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2015年 07月 17日 ( 1 )

 

30cm自動導入機を組んでみる

自動導入機は非常に便利だ。観望会では重宝するが、明るい恒星がいくつか見えないと初期設定ができない機種が多く、視界の悪い場所では注意が必要である。

以前購入した25cm伸縮式ドブソニアンは運搬時には小さくなり便利だった。しかしこれもデメリットがあり、光軸の再現性に難があり、クリアするには十分使いこなす必要があった。

つまり西側しか見えないような視界の悪い場所で惑星を高倍率で見ようとすると、追尾精度に問題が出て、光軸にも問題が出て、思ったより見えないしきちんと追尾してくれないことになる。観望会ではこれは非常に困る。使い慣れればいいだけではあるが。

上記や別の理由により私は25cm自動導入は手放したのだが、ドブソニアンは星を追ってくれないので、やっぱり観望会では自動導入が必要と考えるようになった。そしてskywatcherの20cm用架台だけをバーゲンで買った。本当は30cm用が欲しかったのだが、価格差が2万円以上あったので20cm用にした。

鏡筒が20cmではメーカー製と同じでつまらないので、余っていた部品で30cm鏡筒を組んでみた。主要なパーツは棚ドブに使われていたものだ。中古で買った主鏡のメーカーは不明。
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鏡筒は2日で完成。架台は半日で出来た。無茶なつくりだが、自動導入はけっこうな精度で天体を導入してくれた。ただしモーターに負荷がかかりすぎているのか、オーバーランして戻ってくることが多い。
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土星はすっきり見えた。30cmならもう少し見えても良さそうだが、急いで組んだので詰めが甘かったのか。
一応撮影してみたので掲載する。動画は風で揺れまくりで、そのせいか右上に変な四角の黒い部分ができた。そのうちちゃんと撮影してみたい。
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ついでにM22も撮影してみた。これは4コマコンポジット。2秒露出なので、揺れはない。光害たっぷりの自宅でこれだけ撮れれば十分だろう。
ちゃんと遮光できている鏡筒はコントラストが高くて、見ていて気持ちがいいものだ。これなら観望会で光軸の心配をしないでいい。

by anettait | 2015-07-17 00:51 | 自作望遠鏡 | Comments(2)