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ホームズ彗星 撮影6日目

 11月11日、天気予報では夕方から曇りだったが、晴れたので撮影した。雲は少ないが、湿度と気温が異常に高く、透明度は良くない。

 ホームズ彗星は肉眼ではやっとわかる程度。双眼鏡で見ると大きくなってはいるが、最初の頃に比べるとかなり淡い。光害のひどい場所では、そろそろ見るのが厳しくなってきた。

 とはいうものの、彗星の高度が上がると肉眼でもよく見えた。9cm屈折望遠鏡に50倍で見ると、だいぶ暗くなっていると感じる。5cmファインダーではよく見えるし、5cm7倍双眼鏡では、はっきりした彗星像に見える。倍率を上げると良くないようだ。

 40cmでは、XL28mm使用の78倍では、視野の半分近くを彗星が占め、見えにくい。ワイドスキャン32mmの超広角69倍がちょうどいいくらいだった。透明度が悪く、視野が白っぽくて見えにくい。

 もともとこの鏡筒は惑星用に作ったので、気流の乱れの少ない開放鏡筒になっている。これもコントラストを悪くする原因になっていると思う。一応接眼部の反対側にだけ植毛紙を貼ってあるけど、こんな光害地で彗星を見ることは想定してなかったので、見えにくいのは仕方がない。

 風は無風に近かったので、安心して露出時間をかけられるが、コントラストが悪いうえに光害がひどく、ろくな画像は撮れない。しかも彗星は視野いっぱいに広がるので、撮影していても楽しくない。

 とにかく撮影し、コントラストが悪いので2枚コンポジットして、その上でコントラストを上げたらいくらかましになった。しかし大きくなったものだ。もうすぐ月の半分の大きさだ。空の暗い場所では尾も撮影されているようだ。しかし30秒以上露出すると画面が真っ白になるこの場所では、尾の撮影は無理そうだ。光害カットフィルターを付けたらどうだろうかと考えているが、撮影用のフィルターがない。
a0095470_2249136.jpg
 中心の核が見えにくくなっている。しかも彗星の中心よりもかなり偏ったところに核がある。彗星全体像が円でなくなって、くらげの頭のようだ。空の暗い場所では、この頭にくらげの足のように、尾がついた姿が写るらしい。そういう姿が目で見えると、もっと楽しいんだが。

by anettait | 2007-11-06 22:57 | 彗星 | Comments(0)  

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