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カメラレンズ(6) シグマ18-50mmF2.8EX DC

 先日、中古で面白そうなレンズを見つけた。開放F値が2.8のズームで、星がなんとなくよく写りそうだ。やや難ありで安かったので迷わずゲット。
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 天気がいい夜に、グスクロード公園で試写してみた。驚いたことに、絞り開放で撮影すると強烈な周辺減光が出た。カメラのモニター画面でもよくわかるほど。テストは冬の大三角でおこなった。
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ここではわかりやすいように反転させてみた。
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明るい星には青いニジミが出る。部分拡大で示す。この星はリゲル。
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絞りF3.5では星像にあまり変化がないが、F4まで絞ると改善して、青ニジミはほぼ消えた。
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周辺減光もF4では改善した。
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ところが最周辺の星像がひどい。F4でも改善しない。部分拡大2の画像で示す。普通ここまで拡大することはないと思うので、まぁいいか、とも言えるのだが。
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いつかの月刊天文にあったが、「デジタル用は開放F値が明るいから天体向きだとは限らない、むしろ暗いレンズにいいものがあったりする」とあった。この文章のとおりではないが、こんな感じだったと思う。

このレンズはどちらかというとポートレート向きで、星には向いていないようだ。もっと絞れば周辺も良くなると思うので、絞って使う分には風景、スナップもいけるかも。

もうひとつ、このレンズは周辺の一部にバルサム切れがあるので安かった。それが周辺星像の悪さの原因かどうかは不明だが、新品が同じ性能かどうかはわからない。

また、正面から見るとニュートンリングがかなり偏心しているのがわかる。それが原因かどうかも不明だが。

安い中古レンズは、ハズレでも文句が言えないというごく当り前の結論で今回も終わってしまう。でも新品だったら買わなかったと思う。

また、新品でこの星像だったら怒ってしまうが、安い中古なのでまぁいいか、となってしまう。kissX2に付いている標準ズームの方が星像はよかったし。デジタル用のズームレンズは星に使えるものがあったりするので、選ぶのが難しい。

今日は写真がずいぶん多い。なんとなく使えそうなレンズだったので、試写に力が入ってしまったのだった。

by anettait | 2008-12-22 22:59 | カメラ関係 | Comments(0)  

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