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<   2012年 03月 ( 8 )   > この月の画像一覧

 

太陽撮影システムの構築

太陽撮影システムがどうにか組み上がった。

当然のことだが太陽は他の天体とは違い、強烈な光と熱を放っている。おかげで液晶画面が見えにくくピント合わせには根性と慣れが必要だ。
しかも直射日光下での撮影は、かなりつらい。日射病や熱中症の危険もあり、長時間の撮影は体にキツイし、続かない。5分程度で気分が悪くなってくる。

というわけで、試行錯誤の結果、素早く撮影できるものを組んでみた。
可視光はE-P1とminiBORG50EDⅡにD4フィルター、HαはE-620とP.S.T.という組み合わせ。
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可視光はこれ。500mm直焦点なので、太陽像はやや小さめ。D4では減光が足りず、絞りを少し絞ってある。D5フィルターに変更するか、テレコンで拡大するかしたい。中央左に黒点が出ている。
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Hαはこれ。E-620の液晶画面は向きが変えられるので、とても便利だ。フランジバックの関係で、同じアダプターを使ってもE-P1よりE-620の方が大きく写るし、高感度にもやや強い。ただし強拡大すると物足りない。
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可視光とHαは方向を合わせてある。画像の上がだいたい北。画像はクリックで拡大する。

フォーサーズ/マイクロフォーサーズは軽いし小さいのが最大の利点。しかも撮像素子が小さいので拡大率が大きくなり、光量のある太陽や月の撮影には便利だ。E-620の可動液晶もポイントが高い。

しかしP.S.T.は思ったより像が暗く、拡大すると露出を長くしないといけないのは誤算だった。
もう少し高感度に強いマイクロフォーサーズが欲しいところだ。

いや、その前に撮影の修業だろう。

by anettait | 2012-03-30 01:07 | 太陽 | Comments(0)  

すばる・金星・月・木星

某アイスクリームショップの「ダブルの値段でトリプルに!」キャンペーンが今月末までというので、助手2号と一緒に食べにいった。

ブルーシールはおいしいが、トリプルはちょっと多い。できればシングルの値段でダブルの方がいいのだが。とはいうものの、結局全部食べてしまった。

そんなことをしているから、撮影に出遅れた。今日はすばる、金星、細い月、木星の順に並ぶ日だったのだ。

天気も良くて前景も考えていたのに、夕焼けの時間までには目的地にたどり着けなかった。
仕方がないので、適当な場所に車を止めて撮影。画像はクリックで拡大するはず。
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とりあえず撮影できたから良しとしよう。すばるは金星の左上にあるが、透明度が悪い上に、すばるには薄雲がかかっていた。

by anettait | 2012-03-27 01:13 | 星の風景 | Comments(0)  

3月25日の太陽

やっとのことでP.S.Tで太陽を撮影するアダプターが組み上がったので、撮影してみた。

ちなみにP.S.Tというのは太陽専用望遠鏡で、太陽をHαの波長で観察するためのもの。特殊なフィルターが内蔵されていて、太陽以外は見ることができない。ちゃんと使えばプロミネンスも見ることができる。

1,2年前に中古で手に入れたが、ろくに使ってなかった。ここ何年かですっかり直射日光に弱くなってしまったのも理由のひとつだが、どうも操作方法を理解してなかったような気もする。

最近太陽を撮影したくて、やっと準備ができたわけだ。カメラはマイクロフォーサーズのE-P1にした。撮像素子が小さいので拡大率を高くしやすいし、なんといってもカメラが軽いのがいい。E-PL1はケーブルスイッチが付かないのでダメ。

実際に撮影してみると、望遠鏡への取り付け部分が弱く、光軸がややずれるのが気になる。しかも直射日光下ではカメラの液晶画面が見えにくく、ピント合わせが難しい。

右下に大きめのプロミネンスが写っている。
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プロミネンスの部分だけ画像を切り出して並べてみた。1分間で形が少し変化しているような気がするが、像が不鮮明なのが残念。
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よく画像を見てみると、もしかしたら雲か何かの影響で露出ムラが出ただけのような気もする。もっと撮影して、経験を積む必要がある。

アダプター自体が重いので、軽量化や光軸がずれないよう作り直さねば。

by anettait | 2012-03-25 19:22 | 太陽 | Comments(0)  

木星と金星が接近して見える(2) 最も接近した日から3日後

木星と金星が見かけ上接近しているのを再び撮影した。

撮影した日は4日前だが、すでに最も接近した日を3日も過ぎているので、木星と金星の高度が逆転している。
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撮影機材は前回と同じ。三脚を使った固定撮影だ。
今回も木星部分を拡大してみたら、今度は衛星が三つ写った。上下に写っている小さい星が衛星。
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前回の撮影では露出オーバーで金星の形がわからなかったので、今回は露出を切り詰めたコマも撮影した。

木星画像の倍以上も強拡大してみたら、半月状とまではいかないが、完全な円でないのはわかるような、気のせいのような微妙な感じ。実際の金星は半月状のはずだ。
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次はまじめに望遠鏡で撮影しよう。

by anettait | 2012-03-21 23:08 | 惑星 | Comments(0)  

超光害地でM42を撮影してみた

昨日は珍しく良く晴れた。前日の予報は雨だったが、見事に外れて透明度も抜群。

しかしそういう時に限って用事がいろいろあって、撮影に出かけるわけにはいかないものだ。

仕方がないので、自宅で木星と金星の接近その後を撮影した後、試しに同じ望遠レンズでオリオン座のM42を撮影してみた。

固定撮影の400mm相当なので、2秒で星は流れた。しかも露出オーバー。だから露出設定はISO1600で絞りF5.6開放の1秒露出。

それを9枚連続で撮影、コンポジットしてみた。ちょっと画像処理で暗くしすぎたかも。赤っぽいのは改造デジカメの仕様ということで。
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星雲だけのアップは焦点距離の関係で無理。だから中心部分を切り出してみた。カラーバランスいじったけど、やはり色が変。
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この夜は透明度が良かったが西側は巨大パチンコ屋からのライトアップで夜空は白い。それにしてはなかなか写ったものだ。

これなら馬頭星雲が写るかも、と試してみたがやっぱり無理だった。

by anettait | 2012-03-19 00:08 | | Comments(0)  

火星小接近2012

今年は火星の小接近だ。最接近は3月6日だが、天気が悪く撮影できなかった。
その前に晴れた日もあるにはあったが、気分が乗らないというか、何というか。

3月12日にやっと晴れて、木星と金星の接近を撮影した後、風が強かったがドームを開けて撮影してみた。

かなり高度が上がってからの撮影だったので、意外にシーイングは良かった。乱れた気流が落ち着き、火星面がよく見える瞬間がけっこうあった。
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小接近の火星はかなり小さいので、撮影した画像の中心部分を少し拡大して掲載した。

なぜかうちのパソコンではこのブログの画像は上下に伸びて見えるが、画像をクリックするとちゃんとした画像が見られる。

火星の北半球がよく見えている。いちばん下に白い極冠が小さく写っている。東西にある白いものは霧か雲。

by anettait | 2012-03-15 22:52 | 惑星 | Comments(0)  

木星と金星が接近して見える(最も接近する2日前)

日没後、西の空には金星と木星が接近して見える。実際にふたつの惑星が接近しているわけではないのだが、明るい惑星が夕方に接近して見えるのはすごくきれいだ。

3月14日は一番接近して見えるとのことだったが、天気が悪かった。
そういうこともあるだろうと考え、天気の良かった3月12日に撮影してみた。
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普通のデジ一眼に望遠レンズ使用で、そこそこ写った。

試しに木星の部分を拡大したら、衛星が写っている。
400mm相当の望遠レンズで三脚使用の固定撮影だが、なかなか写るものだ。
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金星部分も拡大してみたが、欠けた形はわからなかった。

高度が低いのと雲が多かったので、望遠鏡での拡大撮影はあきらめた。

これから当分晴れそうもないので、撮影しておいて良かった。

by anettait | 2012-03-15 22:39 | 惑星 | Comments(0)  

新型デジ一眼続々登場

2月に開催されたアメリカや日本でのカメラ関係フェアで、各社の新型デジ一眼が発表された。
中でも私が気になったのはオリンパスのOM‐D E-M5 だ。

O-MDはPENシリーズと同じマイクロフォーサーズマウントのデジ一眼だが、フォーサーズマウントのE-1及びE-620を持っている私としては、フォーサーズの行く末が気になる。

さらにPENシリーズもE-P1とE-PL1を持っているので、新製品の天文適性も気になるところだ。しかしE-P1などは常時ライブビュー撮影の為か高感度ノイズがすごいので、その部分はあまり期待していない。

だから当分E-MDを買うことはないと思うが、旅行用・散歩用カメラとしては気になる。
これまで「買うことはない」と言ったものの我慢できずに買ったものが多数あるので、買わないと断言はできない。

そして、なぜか2月のカメラ関係フェアに遅れて今日、キャノンのフルサイズ一眼EOS5D MarkⅢが発表された。

天体撮影の主力として現行型のMarkⅡを使っている私としては、メーカー発表の「静止画・動画ともに画質と撮影機能が大幅に向上」の文言がとても気になる。

新型だから当然だが、高感度の性能もかなり良くなっていると考えられる。正直、現行機では高感度はもう一息だ。それ以前の機種と比べたら優秀なのだが、あと少し高感度ノイズが少なければ、と思うことも多い。だから新型への期待は大きい。

しかし値段もかなりすごい。当初はボディのみで36万円くらいするようだ。これは無理。現行機はそこまで高くなかったと思うのだが・・・。

実際の天文適性と、1年後にどれだけ値段が下がるかによって導入のタイミングが決まると思う。
こちらはすっかり導入する気になっているが、値段のハードルは高い。貯金を始めなくては。


両方とも発売は今月末だが、天文・カメラ雑誌のテスト記事が楽しみだ。

面白そうな新型のカメラや望遠鏡が出ると、無駄にテンションが上がるようだ。
最近は自覚するようになったから、前よりはいいかも。

by anettait | 2012-03-02 21:40 | カメラ関係 | Comments(4)