カテゴリ:昔の望遠鏡( 3 )

 

VOYAGER・S-80SにはBORGの鏡筒バンドがぴったりだった

ラプトル60の架台に載せていたVOYAGER・S-80Sだが、ラプトルを貸し出すことになり、架台がなくなった。それなら次はポルタ経緯台に載せてみようと考えたのだが、それにはビクセン規格のアリガタプレートを鏡筒に取り付ける必要がある。しかし鏡筒から出ているネジはプレートには合わない。

そこで鏡筒に直接プレートを取り付けようかとも思ったが、赤道儀で使いたくなった時にファインダーの位置が変になるのでいやだ。これはファインダー欠品で方位磁針も狂っているけど。

そこで自宅にある鏡筒バンドを探してみたら、なんとBORGの80mm鏡筒用の鏡筒バンドがぴったりだった。これは驚いた。まるで専用のレベルでぴったり。
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で、ポルタ経緯台に載せようと思ったが、鏡筒はラプトル60と同レベルに軽量なので、ミニポルタにしてみた。これも実にぴったり。風の強い時に高倍率を使わなければ。

これで片手で持てて100倍以上が使えて微動も使える望遠鏡が完成だ。たぶん自転車でも背負って運べる。私は自動車で運ぶけど。
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この組み合わせで先日あったお祭りの道端で30分ほど通りすがりの親子に月を見せたら、あっという間に列ができた。しかも大好評。わずか30倍程度だったが。

ただ、このミニポルタは中古だからか、横の固定が甘い。というよりガタがあって勝手に横に動く。これは中のナットを締めれば解決するとわかってはいるのだが、まだやってない。

そういえばこの鏡筒バンドは中古だったが、それでも鏡筒本体(やはり中古)より高かったんじゃなかろうか。まあ望遠鏡本体よりも高いアイピースなどは時々あるので、そういうものかもしれないが。


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by anettait | 2017-11-10 22:49 | 昔の望遠鏡 | Comments(0)  

旧盆ウークイは旧暦7月15日だが満月ではなかった。

ここ三日間は旧盆だった。毎年旧暦7月13日~15日が旧盆だが、今年はうるう月の関係で久しぶりに9月になった。

旧暦15日は必ずしも満月ではないが、今年のうーくいも満月の1日前だった。せっかくなので撮影してみた。
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やはり満月ではない。撮影したのは中古で安く買ったこれ。古いアクロマートの短焦点。ただし昔の短焦点なのでF7だ。8cmなので焦点距離560mm。デジタルテレコンなのでその2倍で写っている。
現在は短焦点ならF5が普通だが、30年くらい前はF5屈折は使い物にならないと思われていたのか、せいぜいF7程度。トミーのファミスコでF6.6だった。
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この鏡筒は手元にあるカメラアダプターが使えないし、ピントが出にくいので手持ちで撮影したら画面の端っこになったし、ややピンボケ。画像処理でアンシャープマスクを強めにしてごまかした。眼視ではちゃんと見える。

カメラは久しぶりに使うolympusのE-P5だ。レンズをはずしたままの手振れ補正は設定が悪かったのか、めちゃくちゃ動くので非常に撮りにくかった。しかも最初はデジタルテレコンがONになっているのに気がつかなかったのでなおさらだ。撮影する場合はカメラの設定をちゃんと確認しなくては。




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by anettait | 2017-09-06 22:29 | 昔の望遠鏡 | Comments(0)  

VOYAGER・S-80S(ビクセン製・黄色鏡筒)

ビクセンがその昔、入門者用に販売していた(と私は理解している)黄色鏡筒シリーズの1本を格安中古で入手した。

その名もVOYAGER・S-80S。口径80mmで焦点距離は560mm。名前にSがふたつも入る割には短くない。当時はまだ屈折はF15が標準だったはずで、F7は当時としては十分短い方か。今ならSふたつならF5かF4だろう。
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鏡筒バンドはなく、鏡筒から出ているネジを直接架台に取り付けるタイプ。現在だとラプトルもそうだが、初心者向けにコストダウンした望遠鏡によく見られる方式だ。ということが関係あるかはわからないが、ラプトル60の架台にぴったり合った。何かそういう規格でもあるのだろうか。

対物レンズはノンコートもしくは1面だけコートなのか、反射光が白い。しかも接眼部がプラスチック。製造番号から推測すると1992年製だと思うが、25年もたてば接眼部のガタは仕方がない。高級機とは違うのだ。
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とにかくF15が標準の時代のF7がどうなのか気になったので、梅雨空の雲の間から月と木星を見てみようとしたら接眼部が昔の24.5mmサイズだったので、そこにあった別の鏡筒から接眼アダプターを流用したら、天頂プリズムでピントが合わない。
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そういえば昔の鏡筒はプリズムなしの直視でピントが合うよう作られているが、これは縮める方に余裕がなさ過ぎる。まあ自社のものが使えればいいわけだし、当時はアメリカンサイズの大きなプリズムを使うことは想定されてないから仕方ないか。結局直視と24.5mm天頂プリズムの両方で見てみた。

結果は、思ったより良く見えた。色収差がひどいかと思ったがそうではなく、110倍で見た木星も縞模様が8cmとしては普通に見えた。月もすっきりした見え方だ。ただしカメラアダプターが使えないので、今回は写真を撮ってない。それ以上の倍率も、ラプトルのフリーストップ架台では厳しいので試してない。特に鏡筒が短いとフリーストップの力の入れ具合が難しく、その点はラプトルよりも不利だ。

よく見える鏡筒なので、できればミニポルタあたりと組み合わせるとベストマッチだと思う。現在ミニポルタとセットで売られている7cmのやたら長い鏡筒よりもこっちが使いやすい。鏡筒が短いと子供でも微動にすぐ手が届くし。まあないものねだりだ、もう作ってない鏡筒だし。これだと現行の8cmの方と競合してしまうかもしれないし。撮影に使いにくいのが残念だな。



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by anettait | 2017-06-05 21:19 | 昔の望遠鏡 | Comments(0)