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2011年 06月 02日 ( 1 )

 

三脚にセットするだけで星を点に写す新製品登場!

なんと、とんでもない新製品が登場した。固定撮影の機材にそれを加えるだけで、日周運動の影響をキャンセルして星を点に写すという。もちろん赤道儀関係ではない。

その名も「PENTAX O-GPS1」名前で分かるように、ペンタックスの製品だ。その機能はアストロトレーサーという。そのものずばりだ。

GPSの機能とペンタックスデジ一眼に装備されたCCDシフト機能を利用して、カメラを向けた方向の星の動きを計算してCCDをシフトさせ、日周運動をキャンセルする。詳細はリンクページをご覧いただきたい。

星の動きに合わせてカメラ全体ではなく、CCDの方だけ動かすというのがすごい。銀塩時代にはフィルムのみ(カメラごと?)シフトさせる特殊な天体撮影方法があったような気がするが、自分で試したことはないので定かではない。

GPSでカメラを向けた方向を検出するのはよくある技術。レンズの焦点距離情報はカメラに伝わるのは今では常識。ある方向の星の動きを計算するのは難しくない。CCDを動かして露出するのは手ぶれ補正の延長。しかしそれを全部組み合わせるのがすごい。

カメラメーカーの常識として、自社のカメラ限定というのは仕方がないだろう。というより、こういう特殊な動きのできるCCDを装備しているカメラはペンタックスでさえ現状ではK-5とK-rの2機種しかないようだ。

50mmレンズで5分程度の露出制限があるようだが、最近のデジ一眼は高感度も十分実用になるから、これで十分。星の動きが一番早い天の赤道付近でも、200mmで110秒まで(K-5)露出できる。しかも日周運動の影響が出る前に自動的に露出が終了する親切機能付。

この機能が十分実用になれば、離島や山に行った時、赤道儀を持たずに天体撮影ができる。天体望遠鏡でさえ焦点距離を入力すれば使えるというのだから、そこそこの天体写真なら初心者でも撮れるようになる。

最初この記事を読んだ時、あまりに画期的なのでエイプリルフールネタかと思ったが、今日は6月だ。しかも1日は昨日だったし。

ところで私はK-5もK-rも持っていないので、この製品をすぐに買うことはないと思う。赤道儀もいろいろ持っているし。

でも、「私が買うことはないだろう」と言って半年以内に買ったものがいくつもあるので、正直なところ自分でもわからない。とりあえず買わないけど、使ってみたい。

少なくとも、初心者に勧めるカメラの選択肢が増えたのは確かだと思う。キャノンとニコンだけではつまらないし。ペンタックスよく頑張った!ついでにこの機能をカメラ内蔵にしてほしい。

by anettait | 2011-06-02 22:43 | カメラ関係 | Comments(2)