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観望会を手伝う

 玉城少年自然の家で、宿泊している小学生の団体にすばるの会が星を見せるということだったので、手伝いに行った。

 行ってみると、小学校5年生のフリースクールというものだった。フリースクールって何?と思ったが、集合時間にやや遅れたので聞くこともできず、たぶん自然教室のようなものだろうと自分で納得する。

 少年自然の家には28cmシュミカセ(C-11)が2台あるが、光軸がずれていることがほとんどで、今回見せようと思っている天王星や海王星が円盤像にならない恐れがあったので、Ninja320を持参した。集合に遅れても組み立て2分、ジョンソニアン赤道儀台をあわせても3分(運搬は3階まで3往復で5分以上かかったけど)。到着した時に子どもたちはちょうど集合するところだったので、らくらく準備できた。

 子どもたちが学習室で講師から星の話を聞いている間に、天王星と海王星の位置を確認する。ステラナビゲータからプリントアウトした詳しい星図を準備してあったので、それほど手間取らずに両方探すことが出来た。

 最初、3台の望遠鏡で木星を見せて、次は2台のシュミカセで天王星とM31。シュミカセは予想どおり光軸がずれていたが、ちょっと調整すると天王星が円盤像になった。完璧ではないが、時間がないのでこれでよしとする。
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 Ninja320で海王星を見せるが、海王星があまりに小さいので(それでも350倍)、子どもたちの評判はいまいち。しかもジョンソニアン赤道儀台はコントロールボックスを付けてないせいか(最近はいつもこれで使っている)追尾がてきとうすぎて、すぐに視野から逃げてしまう。おかげで3,4人ごとに修正し、時間がかかる。高倍率で見せる場合、やはりドブは不向きだったようだ。でも他の鏡筒と赤道儀を3階まで持って上がる気力体力はないし。

 結局時間切れで、全員に海王星を見せることはできなかった。でも、海王星は反応がいまいちだったので、別のもの(星雲など)を見せたほうがよかったかも。月が見えなかったのが残念だった。秋は見せるものが少なくこまる。いや、それではいかんのでもっと修行しなくては。

 観望会が終わったあと、土曜日に観望会をする予定のグスクロード公園の下見をする。いや、何十回も行っているので下見ではなく、星見だ。着くとすぐにNinjaを出して、まずみずがめ座の巨大ドーナツ星雲を探すが見つからない。「星空の探訪」という本によると、「・・・淡いので極上の空が必要・・・」と書かれている。そういえばやんばるでは見たことがあるが、このあたりではなかったっけ。

 その後すばる、ヒヤデス、ぎょしゃ座の散開星団等を見る。M31はおおきく見えるが、背景が明るく見づらい。星座を見ても、少年自然の家よりも空が明るい感じがした。わずか数百メートルしか離れてないのに。
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 昇ったばかりのM1とM42を見て帰ることにする。すでに時計は12時を回っていた。透明度は抜群でもったいないが、翌日も仕事だ。思ったよりも気温が低く、仕事帰りのかりゆしウェアではさすがに寒い。

 流星も何個か見て、超広角双眼鏡で大きな星団や星座も堪能したので、気分は良かった。火星は昇ったばかりで高度が低く、色ずれが激しくよく見えなかった。

 帰りに公園のすぐ下で、電照菊の光のじゅうたんを見つける。これが空が明るい原因のようだった。そういえば夏の終わりから正月前まではこれがあるんだった。ちょっとショックを受けつつ帰る。翌朝起きるのがとてもつらかったのは言うまでもない。

by anettait | 2007-10-11 22:46 | 観望会 | Comments(0)  

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