アイピース(2) ノーブランド Or(オルソ)シリーズ 満足度95点

 今日も台風13号のせいで天気が悪い。だから今回もアイピースの話題。

 今回紹介するのは、かなり前から使っている「ショップオリジナル」で売られているオルソ(Or)アイピースである。画像は9mmだが、手元には4、5、6、7、9、12.5、18mmまでシリーズすべてのアイピースがそれぞれ複数個ある。
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 私が所有しているものは国際光器で4,800円で売っているもの。アルファベットのTのマークが付いているので、性能に定評のある日本の谷光学製だろう。別の望遠鏡販売店で4,000円で売られているものも同じらしいという噂もあるが、未確認である。

 それぞれ複数個持っている理由は、良く見えるのに安いので使い捨て状態だからだ。カビが生えたり汚れが取れなくなったら次のものを買う。また、双眼装置用に2個買ったものもある。ニュートン反射での惑星用に多用している4mmは新品を3個ストックしてある。その前はシュミカセ用に9mmと12.5mmを使っていた。

 設計が古典的なオルソなので視野は狭い。アイレリーフも短くて、短焦点は覗きにくい。短焦点のものはほとんど惑星専用アイピースのようなつくりだが、やはり惑星はよく見える。バーダープラネタリウムのモノセントリックなど、最近の惑星専用に比べたら惑星の模様の見え方(コントラスト)は少し落ちるが、値段は6分の1なので十分すぎる見え方だと思う。

 視野が狭いのでドブソニアンや経緯台で使うにはやや不便だが、コストパフォーマンスは最高だ。赤道儀で使う分には何の問題もない。最近多い中国製プローセル(PL)よりはよく見える。

 望遠鏡の自作を始めた頃(たぶん35年くらい前)はオルソは高級アイピースだったので、当時は高くて買えなかった。それが現在では最も安いアイピースの部類になってしまっているのは、夢のようでもあるし、残念なことでもある。

 当時小遣いで買えたハイゲン(H)はもう絶滅してしまった。そろそろオルソも絶滅危惧種かも。でもこれを数個買い置きしておくのと、高級惑星用アイピースを1個買うのと似たような値段になるので、悩むところである。

 数年前、惑星マニア数人で普及型アイピースを数種類持ち寄り、惑星を見比べたことがある。ビクセンのLVやミードのPLなど他のものより、このオルソの方がよく見えるという結論になった。

 惑星は良く見えるし、値段は安いので、満足度は95点。ただし4mmを自作ドブソニアンで使うのはちょっとつらい。
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by anettait | 2008-09-17 23:20 | アクセサリー関係 | Comments(0)  

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