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細い金星

 夕方の金星が高度をどんどん下げていっている。29日は午後8時前には、隣のパチンコ屋の建物に隠れてしまった。もうすぐ夕方の金星ともお別れだ。

 金星は現在、地球と太陽の間に入り込んでいく状態なので、望遠鏡で見るとどんどん細くなっていく。29日に見たら、20日の観望会で見たときよりもさらに細くなっていた。最近、観望会で金星を見るたびに、どんどん細くなっているような気がする。
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 金星の細い形は今だと20倍程度でもわかるので、小さな望遠鏡でも十分確認できる。内合(太陽、金星、地球が一直線に並ぶ)が8月16日だ。

 普通の方法なら、金星が見えるのは8月の第1週くらいまでだろう。細い金星を見たい人は急がなくてはならない。私も金星の形の変化をできるだけ追っていこうと思っているが、観望会があると撮影はできないし、なかなか難しい。

by anettait | 2007-07-31 00:28 | 惑星 | Comments(0)  

満月の夜

 今夜は満月だ。満月の夜は星は見えにくいので、惑星を楽しむしかない。または月見をするか。とにかく星を見る者にとって、満月は迷惑でしかない、と私は思っていた。

 しかし数ヶ月前から、自転車に乗るようになった。折りたたみ自転車が前から欲しかったのだが、たまたま入った自転車屋で処分価格で出ていたので、衝動買いをしてしまったのだ。

 その自転車、真夏の昼間に乗ると死にそうになるが、夜、月の下で乗るとすごく気持ちがいいことに最近気づいた。ゆるい坂を月を見ながら(事故らないように注意して)下ると、かなり気持ちがいい。

 もちろん車や人がいないことが大事だし、下ったら昇って帰ってこないといけないので、帰りは楽ではないが、運動にはなる。良い子はまねをしないように。

 さて、満月の夜は快晴になるという説がある。誰が言い出したのかはわからないが、学生時代に友人がその謎解きに挑戦しようとしていた。その後どうなったかは聞いていないが、今夜も快晴だ。
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 写真は今夜の満月。亜熱帯天文台から見た南の方向だ。月はちょうど南中で、高さは約40度。夏の満月は低いのだ。

 南側のマンションができてから、カノープスがマンションにひっかかるようになり、カノープスの全経路が見えなくなった。それでもまだ南中前は十分見える。巨大なマンションやネオンの看板が、目の前に建たなかっただけよしとするか。

by anettait | 2007-07-30 01:06 | その他 | Comments(0)  

棚ドブで撮影してみる。

 連続観望会が終わって一息ついたので、棚ドブで撮影してみることにした。ジョンソニアン赤道儀台に載せれば撮影できなくもないのだが、その状態では厳密な光軸修正が難しいので、40cmに同架した。
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 自作鏡筒で四角なので鏡筒バンドなどはないが、どちらもフレーム鏡筒なので、フレーム同士をビニールひもで縛るだけでセット完了。実に簡単だ。

 じっくり光軸修正するが、けっこう難しい。もちろん調整用ネジが短くて調整範囲が狭いこともあるのだが、斜鏡が小さいことも原因のようだ。しかし大きめの斜鏡が行方不明なので、そのまま調整する。

 眼視ではいまひとつの見え方で、木星表面の模様が見えにくい。40cmと比較するとかなり落ちるが、これは主鏡の欠けた部分の影響だと思われる。中央にも周辺にも遮蔽物がある状態だからだろう。
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 しかし撮影してみると、そこそこの画像が得られた。多分元の精度がいいのだろう。完全品ならもっと細かい模様が写ると思われる。

 ジャンクではなく完全品の鏡をテストしたいところだが、これ以上の出費は避けたいしその余裕もないので、今回はこれまでにしておく。

by anettait | 2007-07-24 00:23 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

棚ドブ再登場

 棚ドブは、中古で購入した主鏡の見え方を確認するためだけに作ったものだった。1度は粟国島へも持っていって観望会に使ってみたが、長いため運搬が不便なのと、架台がやたらと重いので使わなくなってしまったのだった。
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 ところが、この夏休みはなぜか小中学校や公民館での観望会が多い。この機会に自作望遠鏡をアピールするとなると、仕様、性能と見た目の関係から、棚ドブが最適ということになった。

 どう見ても既製品とは思えない外観、Ninja320に迫る(?)光学性能、準備片付けの素早さ、これに勝る自作機は持っていないので、さっさと決まった。
 実際には棚そのもので望遠鏡には見えにくいし、光学性能は25cmシュミカセ以下かも。準備は簡単だが普通車の後部座席に入らないほど長く、収納性の悪い鏡筒、やたらと重い架台など、欠点は多いがそれは気にしない。

 一度作り上げたものの、ボイド管(紙筒)の鏡筒を作るため主要な部品は外してあった。そこで台風の去った連休最後の日に、部品組み付けから始めた。
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 まず接眼部。前回つけてあったものは40cm鏡筒に使用中。となれば手持ちのもので合うのをさがすと、あった。笠井トレーディング製のマイクロフォーカス付き接眼部。確か蔵出し品で安かった。ファインダーはBORGの5cm中古。ファインダー脚は国際光器の処分品。

 斜鏡と主鏡セルは30cm分割鏡筒より外して使う。分割鏡筒を使わないのは、主鏡セルの下の部分が大きすぎて架台に入らず、高度50度以上はすべて死角になってしまうという致命的な欠点を持っているからだ。
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 というわけで主鏡セルは内枠のみを使う。純正ネジが短く、底板の厚みが邪魔をして光軸修正の範囲が狭くなるが、まあどうにかなるだろう。斜鏡も63mmは小さいような気がしたが、とりあえず付けてみる。

 主鏡は今回、秘密兵器を取り付けた。なんと笠井トレーディングの主力商品(?)銀次300Dの主鏡だ。新品なのでメッキはとてもきれいだ。星雲などがよく見えるはずだ。

 これは捨て値というかジャンクで1万円で入手したのだが、もちろん理由があって、なんと欠けている。しかも半端な欠け方ではなく、幅3cm、長さ6cmにわたって鏡の縁がめくれるような状態で割れている。
 実際に星の光を反射させてみると、幅はさらに1cmほど広い部分までダメージを受けている。輸送中の事故だったようだ。もったいないので欠けた部分を黒い紙で隠して使う。

 もともと形はあったので、半日で完成した。前回よりも使いやすい接眼部などでグレードアップしたが、なぜかバランスが取りにくい。しかも光軸修正がなかなか決まらない。おまけに斜鏡はやはり小さすぎたようで、けられている。
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 手直しする間もなく、連続観望会へ突入してしまった。光軸修正が完璧ではなく、またはジャンク主鏡のせいか、もう少し見えてもいいのでは、という感じだったが、自作望遠鏡のアピールは十分できた。

by anettait | 2007-07-23 23:27 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

月面着陸から38年

 すでに昨日になってしまったが、7月21日(アメリカ時間では7月20日)はアポロ11号が月面着陸してから38年目になる。当時、私は夜中起きてテレビの生中継を見ていたような気がするが、子どもだったので記憶はあいまいだ。

 あれからもう38年になってしまったのか。そういえば、中学か高校の頃、どうやったら宇宙飛行士になれるのか考えていた時期もあった。当時、アメリカの宇宙飛行士は空軍のパイロットばかりだと思っていたので(実際にそうだったのかは不明)、とにかく飛行機のパイロットになればいいんだと思っていたが、さっさとあきらめてしまった。

 たぶんパイロットには向いていなかったと思うんだが、現在のように科学者、医者が宇宙に行けると知っていたら、その方面でがんばるという手もあった。しかし今も医者でも科学者でもないので、結局無理だったということになる。

 アポロ11号は月の明け方の地点に着陸したらしい。それは月面の昼間の気温(約130℃)に宇宙服が耐えられなかったからとのこと。着陸地点の静かの海は、下の画像のちょうど中央に写っている。38年前、そこに人類で初めて月に降り立った男たちがいた。38年前の月齢もちょうど同じなので、着陸地点に真横から太陽の光が当たっているのがわかると思う。
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 撮影は今年の7月21日。38年前は望遠鏡なんか持っていなかったので、その頃の月を望遠鏡で見た記憶はない。

by anettait | 2007-07-22 00:40 | その他 | Comments(0)  

3日連続観望会

 今夜までの3日間、連続して観望会があった。先々週の4日連続よりは1日少ないが、初日
の天気が悪くて中止になったのえ、本来なら今週も4日連続観望会だった。

 最初に2日間は某中学校で、3年生相手の観望会だった。総勢250名を2日に分けて、望遠鏡4台(13cmマクストフカセ、20cmシュミカセ、30cmドブ、学校の12cm?屈折)を使って月、金星、土星、木星を見せた。2日間とも快晴だった。スタッフも中学の先生含め4,5人いたのでそれほどきつくはなかった。
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 土星や月を見て素直に感動してくれるのはうれしかった。「高校に入ったら天文部に入ろうかな。」と言った女生徒も数名いたし、妙に天文に詳しい男子生徒もいた。今どきの高校に天文部はあるのだろうか。この中学にはないらしい。

 3日目は師匠の関係する小学校で、4年生対象の観望会。児童100名以上というので200名程度を想定していたら、なんと300名以上いたような気がする。とにかく人が多かった。
 こちらも望遠鏡大小合わせて7台、プラネタリウム友の会5名にすばるの会から2名応援に来てもらって7名で対応したが、とにかく人が多すぎた。
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 しかも雲が多く、雲間から月、金星、木星は見せられたものの、土星は無理だった。雲の流れが速かったからまだよかった。全員に月と金星を見せるのに1時間以上かかった。木星を見せている途中で時間切れ。前日までの快晴が続いてくれてたらよかったのに。

 望遠鏡は前日の3台に加え、ポルタ経緯台+7cm屈折を2台、ビクセンの安い8cm屈折敬意台の合計3台を子どもたちが自由に月を見る望遠鏡として並べた。 この作戦は成功したようで、自分たちで月を見たと好評だった。

 今回は30cm棚ドブを復活させて持ち込んだ。なぜわざわざ復活させてまで持ち込んだかというと、「望遠鏡は自作できる」ということを子どもたちに見せたかったからだ。形が望遠鏡らしくないということで、自作と気が付いた子どもたちもいた。
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 光軸調整にまだ難があるものの、棚ドブ+ジョンソニアン赤道儀台は初めてドブをさわるスタッフでも、月や金星の導入が楽にできると好評だった。棚ドブについては後日詳しく書くことにする。

 今回参加したスタッフのみなさん、お疲れさま。私もとても疲れた。次回からは連続の観望会は避けたい。しかし夏休みはすでに毎週2回以上観望会が入っている。

by anettait | 2007-07-21 01:18 | 観望会 | Comments(0)  

初心者用天体望遠鏡・その4

ビクセン10cmF10反射鏡筒(SUPER・POLARIS・R100L・中古ジャンク品)

 30年以上前、10cmF10赤道儀セットは当時の中学生のあこがれの的だった。デパート三越の眼鏡売り場に飾られていたミザールの10cm反射赤道儀は「買って欲しい。」と親にいえないほど高かった。
 買えなかった私は通信販売でスリービーチから光学系だけを購入し、反射経緯台を自作した。

 ビクセンのニューポラリス赤道儀が登場したのはそれから5,6年後だったと思う。大学の先輩から卒業の時にもらったものが1台あるが、ウォームホイールがプラスチックだったのには驚いた。

 今回テストしたのは、その後に出たスーパーポラリス(SP)赤道儀とセットになった反射鏡筒だ。ただし鏡筒自体はニューポラリスとセットになったものもあったし、その後2003年頃「火星人」の名称でドブソニアンとして販売されていた鏡筒も基本的には同じ製品だと思われる。

 10cmF10だと球面鏡で十分性能が出るということで、確かこれも球面鏡だったと思う。もしかしたら「精密球面」と「ただの球面」があったかもしれない。方物面があったかどうかは不明である。
長い歴史を持つ10cmF10反射鏡筒で、評判もいいことから今回は期待していた。

 この鏡筒は旅行中に望遠鏡販売店で見つけ、本体のみ(鏡筒バンドなし、ファインダーなし、ファインダー台座なし、シール貼りまくり、接眼部アイピース取り付け部分なし)で2,000円という格安、いやジャンク状態で購入したもの。旅行中だったので他の部品とともに送ってもらい、送料が1,000円かかった。
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 40cmに同架して、低倍率で見たら特に変わったことはなかったが、倍率を上げてびっくりした。なんとピントがまともに合わない。木星を200倍で見たら輪郭がはっきりしない。模様もあるのがやっとわかるかどうか。倍率が高いせいかと考え、120倍程度に落とすが変化なし。そのとき40cm鏡筒では木星がとてもよく見えていた。
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 30年以上前に自作したスリービーチの鏡の方がよっぽどよく見えた。あれは蚊取り線香の空き缶とカーテンレールで作ったフレーム鏡筒だった。

 光軸に問題があるのかと思って調整するが、それほど狂ってない。撮影すると10cmF5屈折にも劣る画像になった。

 後日、もう一度光軸を調整して、主鏡の圧迫がないのも確認して、再度撮影。今度は3倍バーローを使ったら、さらにひどい画像になった。
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 想像だが、これは主鏡か斜鏡を別のものに取り替えてあるんじゃないだろうか。ビクセンの10cmF10がこんな性能ということはないだろう。それとも「大はずれ」だったか。これは光学系を入れ替えて再度テストしてみるしかない。または新品を購入するか。いやそれはやめよう。同じものを持っている人のをテストした方がいい。

 、「ジャンクがはずれでも文句は言えない」というのが今回の教訓。2,000円だったし。

by anettait | 2007-07-16 12:34 | 初心者用望遠鏡 | Comments(12)  

台風去る。

 台風4号が去った。沖縄本島ではゴルフ練習場の巨大フェンスが柱ごと倒れて車を潰したり、海岸沿いの道路が崩れてしまったり、逆に海岸の砂が国道に打ち上げられて通行止めになったり(すごい量の砂だった、テレビで見た)とかなりの被害だったようだ。
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 うちはたいした被害はなかった。ところが近所の公園では、街路樹がばきばき折れたりひっくり返ったりしていた。風でかなり揺られたのか、街路樹を支える柵がばらばらになっているものもあった。

 那覇の海岸近くの道路ではいくつかの信号が作動していないし、道路が葉っぱや折れた枝だらけで車を走らせにくい。北部の高速道路は折れた枝が多数散乱しているため昼まで通行止めだったようだ。
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 台風が去った後も激しい雨が降っている。今日は1日雨だった。せっかくの連休なのにもったいないことだ。でもたまった動画を何本か画像処理することができた。処理のもっと早いパソコンが欲しくなった。いや、新しい惑星用カメラが先か?

by anettait | 2007-07-14 23:17 | 気象 | Comments(0)  

台風の目に入った!

 台風4号は猛烈な風と雨をつれてやってきた。暴風雨域に入って約10時間、ここ10年では経験したことのない風雨が吹き荒れた。ところが午前9時半頃、突然風雨が止んだ。台風の目に入ったのだ。

 台風の目に入ったのは何回目か忘れてしまったが、2002年の台風以来である。台風の目に入ったら急いで被害のチェックと、返し風の対策をしなくてはならない。

 家のまわりを回ると、心配したとおりポンプのカバーが飛んでしまっていた。2002年にも同じことがあったので、同じように近所を探し回ったら、50mほど離れた広場の草むらの中に落ちていた。

 それ以外はこれといった被害はないのでドームに上がり、ストッパーを外してドームを回転させる。スリットを風上に向けるためだ。吹き返しは南西から来ると予想されるので、スリットを東から南西に向ける。
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 近所の空き地に生えた草が、台風の強い風を受けて同じ方向に倒れている。

 台風の目に入って約1時間半後、突風が南から吹いてきた。吹き返しの始まりだ。これからまた10時間近く暴風雨が続く。瞬間最大風速は午前8時台に56mだそうだ。

by anettait | 2007-07-13 11:33 | 気象 | Comments(0)  

台風4号が来た!

 台風4号が来た。現在やっと暴風域に入ったところだが、すでに猛烈な風が吹いている。瞬間最大風速は40mくらい(当社推定値)。風に向かってまともに目を開けていられないほど。

 こんな夜中になぜ風に向かって目を開けているのかというと、台風対策をしていたから。車庫のシャッターが飛ばないように対策をして(これに時間がかかった)、ドームが飛ばないように対策をし(すぐ終わった)、屋上のものが飛ばないようにした。

 ドームの固定ネジを締めている時、突風が吹くたびにドームが左右に少しだけ動くのがよくわかった。これはこわい。現在東風なのだが、うちの東側は広大な公園しかなく、突風がさえぎるものなくぶち当たってくる。

 今回の台風は最大瞬間風速70mだ。天文台完成直後に瞬間最大風速60mの台風が来て、まあ大丈夫だったが70mは不安だ。

 明日、いやすでに今日か、の昼頃に台風は最接近だそうだ。さてさてどうなることやら。台風の時に出勤しなくてはならない職業でなくて本当によかったと思う今日この頃である。

by anettait | 2007-07-13 01:55 | 気象 | Comments(0)