世界天文年で忙しかった2009年も、あと2日を残すだけ。今年はいろいろなことがあった。
年末年始の番組を録画するためにハードディスクの中身をDVDに移していたら、日食の番組がたくさん出てきた。当然だが部屋の片づけをしながらである。ダビング開始が夜になってからなので、現在もテレビで流しているが、はるか昔のような気がする。わずか半年前のことなのに。
夏は観望会でいつも忙しいのだが、今年の夏は日食のせいですごく忙しかった。テレビではダビング中のNHKの当日の生中継番組が流れているが、この時間帯は新都心の公園で日食観望会をしていた。ひどく暑くて睡眠不足と疲労で熱中症ぎみになってしまった。
番組ではなかなかいい解説をしている。こういう解説を当日はするべきだったな。反省はしない主義だが参考にはしておこう。あっ、ビクセンの日食グラスがテレビに出ている。自分で買ったものはどこにいったのか。
船からの日食映像が揺れてないのはどうしてか。船の揺れをどうキャンセルしているのか。技術的なことがとても気になるが、これでは半年前の生中継の中継になってしまうのでもうやめておこう。
とにかく準備を始めるのが遅くて大変だった。いつもよりはだいぶ早かったのだが、準備が足りなかった。直前にしか盛り上がらない県民性を読み切れなくて、2週間前からの大変な盛り上がりに振り回されてしまった。油断していた。次からの参考にしよう。火星大接近でもそう思ったのだが。次っていつだ?
今回の日食はあまりに忙しかったし疲れたので、記憶が曖昧な部分が多い。世界天文年最大のイベントだったわけだが、とにかく晴れてくれたことが良かった。当日は曇ることはまったく考えてなかったが、今思えば幸運だったのだろう。手伝ってくれる人がたくさんいたことも幸運だった。
ひとつだけ残念だったのは、ビデオカメラを回しておくべきだった。次からは専属ビデオカメラマンを準備しよう。次っていつだ?確か前回同じことを考えたのは2003年火星大接近の時だ。となると次も6年後か?2015年には何があったっけ。