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またも森林公園

 久しぶりに土日の休みがあったから、土曜日は助手2号と映画(ポニョ)を見て、夜からひとりでやんばるの森林公園に行った。今週二度目だ、森林公園。ガソリンも高いのに、自分でもよくやると思う。

 出る時は那覇は快晴。中部も晴れていた。しかし森林公園に近づくと、空は曇った。それでも最初は雲間から星が見えていたので期待したが、どんどん曇っていく。仕方がないのでもっと北へ行くことにした。ところが北は同じように曇っていた。すでに午後11時を回っていたので、これから南部に場所を変える気力はなかった。

 仕方がないので森林公園に戻って、様子を見た。すぐに帰らないのは、新しいデジカメ(kissX2)のテストをしたかったからだ。望遠鏡も持ってきたし、交換レンズは望遠系を中心に、なんと7本。しかも6本はニコン用。これもニコンーイオスアダプターを倉庫からの発掘に成功したためだ。このアダプターのおかげで倉庫に眠る膨大なニコン系レンズが使えるようになる。デジカメでまともに写るのは少ないかもしれないが。

 持っていったレンズは300mmF2.8(タムロン)、200mmF2、180mmF2.8、135mmF2DC(以上ニコン)、17mmF3.5(トキナー)、15mmF2.8魚眼(シグマ)。以上がニコンマウントだが、これらのレンズは最近のニコンカメラでは露出計が動かない。たぶんオートフォーカスもだめだ。だから使い勝手はアダプター使用のイオスと変わらない。キャノン用は50mmF1.8(とても安いの)とカメラに付いていた標準ズームだけ。
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 土曜というのに森林公園は誰もいない。晴れないのでもう帰ろうとしたら01時頃から雲が切れてきた。さっそくスカイメモをセットして、まず300mmから試す。時々晴れ間が広がるので、その時に急いで撮影する。ライブビューは300mmF2.8なら三等星でも可能だった。ただし拡大しないと星がどこにあるのかがわからないのは難点だ。
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 画像はすばる(M45)とアンドロメダ大星雲(M31)とペルセウス座の二重星団(h-χ)。どれもすぐに雲が来るので、露出時間が短い。だから画像処理で少し明るくした。300mmで撮れたのはこの3種類だけ。広角レンズは雲が多すぎて使えなかった。

 しかしあの天気でよく撮れたと思う。300mm以外のレンズは出番がなかったが仕方がない。もっとよく晴れた時に再挑戦だ。
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二重星団だけは雲の通過で星がにじみ、いい効果を出している。構図は悪いけど。

 それにしてもこのデジカメ、よく写るしライブビューはとても便利だ。もうピントの心配はしなくていいのがすごく楽だ。まさに画期的な機能だ。これがないデジカメでは星を撮る気がしないほど。ISO1600は少しざらざらだけど、今回のように天気が悪い時は便利だ。

by anettait | 2008-08-31 23:00 | カメラ関係 | Comments(0)  

夏休みも終わり。

 やっと小中学校の夏休みが終わった。高校ももう終わりかな?その直前、平日に休みを取って助手1号2号を引き連れ、やんばるに星を見に行った。日曜の仕事が多いので、この時期は平日休まないとやんばるまで行けない。しかしそのおかげで、森林公園のいつもの場所には誰もいなかった。

 ただし天文台には観光客らしき団体がいるようで、天文台までの途中に道案内の人が立っていた。出入りの車の数から推測すると、お客さんは20名以上はいるようだった。マイクロバスも止まっていたし。お客さんは星が見えて楽しかったようで、喜ぶ子供や大人の声がよく聞こえた。天文台も十分活用されているようでよかった。

 こちらは天文台のC‐14よりも大口径の40cmドブソニアンを持ち込んだ。そして15cm屈折。これは低倍率で星空を流すためのもの。2インチの広角アイピースから高倍率惑星専用アイピースまでそろえ、準備万端。

 ところが着いたら曇ってた。山を登る直前まで晴れていたのに。でもここではよくあることで、望遠鏡を組み立てながらしばらく待っていたら雲は切れた。そして観望開始。木星はすでに西に傾き、木にかかってドブソニアンでは見られなかった。15cm屈折では、はっきり大赤斑が見えたがシーイングはあまりよくなさそうだった。

 助手たちは飛んできたタイワンカブトムシを捕まえたりしていた。星より虫がおもしろいらしい。
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 時々全天曇るが、一気に晴れることもある。観望の合間に秋の天の川を撮影してみた。ポンセットマウントに固定撮影セットを載せて撮っただけなので、6分も露出したら西側が流れてしまった。でもアンドロメダ銀河、二重星団、秋の天の川などがよく写っている。なんとなく赤っぽくかぶっているのはどこかの電照菊の影響かもしれない。

 15cm約40倍ではアンドロメダ銀河は視野からはみ出してしまい、写真のイメージにはならなかった。40cmドブソニアンでは問題外。伴星雲はよく見えたけど。

 40cmではM57ドーナツ星雲がよく見えたので、中心星が見えるか注意して見たが、そのたびに雲がやってきて確認できなかった。残念である。長崎の白木峰でNinja400で見せてもらった時に、中心星がちらちら見えたのに驚いた。自分の機材で今回こそ確認しようと思ったんだが・・・。

 15cmで上ってきたすばるを見たら、とてもきれいだった。しかしその直後全天ドン曇りになって、晴れる気配もなくなってきた。しかも月が出てきたので、助手1号に手伝ってもらい望遠鏡を撤収した。
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 朝まで仮眠してから帰った。うまいぐあいに朝のラッシュ時間から外れたので、楽に帰れた。やんばるの星空は南部のグスクロード公園よりもはるかに良くて、星がよく見えた。7月よりも透明度が落ちているのが残念だが、写真を撮るならもうやんばるしかないと思う。

by anettait | 2008-08-30 01:40 | 大口径ドブソニアン | Comments(2)  

カメラ買ったら新製品が出た。

 今日「デジタルカメラJP」を見たら、キャノン50DとニコンD90が新発売と出ていた。「○○○を買ったら新製品が出た」というのはありがちなことだが、今回はまぁ、クラスも違うことだし、値段もだいぶ違うんだけど、正直待てばよかったかも。

 先に発表されたキャノン50Dは超高感度撮影が可能という、まさに天体撮影にうってつけのカメラかも。実際に撮影された画像を見なくてはなんとも言えないけれど、けっこう良さそう。約15万円とのこと。キャノンは現行機種の40Dが出てちょうど1年で新製品ということになる。早すぎる気がするが、それだけ技術の進歩が速いということか。いやキャノン早すぎるぞ。

 ニコンのD90は、なんと一眼レフで初めて動画撮影が可能という、まさに画期的なカメラ。一眼レフは機構的に動画撮影は無理だと考えられていたのについに出た。こちらは12万円くらいらしい。発売は9月19日らしい。

 ライブビューが出た時に、デジイチで動画はいつかは出るかもとちょっと思った。しかしこんなに早く出るとは。しかもハイビジョン動画。実際は半分ハイビジョン(720)という規格だが、それでも惑星動画撮影と星野撮影が1台のカメラでできるというのは、実に画期的。しかも広角レンズで星の微速度撮影ができるかもしれないし、天体写真の可能性は大きく広がる(かもしれない)。もちろん動画時のノイズの多さとか、見てみなくてはわからない部分も多いけど。

 まぁ、そんなわけでD90は考えれば考えるほど欲しくなるカメラだが、イメージセンサー(CMOS)が大きければ大きいほど惑星の拡大撮影は難しいし、乗り越えるハードルは多いかもしれない。でも使ってみたい。

 今回買ったカメラ(kissX2)は値段を考えると十分お買い得だし、新製品2機種に比べても星空の写りは値段の差ほどの差はないはずだ。しかしこの様子だとkissの新製品が来年すぐに出るかもしれない。その時にがっくりこないように、十分使っておきたい。

by anettait | 2008-08-27 23:02 | カメラ関係 | Comments(0)  

カメラ買った。

 少し前のことだが、久しぶりにカメラを買った。もちろんデジタルカメラだ。EOS KissX2だ。あまりに普通すぎるが、私の場合新品デジイチを買うのは3年ぶりくらいなので、買うまでいろいろ考えた。

 今回はオリンパスのE-520と最後まで悩んだ。どちらもライブモード、センサークリーニング付きだが、オリンパスのダストリダクションは定評があるしE-1を使っているのでよくわかる。さらにボディ内手ぶれ補正も魅力だ。顔検出モードも、もしかしたら利用価値があるかも。

 しかし今年は離島で真剣に星を撮影しようと考え、天体雑誌の記事も参考にしてこれに決めた。確かこの時は離島に行く予定があったのだ。しかしそれは船の欠航という形で終了。せっかく買ったデジカメは活躍の場を失ってしまったようにも見えたが、きっと出番がやってくるはずだ。それまで待機モードに入る予定だった。

 しかし気になるのはデジカメの値段下落の早さ。いくらポイントや下取りで安く買ったとはいえ、待機している間に値段が下がったのでは悲しい。ということで、いろいろ使ってみた。

 まず星野写真。ライブモードだと、木星で簡単にピントが合わせられる。これは便利だ。まだ真剣に撮影はしてないけど。月の直焦点撮影もとても簡単。ウェブカムには劣るが、かなりシャープな月面が撮れる。これはすごい機能だと実感した。私が単に時代遅れなだけかもしれないが。

 しかしレンズが暗い標準ズームしかないせいか、木星以外の星ではピントが合わせにくい。もしかしたら何か操作方法があるのかもしれないが、よくわからない。今度ちゃんと説明書を見てみよう。

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 画像は40cmでの直焦点撮影、焦点距離は2200mmなので月の全景は入らない。
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 こちらは上の画像の一部を切り出した、縮小なしの画像。普通ここまで拡大して見ることはないので、十分シャープだと思う。

 次は星野撮影のために、どこかに行ってしまったニコンーイオスアダプターを発掘しなくてはならない。うちの望遠レンズはニコンばかりなのだ。 

by anettait | 2008-08-26 22:07 | カメラ関係 | Comments(0)  

メガスターⅡを見た。

 やっとメガスターⅡを見に行った。今回はローソンでのチケットの取扱いも終わっていて諦めていたのだが、友人が朝並んでチケットを買いに行くことを偶然知り、一緒に買ってもらったのだった。おかげでリクライニングシートでゆっくり見ることができた。大感謝である。
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 15mのエアドームは思ったより大きく見えなかった。しかし中は広々としていた。ただしドーム近くの喫茶店で待っている間、遮音が不完全なためドーム内の音がよく聞こえ、首里劇場状態だった。
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 メガスターⅡはどこで見てもメガスターⅡのはずだが、今回は星空が少し薄いような気がした。たぶんエアドームの出入り口からわずかに光が入っていたためか、または以前見た時の印象が強すぎて、今回は心理的なインパクトが弱まったためかもしれない。

 投影は星空案内の方にした。「七夕ランデブー」は前にどこかで見たから。今回の投影内容もよく知っているものだった。いや、すでに見てきた知人が聞きもしないのに内容を事細かに説明してくれたので、知っていると思っただけかもしれない。

 ひとつ残念だったのは、ドームの外の音がよく聞こえること。エアドームでは難しいと思うが、設置場所がフードコートの真ん中というのがまずい。投影中に「13番の方いらっしゃいませんか~」という大きな声が3回ほど繰り返されると、「注文はキャンセルです。」と言いたくなる。

 当然だが私は双眼鏡を持って入った。これはメガスター鑑賞ではマニアのお約束みたいなものだ。ただうっかりして超広角双眼鏡を家に置いてきてしまったので、普通のペンタックス製小型双眼鏡を使った。

 双眼鏡で見るメガスターは天の川までつぶつぶの星で、やはりいつものメガスターだった。睡眠不足だったので途中で寝るかもと思ったが、双眼鏡のおかげでまったく眠くならなかった。星座絵などは魚眼レンズを使ったデジタルのプロジェクターで投影しているようだった。

 ドーム内部の撮影は禁止だったので、内部の画像はない。メガスターそのものは撮影しようとは思わないが、ドームの前半分にいるお客さんがみんな床に寝転がって見ている図というのはなかなか珍しい光景なので、撮影したかっただけに残念だ。しかも寝転がっている人々の顔にも体にも無数の星が写っていた。

 ところでメガスター投影は「好評につき9月2日まで延長」するとのこと。チケットを買った友人の話では「朝9時に行ったら200人くらい並んでいた。」というほど好評だから、来年の夏でもプログラムを別のものにすれば、十分いけると思う。その次くらいからはわからないけど。

by anettait | 2008-08-22 23:03 | プラネタリウム関係 | Comments(0)  

水星と金星

 日没後の西の低空で、金星と水星が接近しているのが見えた。金星は肉眼ですぐにわかるが、水星は小さい双眼鏡があった方が探しやすい。一度見てしまうと、肉眼でも見つけられた。
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 撮影したのは8月18日(月)。日没後の交差点で見つけたので、すぐに撮影。三脚を持っていなかったので、ガードレールみたいなものにカメラを固定して撮影。
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 中央部分を拡大した。上が金星、下は水星。最接近は23日(土)なので、もう少し近づくはず。

by anettait | 2008-08-21 21:46 | 惑星 | Comments(0)  

もう一本。

 昨日はもうだめだと思いつつも、雲の間からもう一本動画を撮影した。先ほど画像処理してみると、けっこうちゃんと写っているのに驚いた。
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 このひどい条件でこれだけ写るなんて、惑星撮影を始めた二十数年前には想像もつかなかった。あの頃はフィルムの一眼レフで1コマ撮り、コンポジットなんて暗室での特殊技術で試したこともなかった。

 こんな悪条件で、お手軽にこれほどの画像が撮れるなんて、技術の進歩は本当にすごい。

by anettait | 2008-08-21 21:30 | 惑星 | Comments(0)  

雲に負けた・・・。

 シーイングはひどくなるばかり。風も強く、雲は増えていく。「撮れるもんなら撮ってみろ」状態だが、撮影して処理してみると、なぜか模様はそこそこ出てくる。どうにか大赤斑が正面に来る頃までは撮影できた。
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 しかしこの後、いきなり全天に雲が広がり撮影不能になる。風はなぜか収まってきた。しばらく雲の隙間を待ってチャンスをうかがったが、だめなようだ。というわけで、今日はこれで終了。

 衛星の名前を調べようとステラナビゲータ8を起動するが、木星表面模様も衛星の位置も合ってない。木星に関してはまったく使えないソフトだ。まったく合わなければあてにしないが、3回に1回は合っているから困ってしまう。もっときちんと作ってほしい。

by anettait | 2008-08-20 22:03 | 惑星 | Comments(0)  

大赤斑ただ今通過中

 ひさしぶりに大赤斑を撮影してみようと、いつもより早く撮影準備に入ると、なんともう大赤斑出ている。急いで準備して撮影。

 風が強く、シーイングも良くない。ピント合わせにも苦労するほど。木星がふにゃふにゃしている。
 はるか台湾の南にある台風の影響か?雲の流れも早く、木星がひんぱんに雲に隠れる。風、雲、不良シーイングの三重苦に悩まされながらも撮影し、画像処理してみると思ったよりよく写っている。
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 今日の条件でこの程度写れば、まぁいいか。あとはどこまで根気が続くかだな。

by anettait | 2008-08-20 21:14 | 惑星 | Comments(0)  

もうひとつの影はイオだった。

 画像処理してブログに画像をアップしている間に、ガニメデの影は消えてしまっていた。そのかわりに、もうひとつの影を作っている衛星本体が、木星表面から姿を現した。イオだ。眼視でも木星面の模様はよく見えていたが、衛星には気がつかなかった。まだまだ修行が足りない。
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 ガニメデは画像では丸くないような気がするが、こちらも眼視では気がつかなかった。ガニメデの模様は見えなかった。

 さきほどの画像を撮影中は、望遠鏡のまわりで助手ふたりが遊んでいて撮影に集中できなかったが、これを撮影する時には下の階に行ってしまった。
 やれやれと思い撮影に集中しようとしたが、風が強すぎる。鏡筒が激しく揺れる。木星の高度が下がると共に私のテンションも下がってしまった。やはり修行が足りないか。

by anettait | 2008-08-19 23:50 | 惑星 | Comments(2)