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天体撮影練習用デジカメを探す(2) SONY NEX-5T

そういえばNEX5シリーズの最終型は5Rではなくて5Tだったのを思い出したのは、カメラのキタムラで中古のNEX-5Tを見かけたからだ。で、現状渡しで安かったので買ってきた。
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持って帰ってみると、5年前から使っている5Rと左肩の型番以外、見た目はまったく同じ。そういえば5Tは5Rのマイナーチェンジ版で、違いといえばスマホとの連携が簡単になった点だけだったような…。

まあそんなことはわかっていた。同じものを買ってこなかっただけ進歩している。かなり前だが、中古のレンズが安かったので買ったら、家に同じものがころがっていたことがあった。アイピースや本なら何度もある。
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それはいいとして、ちょうど晴れていたので、シリウスを撮ってみた。上の画像はトリミングなし、下は中心部を切り出した。望遠鏡は前回と同じ20㎝GOTOドブ。2,3mmアイピースを使った520倍だと、眼視でも伴星が見えた。そう、今の離角だと口径20㎝でもシリウスの伴星が見えるのだ。個人的に最小口径記録更新だ。で、撮影したらどうにか写った。
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わかりにくいので下の画像に矢印で示す。
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実はおとといもシリウスの伴星は見えていた。その時のカメラはα6500で、なんとピント合わせのためにモニターで拡大したら伴星まで見えていたのだが、家の屋根にかかってしまい、伴星のある位置にスパイダーが増えたような、ちょっと残念な画像になった(下の画像)。今回は時間が早かったので大丈夫。
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今日はついでに月も撮影した。前線が北に迫っていて、風が強くて雲も早く、透明度もかなり悪かったので撮影後の画像処理でコントラストを上げてみた。
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5Tは撮影と同時にスマホに画像転送ができるので、ツイッターやブログに上げるのには便利だろう(5R以降の機種はだいたい同じだが)。背面モニターはさすがにα6500とは比較にならないけど、前回の5Nよりはノイズがかなり少ないがそれは5Rも同じ。

そうそう、忘れていたが比較用にカストルも撮った。撮影倍率はシリウスと同じ。
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今は満月過ぎなので星座写真などは撮ってないが、5Rがけっこういい感じで撮れることはわかっているので、5Tもたぶん同じだろう。まあそのうち時間があれば試したい。

そういえば操作性について一言。5Rと5Tは背面ダイヤルの他に右肩にもダイヤルが付いていて、Mモードでは絞りとシャッタースピードをそれぞれのダイヤルで独立して調整できる。そこは5Nから進歩した部分だ。しかも5Nはスマホと連携できない。

ところがこの次の型α5000では右肩ダイヤルが省略されている。これは初心者が天体写真を撮影する場合、露出調整がわずらわしいので困る。撮像素子の画素数は多くなっているけど。
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ということで、天体写真に使うデジカメはダイヤルが最低ふたつ付いているデジカメを選ぶといいと思う。フルサイズのαシリーズはダイヤルが三つついていて、絞り、シャッタースピード、感度に割り振っている。

ついでに、カスタムボタンにはピント拡大を割り当てるとワンタッチで拡大いて便利。5Rと5Tはピント拡大が標準で付いているのはいい。α6500はボタンふたつになるところが少し残念。

さてキャノンやフジのミラーレスはどうなんだろう。使ったことがないので、機会があったらテストしてみたい。もちろん中古の安いやつ限定で。EOS-MシリーズはM2までは背面液晶が固定で天体写真には使いにくいし、バルブが使えない機種があったりで注意が必要なのは知っているが、リモコンについても調べないといかんな。



by anettait | 2019-03-21 23:31 | カメラ関係 | Comments(0)  

天体撮影練習用デジカメを探す① SONY NEX-5N

さて最初はSONYのNEX-5Nだ。1月にカメラのキタムラで8000円くらいで買った。正面右側に大きくα(アルファ)と書いてあるが、シリーズ名はNEX。左側に5Nと書いてある。これの2機種後はシリーズ名はαになり、機種名は3ケタの番号になるがボディの形はだいたい同じ。コンパクトで軽いのがいい。これでもAPS-Cだ。
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安かったのは理由があって、背面液晶の周辺部のコーティングが下画像の左下のとおりはがれてきているから。この機種に限らず、使い込まれた古いデジカメにはよくあることだ。
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ダイヤル類は背面に1個あるだけで、ボタン類も少ないので細かい設定などはメニュー画面からおこなうが、これがわかりにくい。オートフォーカスとマニュアルフォーカスの切り替えもメニュー画面なので、けっこう面倒だ。ミラーレスデジカメのほとんどがオートフォーカスで使うのが前提になっているはずなので、仕方がないことだが。

さて基本的な仕様をチェックしてみる。
①マニュアル露出ができる・・・OK 
 ただしダイヤルは1個だけ、絞りとシャッタースピードは切り替えて設定する。
②リモコンが使える・・・リモコンはOKだがケーブルスイッチは使えない。
③液晶画面でピント合わせができる・・・一応OKだが難あり(後述)
④高感度がちゃんと使える・・・OK
 ISO3200まではそこそこいいが、最高感度25600は画面が緑色になって使い物にならない。12800もひどい。

③の液晶画面だが、昼間はまったく気が付かないが、暗い場所ではノイズが多い。ノイズも星も点滅するので、どれが星なのか確認するのに慣れが必要だ。慣れればどうにかなる。下の画像は静止画なので星はわかりやすいが、実際の液晶画面のノイズの点滅はひどい。
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④の高感度は、この時代にしてはけっこういいと思う。下の画像は自宅での撮影で、かなりコントラストを上げてあるが、まあまあいい感じ。ソフトフィルターで星を目立たせてあるので、こういう撮影には問題なく使える。
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欠点はバッテリーの持ちが悪いこと。これはソニーのαシリーズでも言われていることだが、同じバッテリーを使っているので仕方がない。これは予備を何個か持つしかないだろう。
最新のα7ⅢでさえUSB給電をしながらの撮影は出来ない(バッテリーは大型化されている)ので、予備バッテリーは必須だ。

これから中古で買うなら、この次の次の機種、α5000が値段も安くていいと私は思う。ストロボが内蔵になっている(5Rまでは外付け専用ストロボ)。また、5Rからはアプリでスマホをリモコン兼外部モニターとして使えるし、タイムラプスアプリも有料だが使えるし。予算に余裕があればα6000かな。現行機種なので長く使えるし、最近中古価格も下がってきている。

ただ、本気で使おうとすると、セットレンズ以外のまともなレンズがあまりに高いのに驚くことになる。しかも明るいレンズが少ない。だからレンズは純正じゃなくてシグマやトキナーを使う手もある。タムロンはEマウントはほとんど作ってないのが残念。

ところで私がNEXを使い始めたのは全天魚眼レンズMADOKAを使いたかったためで、NEXシリーズが特に天体写真向きというわけではない。まあ当時(6年くらい前)使っていたマイクロフォーサーズよりはいいとは思ったけど。


by anettait | 2019-03-10 23:22 | カメラ関係 | Comments(0)  

天体撮影練習用デジカメを探す イントロダクション的なもの

最近、星景写真が一般的になりつつあるような気がする。それはデジカメの性能が良くなったことが大きいと思うのだが、困るのが「星を撮影するのにどれを買ったらいい?」とスマホしか使ったことのない知り合いから聞かれること。これが時々ある。

写真マニアならデジ一眼くらい持っているので、撮り方のアドバイスだけで済むが、スマホでしか写真を撮ったことがない人にカメラを勧めるのは、かなり難しい。
星の撮り方よりも、まず写真の写る仕組みとフルマニュアルで写真を撮る方法から教えないといけないし、そういう人に高価な高性能デジカメを勧めるのも気が引ける。
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いつかは天体写真の撮り方講座をしなければいけないとは思いつつも、初心者にカメラを買ってこさせて講座をするのは気が引ける。
ということで、ジャンク寸前のデジカメで練習させて、撮り方を理解させたところで考えさせるのがいいかもと思いついた。
実際に撮影してみたら思ったより面倒だったり機材が重かったりで、買うのをやめるということも十分考えられるからだ。

さて天体撮影は拡大撮影まで入れると仕様機材が非常に多くなるので、ここでは星座写真しかも固定撮影に限定して考えたい。
その場合、必要な機能は次のものだと思う。
①マニュアル露出ができる
②リモコンが使える
③液晶画面でピント合わせができる
④高感度がちゃんと使える

だいたい以上だろう。
今回は安い中古という条件が加わるので、一万円前後で買える機種で考えたい。今のところ、主にミラーレスで考えている。

初期のマイクロフォーサーズは非常に安いものが多いが、④がだめなので除外する。うちに3台あるので間違いない。EP-5くらいからは何とか使えそうだが、これから買うならできるだけ新しい機種がいい。

初期のSONYのミラーレスではNEX3シリーズがリモコンそのものが使えないので要注意。5シリーズはリモコンは使えてもケーブルレリーズが使えない。何だか進化の過程を見るようだ。

企画倒れになるような気もするが(主に資金難で)、不定期にやってみたい。

by anettait | 2019-03-10 22:04 | カメラ関係 | Comments(0)  

α6500で木星を撮ってみた

今朝は早起きしたので、しかもよく晴れていたので、α6500で木星を撮影してみた。
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右上から月、木星、左下は金星。土星は見えなかったが金星の近くに写っている。

今回は成功率を考え、望遠鏡は口径20㎝反射。GOTOドブソニアンだ。観望会用に最近買ったやつでまだ2回しか使ってない。
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トリミングなしだと上のような感じ。つまりズームアイピースで最大に拡大しても木星は小さい。
焦点距離は1200㎜だが、写る木星の大きさは1000㎜でも2割しか変わらないので、よくある8㎝F11屈折でも大きさは大差ないだろう。口径が小さい分、小口径屈折ではぶれなどの失敗要因は大きく影響しそうだが。
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中心部をトリミングしたのが上の画像。そこそこ写っている。右上の光の点は衛星。光軸は合ってない。これはこの望遠鏡の構造に原因があるが、それについては近いうちに載せたい。
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ついでに月を撮影。拡大率は上のトリミングなし木星と同じなので、月に対する木星の大きさがわかる。かなり小さい。
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いろいろやっていると夜が明けてしまった。続きはまたこの次。

by anettait | 2019-02-28 00:29 | カメラ関係 | Comments(2)  

2019年一番近い満月の1日前をα6500で撮る

今日はテレビのニュースでもスーパームーンだと騒いでいるが、沖縄はひどい天気だった。この後雲間から撮影できるかわからないので、昨日撮った満月1日前の画像を載せる。まず直焦点撮影。焦点距離910mmでAPS-Cミラーレスで撮ると、今年最大の月がこの大きさ。
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最近要望があったα6500での拡大撮影も試した。せっかくなので撮影セットの詳細も載せる。最近新機種α6400が出たのでちょっと残念な感じに。高かったのに。
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まず必要なのは望遠鏡。今回は初心者向けの中ではちょっと口径の大きいNexStar90GT自動導入屈折経緯台を使用。鏡筒は口径90mm、焦点距離は910mm。架台はポルタ経緯台でも良かったんだが、追尾が面倒なので。
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次に必要なのが望遠鏡とカメラを接続するTアダプター。これはケンコー製だがビクセン製もほぼ同じ。最近の望遠鏡は接眼部に直接これがねじ込めるようになっているのが多い。
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そしてズームアイピース。これはセレストロン製。真ん中に対象天体を入れて、ズーミングで拡大できるので便利。セレストロンのはゴム味口を外せばTマウントが直接付くネジが切ってあるので非常にいい。このネジは安いズームアイピースには付いてない場合が多いので注意。
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そしてリモートスイッチ。ケーブルスイッチと表記されている場合もあるし、古くは電磁レリーズとも呼んだ。直接シャッターボタンを押すと拡大撮影ではほぼ確実にぶれるし、セルフタイマーを使う手もあるがシャッターのたびに待ち時間があるので、非常に効率が悪い。
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アダプター類をカメラに装着すると下のようになる。右側のメッキをした部分が望遠鏡の接眼部につながる。
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α6500に限らずミラーレスはモニターがファインダー替わりなので、望遠鏡につける場合はピントが合わせやすい。その場合90度までモニターの角度が変えられる機種が使いやすい。一眼レフタイプはモニターに像を出すのにひと手間かかるのがミラーレスより不利だな。

私のα6500はカスタムボタンにモニター拡大機能を割り振ってあるのでとても便利。古いデジカメは拡大の像倍率が低いので、中古を買う場合は注意が必要だ。

さてズームアイピースの焦点距離は24mmから8mmなので、まず24mmで撮影した画像。
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次に8mmで撮影した画像。そこそこ大きく写るが、当然暗くなる。拡大撮影ではシャッタースピードを遅くするとぶれるので可能な限り高感度でいきたい。α6500は高感度に強いので便利だ。
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しかしここで問題が発生。撮像素子にごみが付いているのが拡大撮影ではっきりわかる(画像の左上1/4のところの黒い点など)。ミラーレスは構造上ごみが付きやすいのに、望遠鏡に取り付けるようなごみが付きやすい条件が重なるのが厳しい。
オリンパス以外のごみ除去機能は役に立たないとまで言う人がいるが、確かにSうちにあるオリンパスではごみで困ったことはない。逆にうちにあるソニー4台では困ってばかりだ。

まあそれはそのつど注意するとして、必要な機材と手順は以上のとおり。惑星撮影については、明け方晴れて、しかも起きられるようになってから挑戦してみたい。まだ天気悪いし。


by anettait | 2019-02-19 22:52 | カメラ関係 | Comments(1)  

SONY α7ⅢはHαが写りやすいかも(当社比)

オーストラリアに行く直前、ソニーの最新型ミラーレスα7Ⅲを買った。このカメラで写さねばとか、特に目的があったわけではないが、α7sⅢがなかなか出てこないもので、つい。
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大きさ比較のためにバナナを並べてみたが、バナナを早く食べなければ傷んでしまうという写真になってしまった。
相変わらずフルサイズ用の純正レンズは持ってない。マウントアダプターでキャノンかシグマレンズを使っている。

さてオーストラリアで流星狙いでオリオン座付近を撮影していたら、何となく赤いものが写っていた。
下は撮って出し(加工なし、リサイズのみ)の画像。20秒露出の固定撮影。絞り開放なので周辺減光が目立つ。
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ステライメージ8で赤を思い切り強調してみたら、下の画像になった。
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バーナードループ、バラ星雲などオリオン座付近のHα領域が写っている。オリオン座の左側に写っている広い赤い領域だが、こんなにHαの星雲があるのか、または別の何かが写っているのかは知識不足でわからない。この方向のさらに左側には町もあるので、人工の光が影響している可能性がなくもない。

他の画像は露出不足でろくなものが写ってないのが残念だ。今度、どのくらい赤い星雲が写るのか、空の暗い場所で検証してみよう。確かα7sはこんなに赤は写らなかったような気がするんだが、あまり気にしたことはなかったな。いつも2秒とかの短時間露出だったし。APS-Cのα6500ではまともに星の撮影はしていないし。それも合わせて検証したい。

タイトルの「写りやすい」だが、赤い星雲の写りで定評のあるフジのカメラは持ってないので、比較してない。改造カメラとはレベルが違うが、私の使っているカメラ(主にキャノンEOSとソニーα)の中でという意味だ。

実はロケーション(オーストラリアの透明度)によるもの、なんて結論が出たらいやだな。とりあえず晴れを待とう。今も外は雨だし。


by anettait | 2018-11-04 13:14 | カメラ関係 | Comments(0)  

480円スマホで土星を撮ってみた

つい最近、11年使ったガラゲーからスマホにしてみた。さすがに11年前の機種では緊急地震速報とか入らないし、併用していたタブレットもアンドロイドのバージョンが古すぎて使えなくなったアプリもいくつか出て、いろいろ不都合が生じたので仕方なく変えた。どうせならカメラの性能がいいものにしようと思いソニーの一つ前の機種が安くなっていたのでそれだと思ったらどの店に行っても在庫なし。仕方なく機種代金がいちばん安いシャープの480円のものにした。

しかしカメラが付いていると星を撮ってみたくなるのがマニアの習性。とはいえシャッタースピードの下限が8分の1秒では星座は無理。月か惑星に限定される。とりあえず土星を撮ってみた。
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このスマホはマニュアルモードが付いているがちっともマニュアルではない。シャッタースピードを上げると感度も自動的に上がっていくという、大昔のコンパクトカメラのような仕様だ。拡大率変更以外での露出調整ができない。買った当日にもう捨てたくなったが、そのうち気に入った機種を買うまでのがまん。まあ練習用のつもりで買ったし。

スマホにはワイドレンズしか付いてないので禁断のバーロー2段重ね(2倍+5倍+7mmアイピース)で土星を思いっきり拡大して撮影した。3900mm÷7mm×2倍×5倍=5571倍。バーローレンズ2段重ねでは倍率はどう計算するべきなのかがよくわからないけど。

感度は最大の1600になっているが、これは拡大率で被写体の明るさを調整するという、まるでケンコーのデジアイピースみたいな撮影方法でしか適正露出にできないからだ。

撮影時はシーイングが悪いのでこんな写りだが、シーイング良くてもあまり変わらないと思う。今回の撮影で気がついたのは、写野の真ん中に土星を持ってくると副鏡の影?で土星が消えてしまうこと。だから土星は中心にない。

上の画像は画像処理はリサイズのみ。画面全体に占める土星の割合がここまで大きくなると、中心にもってくればスマホの方で自動で露出を合わせてくれそうだが、副鏡の影でそれはできなかった。なお撮影にはシュミットで売っているスマホアダプターを使った。うちにある3種類のうちいちばん新しいもの。他の2種類はそのうち試す。
スマホ持ってないのにアダプターを3種類持っていた方がどうにかしているとはわかっている。しかも今回の結果で、機材テスト以外でスマホで撮影することはもうないと思う。やはり撮影はちゃんとしたカメラでやるべきだな。


by anettait | 2018-08-22 23:08 | カメラ関係 | Comments(0)  

太陽撮影デジカメ対決 powershotS120 vs SONY α6500

台風一過は沖縄では珍しいのだが、今回はそうなった。ちょうど休みで時間もあったので、以前から気になっていた太陽カメラ対決をしてみた。

今回の対決は、太陽撮影の定番、キャノンのパワーショットS120と、ソニーのミラーレスでAPS-Cクラス最上位機種のα6500だ。
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どちらも新品購入、金額はα6500がS120の4倍。値段ほどの差が出るのか。
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まずは定番S120.これはいつも太陽を撮影しているので実力はよくわかっている。
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静止画JPEGを100コマほどスタック、レジスタックスで処理は木星などの惑星撮影とほぼ同じ。その後ステライメージ8でRGB分解、それぞれ露出調整してRGB合成。

次にα6500.こちらも100コマの静止画をレジスタックスで処理は上と同じだが、R画像の写りが原因でステライメージでのRGB合成は断念した。おかげでプロミネンスが出ない。
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α6500のR画像はこれ。
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何が何だかわからない。赤の感度が高すぎるのか?レベル調整してみたのがこれ。
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ステライメージ8ではこれがせいいっぱい。太陽回りのにじみが消えない。何回か繰り返せばいいのかも。面倒だけど。

S120のR画像はこれ。
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露出オーバーだがこのくらい露出しないとG画像やB画像が露出不足になるので仕方がない。

α6500は撮影時のピント合わせから難しい。赤がにじみすぎて、太陽の輪郭を出すための露出調整が難しいので、ピント合わせに時間がかかる。今回は太陽面を拡大してピントを合わせたが、太陽の下での液晶の見易さはα6500の方がよかった。他は連射速度が速かった。なんと秒11コマだ。

撮影できる画像サイズはα6500の方がはるかに大きく連射速度も速いので、大量に静止画を撮影するには有利だ。また、B画像はこちらの方が写りがいい。だから太陽面だけならα6500というのもありか。

撮影方法はミラーレスだとアイピースによる拡大撮影になるので、S120のコリメート撮影より露出がかかるのは仕方ないし、太陽撮影には無駄に大きいAPS-Cサイズの撮像素子がそれに拍車をかける。
今回の撮影はα6500はシャッタースピード8分の1秒、ISO5000だ。太陽撮影でISO5000を使うとは思わなかった。もしかしてバーローレンズを使った直焦点撮影が良かったのか?
ちなみにS120はシャッタースピード20分の1秒、ISO800だ。

また、ミラーレスは撮像素子上にゴミが付きやすいのも気になる。これは惑星用カメラも同じ。今回は太陽のところに目立つゴミはなかったようだ。

ということで、結論は総合的に見てS120の勝利だ。高い方が何でもいいというわけではない。
ただし太陽面に限定すればα6500もありかも。しかしこれまでの経験から、太陽面だけは写るというのは他にもあったので、このためだけにα6500を買うのはどうかと思う。ついでに太陽というのはありかも、ということだ。

ミラーレスは全部ダメかと言うとそうではなくて、数年前にテストしたオリンパスの安い方のミラーレスは使えそうな感じはした。しかも動画がそのままレジスタックスか何かで処理できた。今度調べてみよう。

by anettait | 2018-06-17 14:25 | カメラ関係 | Comments(0)  

キヤノン、フィルムカメラの販売を終了

国内カメラメーカー最大手(と私は思っている)のキヤノンが、フィルムカメラの販売を終了したとのこと。

記事によると、最高機種EOS-1vのみ今まで販売していたが、製造自体は2010年に終了していたようで、在庫の販売をおこなっていたようだ。

正直なところ、まだ売っていたのかと思ったが、ネットの情報によるとニコンではまだ2機種の販売を継続中とのこと。さすがニコンというべきか、やっぱりニコンというべきか、ニコンさんまだやるんですかというか。

私はキヤノンはフィルムEOSを620やRTなど何種類か持っていたが、フィルムの時代が終わる前に手放した。ろくに使いもしないNewF-1の方を長く持っていたな。それも手放したけど。2001年のしし座流星群が撮りたくて中古のT-70を4台も買い集めたこともあった。中古のT-90は使っているうちに壊れて、修理に出したら部品がないで戻ってきた。FDレンズはまだ何本かあるはず。

ニコンはF4などは処分したけど、レンズはまだα7sで時々使っている。マウントアダプター経由で。デジタルのボディは初期のD50を持っている。ライブビューが使えない機種なので、天体写真には厳しいから使ってないけど。

私はデジタルカメラを使い始めて数年後、デジタルの方が自分の撮り方に合っていると気がついた時に、フィルムカメラへの執着がなくなった。フィルムカメラの方がいいという人もいるはずだが、それは趣味の世界なのでどちらもありだと思う。

30年後にはデジタルカメラも念写に変わっているはずなので、私のデジカメへの執着もなくなっているはずと予想する。念写にレンズが必要ならレンズへの執着は残るとは思うが、それはまだわからない。



by anettait | 2018-05-30 23:15 | カメラ関係 | Comments(0)  

α6500で木星を撮る

α6500はソニーのデジカメで、ソニーのAPS-Cミラーレスでは最高機種だ。

連射速度は秒11コマで、カタログによると連射で340コマまで保存できる。約30秒分だ。私が調べたところ、この機能は40万円以下のどのデジカメよりも優れている。
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α9という同じソニーのすごく高い(40万円超)やつがこれを上回るらしいが、買えないので対象外。オリンパスに秒60コマがあるが、保存できる枚数が少なすぎるようなのでパスした。
この機能を使って惑星を撮影しようと考えたからだ。

撮影方法は基本的にASI290MCを使うのと一緒だ。デジカメは静止画では1枚の画質はウェブカムとは比較にならないほどいいが、1回の撮影枚数が非常に少ない。しかしシーイングさえ良ければ200コマあれば十分な画像が出来ると私は考えた。で、いろいろ試行錯誤が始まった。
なお、4K動画で撮影してAVIに変換という手もあるが、まだ試してないしそちらには期待もしていない。
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今回は3回目の撮影になる。1回目と2回目はろくな画像にならなかった。今回はシーイングはいまいちだったが、まあ練習なのでいい。上の画像は400コマのうち約200コマでとりあえず木星らしくなった。ちなみに1コマだと下の画像のようになる。
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問題もいろいろあって、あまり大きな画像だとパソコンかソフトか原因は不明だが、画像処理の途中で止まってしまう。オートスタッカート2では最後で止まって保存できなかったし、ステライメージ8では時間がかかるのに変な画像になった。今回はいちばん小さなサイズで撮影してあるので、問題なく処理できた。

今回の問題は、仕様上の制限だ。使ってみて初めて知ったのだが、最高速の連射(秒11コマ)はサイレントシャッターでは使えなかった。メカシャッターと併用しないと最高速にならない。シャッターブレは大丈夫なのか。サイレントシャッターがこの機種の売りのひとつなので、これはがっかりだ。でもとりあえず撮る。

さらに、撮像素子上のゴミも問題だ。メカシャッターだと、突然画像にゴミが現れることがあった。どこからか巻き込んだと思われるが、電子シャッターなら撮影中にこんなことはほとんどないはずだ。まあ仕方がない。

ついでに、画像におかしなムラができるものもあった。これが拡大光学系によるものか、カメラに原因があるのかは今のところ不明。撮像素子がウェブカムに比べてはるかに大きいので、拡大するのに悩む。今のところ2インチ2倍バーローとアメリカンサイズの5倍バーローを組み合わせているが、カメラの重みでたわんでいるのが気になる。

まあいろいろ問題があってうまくいってないが、こんなことで悩むのも趣味の楽しみのうちなので、火星大接近までには何とかしたい。

ところでこのデジカメを買ったのは惑星撮影のためだけでなく、MADOKAを使って高感度で流星の全天写真を撮ることも理由のひとつ。さすがにNEX-5Rはかなり古くなってしまったが、まだ手元にある。あれは望遠鏡に取り付けてwifiでタブレットに画像を飛ばせるので、観望会に使えるのがいい。


by anettait | 2018-05-06 21:55 | カメラ関係 | Comments(5)