人気ブログランキング |

カテゴリ:自作望遠鏡( 95 )

 

なんちゃってR200SSの筒で遊ぶ(2) AZ-GTiに載せて月を撮る

晴れたので「なんちゃってR200SS」(と命名した)で月を撮ってみた。架台はAZ-GTi。
鏡筒が7㎏なので、明らかに重量オーバー。メーカーでは5㎏までとしている。しかしバランスウェイトをつけて使ったらちゃんと月を導入した。バランスウェイトなしでは倒れやすくなり危険かも。
a0095470_23100703.jpg
今回は延長筒を使わなかったのでバーローレンズがずれたのか、微妙に片ボケしている。
a0095470_23103044.jpg
重量オーバーなので風ですぐ揺れる。観望会で使うには厳しい組み合わせだな。
自分ひとりならどうにでもなるけど。


by anettait | 2019-09-19 23:20 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

ビクセンR200SSの筒で遊ぶ

先日、ビクセンの短焦点ニュートン反射、R200SSの筒だけを入手した。もちろん中古。

旅行用望遠鏡の部品にする予定だったが、アルミ製で軽かったので、ちょっと気が変わって、以前から持っているが重くて使わないGINJI-200FNの部品を付けてみることにした。
a0095470_23395559.jpg
スペックはまったく同じ200mmF4ニュートンなので、もしかしたら部品の共用ができるかも、という気がしたのだ。
鏡筒の直径はほぼ同じなので、主鏡セルはきついけど入った。接眼部は取り付けのねじ穴の位置が微妙に違うが何とかなった。
問題は斜鏡セルだ。R200SSはトップリングと斜鏡スパイダーが一体化している構造なのでGINJIとは共用できないし、その部品もない。でもGINJIのスパイダーはR200SSの筒にドリルで穴を開けたら簡単についた。接眼部との位置関係も問題なさそうだった。
a0095470_23405353.jpg
2時間程度で部品交換はできた。ただ、R200SSで特徴的なスパイダー一体型トップリングがないので、筒先がゆがんで円になってない。GINJIのトップリングは筒先の長さが足りず取り付け困難。ここは後で考えるとしよう。
a0095470_23413906.jpg
ここまでやって、重量を計ってみた。GINJI-200FNは光学系、鏡筒バンド込みで8.6㎏(カタログ値)。今回のR200SSもどきは光学系込みで7.0kg。この差は筒本体が鉄かアルミかの違いにある。それにトップリングのあるなし。

本家ビクセンのR200SSは7.2㎏(カタログ値)。なんだか強度を考えたらR200SSの中古を買えよという結論になりそうだ。しかし今回はちょっと違う。このアルミ筒はスーツケースに入れるには1cmだけ長いので、その分をカットして完成なのだ。お金をかけてちゃんとした筒を買ってカットするのは気が引ける。
a0095470_23423151.jpg
せっかくなので雲越しに月を撮ってみた。ミラーレスでは延長筒が必要な構造になっていて、やや使いにくい。一眼レフでの撮影を想定した鏡筒なので仕方ないが、鏡筒を1cmカットするともっと使いにくくなりそうで、ちょっと考えてしまう。

by anettait | 2019-09-16 23:51 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

ユニバーサル接眼部の部品

ユニバーサル接眼部を1年ぶりに組み立てたら、どこにどの部品を使ったのかすっかり忘れていて、組み立てるのに時間がかかった。
今後ますます忘れっぽくなると思うので、ここに記録しておく。

なおユニバーサル接眼部の元ネタは日本天文教育普及研究会/ぐんま天文台のレポートである。軽量化した廉価版もそこに出ているので、興味のある人は調べてみてほしい。

まず望遠鏡本体の接眼部に取り付けるところから。
a0095470_22045400.jpg
2インチ差込スリーブ、回転装置(製造中止品)、M57→2インチAD、2インチ天頂ミラーの順にねじ込んでいく。急な落下を防ぐため、できるだけねじ込む部品を使った。ケンコーのSE250Nに付いていたもので、スリーブを外すと2インチネジ(メス)が出てくるので使いやすい。天頂ミラーとミニボーグの間は2インチスリーブになっている。ここはM57→2インチアダプターが1個しかなくて仕方なく差し込みにした。

次に中間のレンズ部。
a0095470_21425460.jpg
今回はミニボーグ50の対物レンズを2個、向かい合わせに使った。元ネタの記事によると、ミニボーグ45EDのレンズを使うと色収差が低減されるらしいが、45EDレンズ2個は中古でも高いし製造中止になっている。

ミニボーグ鏡筒、50対物レンズ、M57→M57ADⅢ、50フード、50対物レンズ、ミニボーグ鏡筒(ドロチューブ付)

最後に実際に覗く部分。

ミニボーグ鏡筒(ドロチューブ付)、31.7AD、31.7天頂ミラー、アイピース
a0095470_21424541.jpg
この接眼部が自由に向きを変えて固定できるためには1コマ目の回転装置は必要だが、必須ではない。望遠鏡本体の接眼部のネジで代用することも可能。ただし2インチ天頂ミラーの先にバランスウェイトが必要になる。この画像ではまだ付いてないので、力任せに固定するだけ。早めにバランスウェイトをつけなければ。

ところでこの部品総額でいくらになるかは、調べてない。製造中止になった部品が多いので、今から調べるのは面倒だし、すべて手元にあるもので組み上げたので、実質ゼロ円。できればレンズを45EDに変更したいが、そうなると部品代はプラス2万円くらいになりそう。安い中古が見つかったら入手したい。

なお、画像の筒が湾曲して写っているが、これは撮影したレンズのせいで湾曲しているだけ。実物はまっすぐだ。

追記:1枚目の画像が消えていたので、貼り付けました。

by anettait | 2018-09-11 21:59 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

ユニバーサル接眼部再び

約1年前に製作したユニバーサル接眼部を出してみた。
今年も特別支援学校での観望会を依頼されたので、その準備だ。
前回は車いすの子が接眼部に目が届かず、かなり困ったことになった。

その対策として作ったのだが、これまで出番がなかった。今回は車いすの参加者はいないような話だったが、念のために持っていこうと考えている。
a0095470_00070941.jpg
上の画像は先ほど試用した時のもの。1年の間に部品はどこかで使ってしまい、使える形にするのに2時間ほどかかった。先ほどピントが合うかどうかを確認したら、ちゃんと火星が見えた。

反射望遠鏡に屈折望遠鏡がくっついた変なものにしか見えないが、実際は好きな高さに接眼部を調節できるパーツだ。ニュートン反射が天頂を向いても接眼部は耳軸のところにあるという、まさにユニバーサルな接眼部だ。
a0095470_00071551.jpg
火星を直視とこの接眼部を使った場合とで300倍で比べてみた。望遠鏡はケンコーSE250Nドブソニアン。当たり鏡筒なので直視では火星の大シルチスはちゃんと見えた。
ユニバーサルを通すとやや光軸のずれが感じられたが、何とか模様は見えた。火星なので色収差は感じなかったが、これは青成分の少ない火星だからかもしれない。

部品はミニボーグなので割と重量があり、フリーストップのドブソニアンではバランスが撮りにくいし追尾も面倒。そこは自動追尾を使わないといかんだろう。とはいえ何とか使えそうなので、うまくいけば来週観望会デビューだ。


by anettait | 2018-09-06 00:16 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

風対策

少し前の休みの日に、40cm自作鏡筒の風対策をおこなった。
と言うと聞こえはいいが、風を受けそうな部品を外しただけ。
対策前の鏡筒は下の画像の状態。
a0095470_23471880.jpg
まず、接眼部から見て斜鏡の後ろにある遮光部(植毛紙)を外した。上の画像の黒い部分だ。これがないと月惑星以外は非常に見えにくくなるが、火星が終わるまではこのままにする。どうせこの環境では淡い星雲など見えないし。
a0095470_23472478.jpg
次にその下にあるアルミ板を外した。これは鏡筒の補強材で、3mm厚で45cm四方ある。そこそこ重量のあるパーツなので、鏡筒のバランスが崩れるが仕方がない。むしろバランスが崩れている方がゆれにくいのではと考えている。
a0095470_23472873.jpg
で、両方外したのが上の画像。スカスカだ。強度に問題が出るかと思ったが、重量のあるカメラを使うわけでもないので、今のところ問題はない。

いや、これだけ外しても風でぶれる時はぶれるので、効果があったのかどうかがよくわからない。いやきっと効果はあるはずだ。


by anettait | 2018-05-26 23:50 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

40cmニュートンは眼視では最強(当社比)

40cmニュートンに載せ替えた翌日は晴れたので、光軸が少しだけずれていたような気もしたが、さっそく撮影してみた。

惑星の眼視では私が所有している望遠鏡の中では最強で、シーイングが良かったこともあって、下の画像よりもよく見えているような気がした。対火星用に最近買った中古のナグラーズーム3~6mmの3mm側を使い750倍で見た印象は、本当にすごかった。買ってよかったナグラーズームと本当に思った。
a0095470_15475599.jpg
問題はやはり風にとても弱いことで、眼視ではあまり困らないんだが、動画撮影中のわずか1分間でも風でぶれるので、画像にノイズというかブレの方向に像の乱れが出てしまう。今回も強い南風が吹いていて、上の画像も縦に像が乱れている。
a0095470_15480048.jpg
これは自作鏡筒がやたらと長いことが最大の原因なのはわかっている。主鏡は45cmF5なので焦点距離が2,250mmもあるので仕方がないのだが。

また、赤道儀が40cm鏡筒を載せるには力不足なことも大きい。赤道儀は中央光学製だが、メーカーではこれを25cm用として販売している。40cmを載せる方が無茶なのは承知しているけど大きな赤道儀は買えないので仕方がない。

ただしこの赤道儀、25cm用にしてはやたらと丈夫だ。主鏡が20キロくらい、自作鏡筒も持った感じでは20キロ以上あるが、モーターでの微動粗動とも15年間壊れずにちゃんと動いている。

ところで上の木星はASI120MCで撮影した。転送速度と感度が最新機種より劣るが、光量のある望遠鏡なら十分使える。

by anettait | 2018-05-03 16:13 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

連休ヒマだったので40cmニュートンに載せ替えてみた

3連休最終日はどこにも出かけずヒマだったので、鏡筒を載せ替えてみた。
シュミカセ+ニュートンの30cm二連装から、40cmニュートン一本にした。
a0095470_21142200.jpg
できれば30cmシュミカセも同架したかったが、バランス的にも重量的にも無理そうだったのでやめた。
雲が多かったのだが、光軸修整が終わったら木星が雲の間から見えていた。せっかくなので4.7mmアイピースを使って468倍で見てみたら、あまりに良く見えたので驚いた。

寄せ集め30cmニュートンのキレがなくて小さい像とも、30cmシュミカセのコントラストの低い像とも違う、シャープで大きくてくっきりした木星像は、本当に久しぶりだった。シーイングはとても良かったのが効いていたと思う。
a0095470_21142744.jpg
急いで撮影したかったんだが、モーターフォーカサーの電池切れと雲のせいで動画撮影はあきらめた。急いでデジカメで数枚撮ったら木星は雲の中に消えた。

今回の撮影は、十分拡大するためにバーローレンズを2倍と5倍の2個連結で使った。像が悪化するということで普通の人は使わない方法だが、大きく撮るためには手っ取り早い。アイピースによる投影法がよりいいとは思っているが、カメラアダプターが近くになかった。近いうちに探さなくては。

by anettait | 2018-05-01 21:19 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

筒だけオライオン鏡筒で木星を撮る

C-14(35cmシュミカセ)の写りがいまいちなので、先週の休みの日に30cmニュートン鏡筒に載せ替えてみた。
a0095470_23275973.jpg
ドームの赤道儀には最近入手したミード30cmシュミカセ鏡筒も載っているので、かなり窮屈だ。上の画像の手前に写っている塗装のはげた黒いものはC-14、奥に写っているアルミ角パイプの大きいものは自作40cmニュートン鏡筒。この画像だけで口径の合計は135cmになる。とにかくドームが狭くて困る。
a0095470_23280345.jpg
今回の30cmニュートン鏡筒の詳細は「寄せ集め30cm鏡筒」の記事にある。鏡筒は最初のボイド管からオライオンの筒に変えて、主鏡は中古で購入後いろいろ遊んだ上に2年前はオーストラリアに持っていったりと扱いが雑なのでメッキが剥げてきている。

で、主鏡セルのネジもさびて光軸がなかなか合わないがとりあえず撮影してみて驚いた。
a0095470_23275588.jpg
眼視ではミード30cmの方がよく見えている気がするんだが、それは倍率のせいかもしれない。撮影結果はニュートンの方がずっといい。シュミカセの像が悪いはADC(大気差補正プリズム)の使い方が間違っているような気もする。今後の調査待ちだ。

しかし先月10万円出してアイベルから中古で買ったミード30cmが、かなり前に安くで買った部品の寄せ集めに負けたのでは、なんだかなという気もする。

ミード30cmは眼視ではC-14よりよく見える気がする。そのあたりもこれから検証する予定ではある。C-14は20年くらい前に新品で買ったが当時は円高だったとはいえとても高かったので、本当に何だかなになって欲しくないんだが。




by anettait | 2018-04-27 23:37 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

20cmF6鏡を試す(1)

ガラクタパーツを集めた箱から、20cmF6の反射鏡が出てきた。これは5.6年前かもっと前に、笠井トレーディングのジャンク品か蔵出し品で入手したもので惑星用鏡筒NEROの主鏡ということだった。

ただしこれは負修正で規定の精度に達していないから安く放出したものだったはずだ。当時はこれで旅行用のドブソニアンでも作ろうと考えていたようなそうでなかったような。もう覚えていないが、だいたいそんな感じだろう。
そのままにしておくのももったいないので、どのくらい惑星が見えるのかを試してみたくなった。

とはいうものの直径20cm、焦点距離120cmの長さのパイプは手元にない。まわりを見渡したところケンコーのSE200Nの鏡筒が目についたので、それを使ってみることにした。F5とF6で20cm違うが、接眼部に延長筒を付ければピントは出ると思われた。

なんと主鏡セルはぴったり。主鏡の厚さがF6の方が薄いけど問題なかった。で、主鏡を鏡筒に組み込み、木星を見たがピントが合わないけどそれは想定内。ピントが合うまで延長筒をつないでいったら下の画像のようになった。
a0095470_15025968.jpg
ちょっと長すぎないか。延長筒+天頂ミラーの合計は30cmくらいになる。
木星を見たが、一応見えたというレベル。接眼筒がしょぼいのでピントが合わせにくく、主鏡自体の見え方の評価は無理だった。
a0095470_15025565.jpg
その後月に向けて、月を撮影して終わった。
a0095470_15025046.jpg
月もなんだか眠い感じだがちゃんとピントは出ているし片ボケもあまりない。この画像はリサイズとレベル調整のみ。アンシャープマスク等はかけてない。

アイピースが斜鏡からとても遠くなるので延長筒のたわみとかいろいろ不具合が出ているはずで、見え方の評価はちゃんとした鏡筒を作らないとできないような感じだった。双眼装置を使うにはいいかもしれないとちょっと思った。気が向いたらこの後も続くはず。


by anettait | 2018-03-04 15:08 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

旅ドブで満月8時間半前の月を撮る

60cmドブで月を撮った後、早く寝ればいいのに何となく起きていて、深夜寝る前にまた月を撮影した。
今度は旅ドブを使った。今のところ旅に出る予定はないので、旅ドブは組み上げたまま60cmドブの前に転がしてあるので準備は2,3分で完了。下の画像の左側に写っている星は木星、鏡筒の向いている方向にあるのはスピカ。
a0095470_22243988.jpg
焦点距離が800mmしかないので、APS-C機で撮影した。それでも月が小さく感じたので、下の画像は周辺をカットしてある。
コントラストを調整し、アンシャープマスクをかけた。撮ったままだと寝ぼけた画像なのだ。とりあえずちゃんと写る。
a0095470_22243293.jpg
木星も見てみた。接眼部のヘリコイドがやや小さいのと動きが渋いので、高倍率でのピント合わせが難しい。
5mmアイピースの160倍では縞模様がちゃんと見えたが、微妙に光軸がずれている。そのうち直そう。
3.5mmアイピースでは約230倍だが、見え方はいまいち。短焦点鏡は光軸のズレに敏感なのだ。

ポルタに載せた状態なので、木星は撮影してない。もう少しちゃんと見えるようになったら、木星も撮影してみよう。


by anettait | 2018-03-02 22:32 | 自作望遠鏡 | Comments(0)