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久しぶりの遠征

 先日の連休に、久しぶりにやんばるでキャンプをした。月が大きかったので星見は無理かと思っていたが、透明度がすごく良く、月が出ていても那覇市内よりはたくさんの星が見えた。

 機材はNinja320とラプトル50、Nikon7×50SP双眼鏡。助手1号、2号も一緒だったため、それ以上の荷物は積めなかった。テントが3人にはちょっと大きすぎて、あまり大きくないレガシィのカーゴルームを埋めてしまうのだ。

 出発が遅かったこともあって、森林公園に着いた頃には日が暮れていた。まず望遠鏡を出して沈む木星を見るが、遅すぎたようで高度が低すぎる。月明かりの中、あれこれ望遠鏡を向けてみるが、月明かりが強くていまひとつ。そこでテントを組み立て、遅い夕食をとる。
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 Ninja320のファインダーを忘れたことは、出発して20分後には気づいていたが、「小さな双眼鏡をテープで貼り付ければどうにかなるさ。」と考え、取りに帰らなかった。しかしそれが失敗だった。ニュートン式反射はファインダーがないと、天体の導入にとても苦労するのは常識。今回も小さな双眼鏡は付けてみたものの、覗きにくく、狂いやすく使い物にならなかった。

 月が沈むまでと仮眠したら、寝過ごして起きたのは午前5時前。あわてて外に出たら、降るような星空。これほど明るいオリオン座を見たのは本当に久しぶりだった。森林公園は電照菊の栽培で、数年前から明るくなっているはずだが、その日はまったく影響は感じられなかった。Ninja320でM42の色をしっかり見て、オリオン座中心部などを流す(ファインダーがないので星団などが探せない)。

 NikonのSPでも星空を流して見た。本当に久しぶりのすごい空だった。すばるや二重星団が双眼鏡で美しく見えた。星空のどこを見てもきれいだった。これはずいぶん長く忘れていたような感覚だった。薄明が始まったところで土星と金星をNinjaで見て、夜が明けた。
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 今回は荷物が乗らなかったこともあり、赤道儀は持っていかなかった。眼視に重点を置き、撮影は固定撮影のみだ。これで十分だと思った。ただし月が沈むところを見逃したのは残念。

 夜は気がつかなかったのだが、明るくなってみると、両腕に無数の赤い斑点が!ブヨに刺されたらしい。昼間はちっともかゆくなかったが、夜になって猛烈にかゆくなった。刺された箇所を数えてみると、なんと80箇所以上もある。左腕だけで35箇所。顔も察されたのでひげも剃れない。翌日急いで皮膚科へ行った。困ったおみやげだった。

 今回の目的の半分は、自分のために星を見に行くことだった。のこりの半分がキャンプをして、川で遊ぶためだったので徹夜はできなかったが、かなり満足できた。人に星を見せるばかりではなく、もっと自分のために星を見に行くべきだと感じた夜だった。

by anettait | 2007-09-26 23:11 | 星旅 | Comments(0)  

中秋の名月

 今日は旧暦8月15日、中秋の名月だ。昔の沖縄ではこの日、綱引きをすることになっているらしい(本島南部限定かも)。糸満の大綱引きは今日開催されたようだ。

 また、昔の沖縄の一般家庭では、お月見をしていたと思う。少なくとも私の子どもの頃はそうだった。近い親戚が集まって、にぎやかにお月見をした記憶がある。
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 というわけで、形だけではあるがうちでもお月見をした。月を見ながらフチャギを食べるだけだが。すすきは探しに行くのが面倒だったのでなし。もっと何かしたような気がするが、忘れたので来年までには思い出しておこう。

 月を見たついでに撮影。25cmドブは改良に改良を重ねているが、なかなか揺れが収まらない。でもコンパクトデジカメで月の撮影くらいはできる。
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 もうひとつ、口径5cmのラプトルでもデジカメ手持ちで月を撮影した。天頂ミラーもつけたので撮影は楽だったが、アイピースかどこかで色収差が発生している。月のふちが青くにじんでいる。でも月の写真を普段撮らない人なら気にならないだろうし、口径5cmでここまで写れば十分すぎるほどだろう。
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 ラプトル50は、月が本当によく見える。25cmドブではまぶしすぎる月だが、5cmなら十分楽しめる。でも大人が扱うには足が短い。大人用の三脚でも作ろうかな。

by anettait | 2007-09-25 23:45 | 初心者用望遠鏡 | Comments(0)  

ラプトルが来た!

 初心者用天体望遠鏡「ラプトル」が来た。これはスコープタウンという望遠鏡販売店の店長が企画、販売しているもの。

 店長は「粗悪品の天体望遠鏡こそ初心者を天文から遠ざける諸悪の根源」という意味のことをたびたび自身のブログに書いていて、ラプトルは「初心者向け(たぶん小学生)の、安くてよく見える、まともな天体望遠鏡」とのこと。
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 「安くてよく見える」と書かれると「では買ってみなくては」ということになり、早速注文したら品切れで、4日ほど待たされた。

 望遠鏡本体に藤井旭氏の月の本、星座早見盤が付いて7500円くらい。正確な値段は忘れてしまったが、望遠鏡本体のみ(三脚、架台付)は6800円だった。

 口径5cm、焦点距離60cm。この値段で接眼レンズが3種類、天頂ミラーもついている。安い接眼レンズだが、対物レンズ、鏡筒本体はきちんと作られている。
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 月を見てみると、けっこうよく見える。コントラストがいい。高倍率用の接眼レンズを手元にあったオルソ9mmに替えたら、もっとよく見えるようになった。

 木星は今の時期は高度が低いこともあって、いまひとつの見え方。それでも縞の1本はよくわかる。私には2本以上見えるが、一般の人は1本見えるだけかも。
 
 金星は最低倍率(30倍)ですでに三日月型がわかる。金星ほど明るいと、接眼レンズ周辺での色収差がわかってしまう。付属の接眼レンズは中心はいいのだが、明るい天体では周辺で色収差が出る。値段を考えれば当然のことだろう。それよりも、この値段で接眼レンズを3種類も付けてくれたことを喜ぶべきだ。また、接眼レンズの違いがわかるような、対物レンズの出来もすばらしい。

 ところで、値段を考えれば当然だが、三脚の足が細くて短い。やや不安定だが軽いのが利点。これなら小学生がひとりで持ち出せる。

 架台はフリーストップ。低倍率はいいが高倍率で使うには慣れが必要だろう。これを使う小学生は、月を見ながら徐々に慣れていくのだろう。どんな架台にも慣れは必要だ。

 今回、小学生がひとりでラプトルを組み立て(説明書もろくに見ずに)、ひとりで月を導入することができた。5,6年生で星に興味のある子なら、十分に使いこなせると思う。

 本体、付属品込みでこの値段、この性能。十分お買い得だろう。小学生でも手軽に持ち出せる軽さ、コンパクトさもいい。小学生が最初に持つ望遠鏡としてとてもいいと思う。

 この望遠鏡は接眼部が24.5mmで、アメリカンサイズのウェブカムが取り付けられない。アダプターを調達してから撮影テストをしたい。

by anettait | 2007-09-24 22:21 | 初心者用望遠鏡 | Comments(1)  

テレビに出た虹

 朝、早起きして金星を撮影した後、ぼんやりテレビのローカルニュースを見ていた。ニュースの最後に出たお天気カメラの映像に、虹がはっきり写っていた。このお天気カメラはうちから500mも離れていないので、「見える!」と考えカメラを持って階段を走った。

 屋上に出てみると案の定、西の空に見事な虹がかかっていた。とても濃く、近い虹だった。
 デジカメで3枚撮影したが、みるみるうちに薄れていった。雲が朝日を隠したのだ。1枚目がもっともはっきり写っていた。
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 最近、虹がとても多い。それは大気の状態が不安定で、よくにわか雨が降るためだろう。今日も寝袋を干したら雨に降られた。また干したら乾いたが、なかなか油断ならない。

by anettait | 2007-09-23 00:58 | 気象 | Comments(0)  

白いドブソニアンを作る(5) 実戦投入!

 白いドブソニアンを観望会で使ってみた。とはいっても星空教室の合間に、三日月と木星を見せただけ。

 まず、2インチアイピースの40mmを付けて、西に低い三日月に向ける。耳軸の受けに貼ったテフロンシールがすべりすぎて、勝手に鏡筒がおじぎをしてしまう。しかも有効最低倍率を下回るせいもあって、視野の中央に斜鏡の陰が出て気になる。

 仕方がないのでアメリカンサイズの20mmで見せる。この方が月は大きく見えて好評だった。

 木星はPL9mmを使い、、120倍で見せる。ガリレオ衛星と木星本体の縞模様がよく見えて、好評だった。しかし倍率を上げると、手で軽く触れても揺れるので、観望会で見せるには気になる。水平回転はどうにか使えるレベル。もう少しうまく仕上げなくては。

 PL6mm180倍では、光軸がずれているのか、いまひとつの見え方。視野から逃げるのも早く、ポンセットマウントが欲しいところ。

 帰りは架台ごと駐車場まで担いでいった。やはり軽いのが一番の利点だ。重くせずに架台を補強したい。

by anettait | 2007-09-16 00:49 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

白いドブソニアンを作る(4)

 接眼部には国際光器で販売している「ホワイティドブ用クレーフォード接眼部」を使っている。この製品は手持ちの接眼部の中で、ストロークが一番長い。ところが長すぎて、この鏡筒に組み合わせると、ピントを合わせるとドロチューブの先端が鏡筒の中に出っ張ってしまう。像は少しばかり悪化しているはずだ。
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 しかし鉄製の鏡筒をわずか2,3cm切るのも面倒だし、切ったら少し大きめの斜鏡を使わなくてはならないので惑星観察には不利だ。ところが鏡筒にあいた接眼部用の穴は、この接眼部以外では合わない。穴が大きすぎるのだ。

 他の接眼部が使えないので、このドロチューブを金のこで切ろうかとも考えたが、もったいないし面倒だ。そこで2インチアダプターの方を工夫することにした。
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 画像では、左が元から付いていたアダプター。右は観測室に転がっていたもの。確か中古で格安だったはず。ただしこれはそのままでは使えず、接眼部の取り付け部分を少しだけ改造した。厚みにしてほんの5,6ミリだが、これでドロチューブの出っ張りがほとんど気にならなくなる。ちなみに画像では上下ひっくり返してあるので、アダプター下部の厚みを比べて欲しい。
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 おかげで快適な星空観望ができる。もちろん大きな違いはないかもしれないが、像を悪化させる要因は少ない方がいい。

by anettait | 2007-09-14 23:34 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

白いドブソニアンを作る(3)

 最近天気の悪い日が多いので、ついついドブソニアン製作に力が入る。水平回転部はプラスチックシートとテフロンのシール(カグスベールの類似品)を使ってみた。

 今回は前のものよりゆれは少ない。回転盤の高さがない分、少しは安定するようだ。しかし、ゆれは架台の剛性のなさが原因ではないかという気がしてきた。回転させる時、架台がゆがむような気がする。その戻る力で鏡筒が揺れるのかもしれない。

 今度時間ができたら、架台そのものの補強をしてみたい。しかし突然台風が来るようなので、作業ができたとしても、星を見て確認するのはだいぶ後になりそうだ。

by anettait | 2007-09-14 00:53 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

白いドブソニアンを作る(2)

 水平回転部に使ったテレビ回転台は、ベアリングをプラスチック板で挟んだ構造だった。そのため、望遠鏡の重さによるプラスチックのゆがみが視野のゆれとして出てしまう。結果として視野の中で星が大きく上下し、とても使えたものではなかった。

 次なる水平回転部は、すでにホームセンターで見ておいた回転盤だ。実は架台の材料を買う時に、これまで買うべきか迷ったんだが、結局買うことになってしまった。なんと1500円。架台の部品の中で一番高い。
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 これを組み込んでみると、スムーズな回転に、期待が膨らむ。しかし実際にドブソニアンを組み上げて星を見てみると、やはり揺れる。もしかしたら接地部分に使ったゴムの足が揺れの元かも。そう考え、足を木に変更。

 ところがゴムより木はゆれは少ないものの、やはり我慢できないほど星が揺れる。手で揺らしてみると、やはり回転部分から上が揺れているような気がする。1500円の部品は無駄になるのか?
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 それでも火星は明るく見え、天王星も楽に見えた。アンドロメダ銀河は透明度が悪く見えにくいが、アンドロメダγ(ガンマ)は明るくよく見えた。水平回転部がちゃんと使えると、揺れがあっても天体の導入は楽だ。

 このドブソニアンは接眼部の高さをできるだけ低くして、小学校低学年でも25cmで星が観られることを目標の一つにしている。水平回転部や足に厚みがあっては困る。次はどの材料を使ってゆれをなくすか。なかなか難しい問題だ。

by anettait | 2007-09-09 20:21 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

白いドブソニアンを作る(1)

 少し前のことになるが、望遠鏡販売店のホームページで、中古の鏡筒を見つけた。「25cm反射用筒のみ(ジャンク)」。実質的に丸めたトタン板のみ。ただしあちこちに部品の付いていた穴が開いている。

 ジャンクという割には5000円だったので1週間ほど考えたが、売れる気配もないので注文してしまった。必要な部品はすべて持っているし。ちょうど紙筒25cmの温度順応の悪さに困っている時だった。
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 送られてきたものをみて、ちょっと後悔した。あちこち傷がついていて、しかも手持ちの部品を付けるには直径が少し小さかった。これはけっこうショックだった。

 しかし違うメーカーのものを組み合わせるのだから、こういうことはあって当然だ。そういえばほんの数ヶ月前に主鏡セルで経験したはず。まったく学習してない。

 とにかく買ってしまった以上、使わなくては気がすまない。ということで無理やり手持ちの部品を取り付けた。いろいろ工夫したら、どうにか形になった。主鏡はディスカバリー社の254mmF4.5(青板)、斜鏡は笠井トレーディング扱いの63mm。惑星も十分楽しめる組み合わせ。接眼部は国際光器のクレイフォード接眼部。鏡筒の穴が大きくて、これ以外合うものがなかった。

 架台は手持ちの銀次25cm用架台(持っているのは架台だけ)を使ったが、鏡筒が銀次よりも少し細い分、耳軸の摩擦面積が減り、安定が悪い。月食観望会などに数回持ち出すが、使いづらい。しかしこの数回の観望会で、木星が意外に良く見えることを発見する。
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 木星が良く見えることがわかったので、専用の軽い架台を自作することにした。銀次の架台は頑丈に出来ていて、30cmクラスも十分載せられるが、とにかく重い。気軽に持ち出せないしカートで運ぶにしても安定が悪い。

 できるだけ簡単に作ろうと、いろいろ考えて設計図を引き、材料をすべてホームセンターで切ろうと材木の切り方まで書いてホームセンターに行った。しかしそこで組み立て式の棚板を発見。30cm鏡筒(棚ドブ)の材料と同じシリーズで、もっと短いものがあったので、それを使うことに変更。いろいろ買って帰る。
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 実際に作ってみると、とても簡単に組みあがった。しかし実際に星を見てみると、水平回転部に使うつもりで数年前に買っておいたテレビ回転台が、意外に安定が悪いことを発見。これは使えんので外すことにした。
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 水平回転部なしで天王星と海王星を400倍で確認し、架台のファーストライト(って言うのか?)を終了。水平回転部がないと、海王星は恒星と違う像なのを確認するのがやっと。かろうじて円盤像かな、といった感じだった。天王星は楽勝。

 というわけで、水平回転部を考え直さなくてはならない。

by anettait | 2007-09-09 00:09 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

GP赤道儀を作る(2) スパーギアが来た!

 前回これがなくてGP赤道儀が完成しなかったわけだが、注文して約10日、やっとスパーギアが手元に届いた。ビクセンにも在庫がなかったのか?思ったより時間がかかった。

 値段は数百円の部品だが、これがないと赤道儀で自動追尾ができない。けっこう重要な部品だ。さっそくGP赤道儀に付けてみる。仮組みだがモーターともぴったりだ。純正品だから当然ではあるが。
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 次はモーターを動かすためのコントロールボックスを探さなくてはならない。確かモーターといっしょに購入したはずだが、もしかしたら別の赤道儀に使っているかもしれないし、「部品の部屋」に埋まっているかもしれない。もし埋まっていたら掘り出すのに時間がかかる。

 GP赤道儀はとりあえず形にはなったので、明日にでも別のコントロールボックスでテストしなくてはならない。ところで三脚がない。どうにかしなくては。

by anettait | 2007-09-03 23:49 | 自作望遠鏡 | Comments(0)