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3日連続観望会

 今夜までの3日間、連続して観望会があった。先々週の4日連続よりは1日少ないが、初日
の天気が悪くて中止になったのえ、本来なら今週も4日連続観望会だった。

 最初に2日間は某中学校で、3年生相手の観望会だった。総勢250名を2日に分けて、望遠鏡4台(13cmマクストフカセ、20cmシュミカセ、30cmドブ、学校の12cm?屈折)を使って月、金星、土星、木星を見せた。2日間とも快晴だった。スタッフも中学の先生含め4,5人いたのでそれほどきつくはなかった。
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 土星や月を見て素直に感動してくれるのはうれしかった。「高校に入ったら天文部に入ろうかな。」と言った女生徒も数名いたし、妙に天文に詳しい男子生徒もいた。今どきの高校に天文部はあるのだろうか。この中学にはないらしい。

 3日目は師匠の関係する小学校で、4年生対象の観望会。児童100名以上というので200名程度を想定していたら、なんと300名以上いたような気がする。とにかく人が多かった。
 こちらも望遠鏡大小合わせて7台、プラネタリウム友の会5名にすばるの会から2名応援に来てもらって7名で対応したが、とにかく人が多すぎた。
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 しかも雲が多く、雲間から月、金星、木星は見せられたものの、土星は無理だった。雲の流れが速かったからまだよかった。全員に月と金星を見せるのに1時間以上かかった。木星を見せている途中で時間切れ。前日までの快晴が続いてくれてたらよかったのに。

 望遠鏡は前日の3台に加え、ポルタ経緯台+7cm屈折を2台、ビクセンの安い8cm屈折敬意台の合計3台を子どもたちが自由に月を見る望遠鏡として並べた。 この作戦は成功したようで、自分たちで月を見たと好評だった。

 今回は30cm棚ドブを復活させて持ち込んだ。なぜわざわざ復活させてまで持ち込んだかというと、「望遠鏡は自作できる」ということを子どもたちに見せたかったからだ。形が望遠鏡らしくないということで、自作と気が付いた子どもたちもいた。
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 光軸調整にまだ難があるものの、棚ドブ+ジョンソニアン赤道儀台は初めてドブをさわるスタッフでも、月や金星の導入が楽にできると好評だった。棚ドブについては後日詳しく書くことにする。

 今回参加したスタッフのみなさん、お疲れさま。私もとても疲れた。次回からは連続の観望会は避けたい。しかし夏休みはすでに毎週2回以上観望会が入っている。

by anettait | 2007-07-21 01:18 | 観望会 | Comments(0)  

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