GPD赤道儀のモーター交換
10年以上前、当時は幼かった助手1号が望遠鏡にぶらさがり、ギアを固定するイモネジを破壊したことがあった。あの時も似たような症状だったので、今回もそれと同じだと思われた。
モーターカバーを外して点検してみると、モーターは普通に動く。イモネジはちゃんとしているし。不思議に思って16倍速で回るギアを手で止めたところ、なんと逆回転を始めた。いろいろ試してみて、モーターが壊れていると判断。交換を決意した。
仕方がないので、別の赤道儀に付けるつもりだった新品のモーターを使うことにした。この赤道儀は普通のGP赤道儀よりも丈夫で追尾精度もいいので、20cm反射で撮影するにはこれしかない。というわけで壊れる可能性の低い新品に交換。画像はすでに交換の終わった状態。画像の下に写っている黒っぽいモーターは、壊れた古いモーターだ。
壊れた方は確か中古だったと思う。赤道儀自体中古だし。それにしても残念だ。壊れた原因は何だろう。①観望会で中学生が力まかせに動かしたから。②度重なる過積載によるもの。③モーターの寿命。たぶん①か②だろう。今度からは気をつけないといけない。
交換の終わった赤道儀で土星を撮ろうと思ったら、曇ってしまった。明日はいよいよ土星の環の消失。たぶん今日あたりから見えなくなっているような気がするが。明日は3人ほど見に来るらしい。はたして晴れるのか。
by anettait | 2009-08-10 22:03 | 赤道儀 | Comments(0)