人気ブログランキング | 話題のタグを見る

新聞に出た。

 正確には「新聞に出た。」ではなく「書いたものが新聞に載った。」である。このところ天気が悪く撮影もできないのでこんな話題でも。

 2週間ほど前、以前仕事の取材をしてもらったことのある地元の新聞記者から「本についての文章を書いてくれ」との依頼があった。「星の本以外ろくに本を読まない私に、こんなことを頼んでどうする。」と思いつつも、以前お世話になっているものだから「星の本のことなら書けます。」と答えてしまった。

 すぐに書けると甘く見ていたので、それからしばらくは忙しかったのでほっておいた。締め切り3日前になって気がついて、あわてて書くも、当然だがろくなものが書けない。わずか800字あまりの文章だが、なかなか書けない。でも一応書いたので、万一何も書けなければそれを出せばいいや、と開き直る。

 締め切り前日の夜、書いた文章が気に入らないので書き直すことにする。書き始めて2時間、まったく違うものが書けた。ちょうど胎内星まつり直前で、星まつりに行きたいけど行けないという残念な気持ちが現れた文章になった。いや、テーマはあくまでも本だ。少なくとも最初のよりはずっとましなものになった。

 私にしては珍しく早く、締め切り前日の夜中にメールで原稿提出。それから校正があり、締め切りから3日後には紙面を飾った。新聞を見て笑ってしまったのは、隣の記事が「いつまでもデブと思うな」という本の紹介だった。これって狙ったのか?私を知っている人なら笑ったに違いない。

 前に書かせてもらったのが2004年初め頃だから、約3年半ぶりだ。にもかかわらずこんなに手間取ってしまった。文章を書いて生活している人はすごいな、と本当に思う。

by anettait | 2007-08-25 22:13 | その他 | Comments(0)  

<< 皆既月食観望会 初心者用望遠鏡その4 >>