はCCD機で、レンズの広角側が24mmスタートになり、WIFI機能が付いたS95と言ってもいい。映像エンジンがDIGIC5になったので、高感度がどれだけ良くなったのか気になる。最長露出時間はS95と同じ15秒なので、星座写真に使える程度か。

直販価格は3万5千円くらい。これなら2万円台前半まで安くなるのを待ってもいい。太陽の写りは誰かが買ってテストしてくれるだろう。雑誌のテスト結果を待ちきれずに買ってしまったという人が。

自分がその人にならないよう気をつけねば。

by anettait | 2013-08-22 23:10 | 天体撮影用コンパクトデジカメ | Comments(0)  

いるか座の新星2013

山形の有名な新天体ハンター板垣氏が、8月14日午後11時頃、いるか座に新星を発見したそうだ。
新星はその後明るくなり、4等級台後半になったらしい。残念なことに最盛期は見逃してしまったのだが、なんとなく自宅で撮影した画像に写っていた。発見から約2日後の撮影になる。

広角レンズで、なんとなく夏の大三角を撮影した画像に写っていた。特に新星を狙ったわ」けではないが、けっこう明るい新星なので写っていた。
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わかりにくいので拡大してみる。空の暗い場所では肉眼で見えたかも。
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「いるか座の新星」とはいうものの、なじみのある「いるか座」の星の並びから離れているので、最初はわからなかった。アストロアーツのHPとステラナビゲータ9の助けを借りて、やっと見つけた。

今日は午後から雨になり、かなり激しく降ることもある。双眼鏡で探してみるつもりだったが、無理なようだ。

今回のカメラはソニーのNEX5Rだが、星も良く写る。16mm広角レンズ(フルサイズ換算24mm)で撮影した時、フォーカスピーキング機能がベガで使えたのは驚いた。

by anettait | 2013-08-20 01:41 | 新星 | Comments(0)  

低価格デジカメテスト番外編(4) IXY DIGITAL 900IS の衝撃

デジカメテストは資金難で終了したつもりだが、中古で安いのを見つけたので、つい買ってしまった。
確か1980円。ストロボが発光しない訳あり品なので安かった。ちょっと性能を見てみようか、という感じ。
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光学ファインダーが付いているのが懐かしい。ボディ表面にはキズも多い。確か700万画素くらいのCCD機だ。メニュー画面は最近の機種とほとんど変わらないので操作しやすい。

高感度はISO1600まで、レンズは広角側28mmでF2.8、長時間露出は15秒まで、ピントは遠景モードがあって星を撮る最低条件はクリアしている。

自宅の光害の多い環境だが、星を撮影してみて衝撃を受けた。これまでテストした低価格デジカメの中で星がいちばん良く写る。ノイズの大きさが揃っていて、星がわかりやすい。キャノンS95より少し落ちるくらいか。
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新品の頃は低価格ではなかったかもしれないが、時代を考えると大健闘だ。いや、これまで知らなかっただけで、普及品クラスのデジカメは数年前の方が星が良く写った可能性もある。事実キャノンはそういうことになる。

今回の作例はISO800だが、ISO1600はノイズが多くなるし、街中では露出オーバーになる。ISO400でもいいような気もする。
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上は望遠側の作例。こと座が写っているが、レンズがF5と暗くなるのでISO800の10秒では露出不足だった。望遠側ではISO1600を使うべきかも。

この機種は生産終了から数年たち、もはや新品では買えない。それにこの個体のように、故障も出てきているようだ。ネットオークションでは、ジャンク状態のものが何台も出ている。製品としての寿命を考えると、数千円以上出して買う機種でもないと思う。1万円台前半でS95の中古が買えるし。

何か面白い機種が手に入ったら、またテストしてみたい。

by anettait | 2013-08-18 01:01 | 天体撮影用コンパクトデジカメ | Comments(0)  

2013年ペルセウス座流星群

スピカ食の撮影後、機材をあれこれ迷ってしまい、流星群撮影の出発が遅くなった。
カメラは4台のつもりだったが、荷物が重くなったので2台だけにした。
東風だったので、グスクロード公園は曇りそうな気がして、糸満市の海岸近くに行った。

しかし到着してみると雲は南から北へ流れていて、空は雲だらけだった。読みは外れたが、場所を変えるエネルギーがなかったので、そのまま撮影機材を設置した。赤道儀も2台持っていったが、面倒なので三脚だけで固定撮影。

レンズは流星撮影用に買ったシグマ20mmF1.8(ニコン用)。周辺像は難ありだが、高性能の超広角は値段が数倍以上なので、現実的でない。

今回のピークは午前3時頃と言われていたが、午前2時40分過ぎにそこそこ流れたような気がする。
下の画像は連続した2コマを合成したもの。わずか8秒間に明るい流星が2個流れた。ただし元画像にはそれぞれ1個しか写っていない。
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晴れたり曇ったりで、空には常に大きな雲がある。その影響を最小限にするため。露出は4秒と短めだ。
レンズが明るいのとデジカメの性能が良くなったので可能な技だ。そのうち高画質動画でも撮影できそう。
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曇る直前にも1個写った。3時間いて全部で30個以上流星を見たが、正確な数は途中でわからなくなった。
今年のペルセ群は12日の夜に限って言えば、少し低調だったと思う。明るい流星も少なめだ。
雲も多かったが、そのせいだけではないような気がする。

by anettait | 2013-08-13 23:28 | 流星群 | Comments(0)  

スピカ食、どうにか撮れていた。

いつもどおりの運任せの撮影だが、画像を再度チェックしてみたら、出現の瞬間らしきものが撮れていた。

矢印のところの月面のフチの盛り上がりがスピカだ。
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拡大してみる。画像が荒れているのは仕方がないことにしよう。
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時刻に(たぶん)と書いてあるのは、デジカメの時計がずれていたのが撮影後にわかったからだ。
科学写真はデータもちゃんとしないといかん、と反省。いつもは反省はしないのだが。

さて、この後はペルセウス座流星群だが、昼間は土砂降りだったし、積乱雲がまわりをうろうろしているようだし。そこそこ見えるとは思うのだが、機材の出しすぎに注意せねば。

by anettait | 2013-08-12 21:27 | | Comments(0)  

スピカ食だったわけだが・・・

横着して望遠レンズのみで撮影しようとしたら、月が小さすぎた。

しかも露出を外してしまった。予報をちゃんと見てなかったので、出現の瞬間は完全な露出オーバー。
ついでに防振双眼鏡は肝心な瞬間に電池切れでブレブレ。

あわてて露出を切り詰めるも、やはりオーバーだった。薄雲でスピカがわかりにくいが、画像を拡大すると見える。この画像は中心部分を切り出してある。実際は画面の中心にポツンと月が写っているだけに見える。
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段階的に露出を短くして言ったら、ようやく見られるものが撮れたが、スピカは月から離れてしまった。
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次はもっと大きく撮ろう。今回は雲も多く、いまいち気が乗らなかったし。

by anettait | 2013-08-12 20:55 | | Comments(0)  

E-PM1による天の川

先週末、公民館に講師を頼まれて玉城青少年の家で星を見せた。とてもいい天気で、天の川もよく見えた。

午後10時過ぎには片付けも終わり、帰路についた。しかし新月前の週末の晴天で帰るわけがない。
久しぶりにグスクロード公園で撮影してみた。

カメラは今や天体撮影以外では出さないEOS5D-MkⅢと、スナップ用のE-PM1。ペルセウス座流星群の極大も近いことだし、流星が写ることを期待して撮影した。

軽く2時間は撮影していたが、撮影終了後、5D-MkⅢに付けたレンズが夜露で真っ白になっているのを発見、ショックを受けた。写野に2、3個流星が入ったはずだが、案の定1個も写っていなかった。

というわけで今回はE-PM1の画像を載せる。露出は60秒で、今回初めて実戦投入のナノトラッカーに載せて撮影した。カメラが軽いので、何の問題もなく撮影できた。
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RAWで撮影してステライメージ6でダーク減算等の画像処理をしたが、色がおとなしすぎる。
これでも色は強調しているのだが、Hαは写りにくいようでM8が赤くないし、星雲部分があまり写っていない。
ダーク減算していない元画像は赤いノイズだらけだし、星野撮影には向かないようだ。

レンズを明るいのに替えれば多少は良くなるかもしれないが、そのためだけにレンズを買う気にはなれない。

しばらく行かない間に、グスクロード公園周辺も光害が増えたような気がする。帰る途中に電照菊栽培の灯りが点いた畑があったので、これから冬にかけてはもっと明るくなるに違いない。

by anettait | 2013-08-09 00:10 | カメラ関係 | Comments(0)