カメラレンズ(4) キャノンEF50mmF1.8Ⅱ

 私の所有するただひとつのキャノン純正単焦点レンズだ。新品でも確か1万円するかしないかという値段で売られている、おそろしく安い純正レンズだ。ずいぶん前に購入したはずで、以前EOS系ボディ&レンズをすべて処分した時も、どうせたいした値段がつかないからと思い売らなかった。
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 値段の割には普通の写真はよく写るし、なんといっても軽い。カメラと一緒にバッグに入れても、入れたのを忘れるほど軽い。1本持っていて損はないレンズだ。

 さてその写りだが、今回も手抜き固定撮影なので厳密な比較にはやや難がある。でも傾向はわかると思う。固定撮影なので、日周運動の影響が少ないカシオペヤ座を撮影した。まず全体像と拡大部分を表示する。
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 絞り開放ではピンボケだったかもしれないと撮影後に思ったが、どちらにしても開放では周辺の星が放射状に流れてしまい使えない。
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 半絞り絞ったF2.0でも同様の傾向がある。F2.2でいくらか良くなる。でも少し拡大することを考えたらF2.8が無難だ。F3.5まで絞れば十分すぎるほどだが、短時間露出で勝負したい固定撮影はF2.5でもいいと思う。

 ところでこの画像は星が左上から右下に伸びているが、日周運動によるものではない。日周運動による動きは、カシオペヤ座の全体写真を見てもわかるように、ほぼ左右の水平方向のはずだ。ということは、星像の伸びはレンズ中心部に向かった放射状のものと考えられる。この画像は等倍の半分で表示してある。普通ここまで拡大することはないと思うので、F2.8で十分使えるレンズと言っていいと思う。

 このレンズはピントリングがスカスカなので、マニュアルでピントを合わせにくい。当然だが距離表示もない。安いので仕方がないが、ライブビューがなくては使いにくいと思う。

 50mm標準レンズは比較的安くて明るいため、銀塩時代には星座写真や流星写真によく使われた。しかしデジタル時代だとAPS-Cサイズで80mm相当になってしまい、流星には使いにくい。明るいレンズなので、天の川や星座を短時間露出で切り取るにはいいと思う。
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by anettait | 2008-10-15 22:44 | カメラ関係 | Comments(0)  

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