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2007年 09月 26日 ( 1 )

 

久しぶりの遠征

 先日の連休に、久しぶりにやんばるでキャンプをした。月が大きかったので星見は無理かと思っていたが、透明度がすごく良く、月が出ていても那覇市内よりはたくさんの星が見えた。

 機材はNinja320とラプトル50、Nikon7×50SP双眼鏡。助手1号、2号も一緒だったため、それ以上の荷物は積めなかった。テントが3人にはちょっと大きすぎて、あまり大きくないレガシィのカーゴルームを埋めてしまうのだ。

 出発が遅かったこともあって、森林公園に着いた頃には日が暮れていた。まず望遠鏡を出して沈む木星を見るが、遅すぎたようで高度が低すぎる。月明かりの中、あれこれ望遠鏡を向けてみるが、月明かりが強くていまひとつ。そこでテントを組み立て、遅い夕食をとる。
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 Ninja320のファインダーを忘れたことは、出発して20分後には気づいていたが、「小さな双眼鏡をテープで貼り付ければどうにかなるさ。」と考え、取りに帰らなかった。しかしそれが失敗だった。ニュートン式反射はファインダーがないと、天体の導入にとても苦労するのは常識。今回も小さな双眼鏡は付けてみたものの、覗きにくく、狂いやすく使い物にならなかった。

 月が沈むまでと仮眠したら、寝過ごして起きたのは午前5時前。あわてて外に出たら、降るような星空。これほど明るいオリオン座を見たのは本当に久しぶりだった。森林公園は電照菊の栽培で、数年前から明るくなっているはずだが、その日はまったく影響は感じられなかった。Ninja320でM42の色をしっかり見て、オリオン座中心部などを流す(ファインダーがないので星団などが探せない)。

 NikonのSPでも星空を流して見た。本当に久しぶりのすごい空だった。すばるや二重星団が双眼鏡で美しく見えた。星空のどこを見てもきれいだった。これはずいぶん長く忘れていたような感覚だった。薄明が始まったところで土星と金星をNinjaで見て、夜が明けた。
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 今回は荷物が乗らなかったこともあり、赤道儀は持っていかなかった。眼視に重点を置き、撮影は固定撮影のみだ。これで十分だと思った。ただし月が沈むところを見逃したのは残念。

 夜は気がつかなかったのだが、明るくなってみると、両腕に無数の赤い斑点が!ブヨに刺されたらしい。昼間はちっともかゆくなかったが、夜になって猛烈にかゆくなった。刺された箇所を数えてみると、なんと80箇所以上もある。左腕だけで35箇所。顔も察されたのでひげも剃れない。翌日急いで皮膚科へ行った。困ったおみやげだった。

 今回の目的の半分は、自分のために星を見に行くことだった。のこりの半分がキャンプをして、川で遊ぶためだったので徹夜はできなかったが、かなり満足できた。人に星を見せるばかりではなく、もっと自分のために星を見に行くべきだと感じた夜だった。

by anettait | 2007-09-26 23:11 | 星旅 | Comments(0)