人気ブログランキング |

2008年 01月 14日 ( 2 )

 

2008年プラネタリウムの旅(番外編)

 さいたま市宇宙劇場からの帰り、体調も悪いのに、よせばいいのに上野にある国立科学博物館の観望会に行ってみた。

 確か2003年の年末にもここの観望会に参加した。その時は助手2号がいっしょで、昭和8年(たぶん)に設置されたニコンの20cm屈折で火星を見せてもらったのを覚えている。その時はシーイングが悪く、シャープだと言われていた古い望遠鏡の能力を確認することはできなかった。

 今回観測室に入ってみると(入るまで10分以上も寒い外で待ったが)、なんと新しい巨大な望遠鏡がある。どうみても口径50cm以上。そういえば望遠鏡が変わったような話があったっけ。ドームは古いままだった。

 係の人に聞いてみると、なんと口径60cm。フォーク式経緯台に載った、ナスミス焦点の観望専用(だと思う)大口径望遠鏡だった。とてもコンパクトでうちのドームにも入る。重そうだがうちの望遠鏡も重いので問題なし。でも西村製なので高いだろうな、なんて考えながら待っているけどなかなか順番が回ってこない。
2008年プラネタリウムの旅(番外編)_a0095470_1635128.jpg

 フラッシュなしで撮影したので、やっと写っているという状態だ。でも観測室内でフラッシュは厳禁。他の人の迷惑になる。ドームの壁ぞいにイスを並べて座って待っているのだが、望遠鏡をのぞくのに30分は待った。

 シーイングが悪いためか、火星を200倍で見せていた。60cmで200倍は倍率が低すぎるような気がするが、それ以上高くすると気流の影響が大きいのだろう。200倍ではけっこうシャープに見えた。ちょうど大シルチスが正面にあったので、普通の人でも火星面の模様は認識できたようだった。でもせめて300倍で見たかった。シーイングがよければよく見えそうな望遠鏡だった。

係の人は一生懸命火星の説明をしていた。しかも同じ話を何回も、望遠鏡をのぞく人それぞれにしていた。なかなか大変そうだった。

 観測室の外では西村の古い20cm反射経緯台やタカハシの屈折望遠鏡で、オリオン大星雲や二重星を見せていた。職員ではなくボランティアの人もいたようだ。驚いたことに、肉眼ではオリオン座の四角形の左下の星が見えなかった。東京は星が見えないと言われているが、本当だった。パチンコ屋の隣にあるうちよりひどい。この状態で60cmではオリオン大星雲がどう見えるのか見たかった。ちなみに20cmでは星雲の中心部だけ見えていた。

 この大望遠鏡一式で、たぶん5000万円くらい。もう少し安いかもしれないが、さすがに私には買えない。一戸建て住宅よりも高い値段だし。でも沖縄本島にこれ1台欲しいなと思った。北部か南部の空の暗いところにあれば、きっと大勢の人に星を見せられる。6000万か7000万くらいでドーム込みで作れると思う(土地は別)。宝くじが当たったら考えたい。いやその前に、お金がある人か会社か自治体に作ってもらいたい。

 新しい望遠鏡を見ることが出来たので、無理して行ってよかった。しかしこの無理が、翌日大きな反動となって戻ってきたのだった。

by anettait | 2008-01-14 16:59 | プラネタリウム関係 | Comments(0)  

2008年プラネタリウムの旅(その4)

 さいたま市宇宙劇場に15年ぶりに行ってきた。確か以前は「大宮市宇宙劇場」だったと思うが、市の合併で名称が変わったのだと思う。

 まぬけなことに、場所を覚えているつもりが駅の西と東を取り違えてしまい、迷った迷った。携帯のGPSの地図でも探せず、商店街の本屋にあった観光ガイドブックでやっと見つける。本屋で目的地を探す方法は10年ほど前まで普通に使っていたのに、インターネットに頼るようになってから忘れてしまっていた。
2008年プラネタリウムの旅(その4)_a0095470_161266.jpg

 とにかく目的地に到着。電車を降りてから1時間もたってしまっていた。番組は2本見るつもりが結局1本になった。もっとちゃんと下調べをしなくてはいかん。

 宇宙劇場の入り口にはKAGAYA画伯の絵が書いてあった。科学館でよく売られている「12星座定規」に描かれている絵の大きなものものもあった。
2008年プラネタリウムの旅(その4)_a0095470_16124483.jpg

 冬休み中ではあるが、平日夕方の投影のせいか、お客さんは客席の4分の1以下。もう日が落ちる時間だし、こんなものかも。

 「星から落ちてきたネコ」は一般市民が作ったプログラムとして天文雑誌「星ナビ」2月号に紹介されていた。それを読んで今回見ることにしたのだが、記事によると、「講座が始まってから番組が完成するまでに2年かかった」とのこと。原案もまったくないところからスタートしたようで、参加者23名の意見をまとめるのは大変だったろうと想像できる。

 オート番組なのでプログラムも作らないといけないし、絵も手書き、せりふを作ってナレーションもこのメンバーで、というから大変だったと思う。

 内容は子ども向けの番組だった。驚いたのはエンディングの歌。これもこのメンバーが作詞作曲、歌もピアノも、ということらしいが、とても上手だったし曲もよかった。正直、プロが歌っているのかと思った。

 この日はサンシャインプラネタリウムとはしごして見たので、朝から食事をするひまがなかった。宇宙劇場に入る直前に急いで食べた天丼が合わなくて、投影終了後気分が悪くなってしまい、その後の投影「星空の生解説」は見ないで帰った。もしこれ以上気分が悪くなったら、東京のホテルまでたどり着ける自信がなかったのだ。この日は単独行動で、助手たちは千葉にあるねずみの国に行っていて、助けを求めるわけにもいかなかったのだ。

by anettait | 2008-01-14 16:16 | プラネタリウム関係 | Comments(0)