今日も曇り時々雨で梅雨空が続いている。テレビの情報によると、今年の沖縄の梅雨は例年の3倍の雨量で、沖縄気象台の記録ではこれまでで最多とのこと。
さて今回は主鏡の話。今回のドブソニアンに使っているのは、10年以上前に笠井トレーディングから購入した40cmF4.5のニュートン主鏡。ミードのライトブリッジドブソニアンや笠井のGINJIに使われているもの。重量は13kgくらいで、それなりに重い。
画像は先週晴れた日に屋上に出した時のもの。この日も湿度が高く、室内に置いてあったら結露していた。ここ2週間くらい沖縄の湿度は90%から下がらないとのことで、家の中のコンクリート壁も結露するほど。この時は1時間程度で主鏡の結露は消えた。
ただし10年以上も購入した時の段ボール箱に入れたままだったせいか、メッキが劣化している。下の画像は結露もあってひどい状態に見えるが、実際に星を見る時は気にしなければ大丈夫なんじゃないかと思っている。
飛行機で持っていく場合、飛行場でスーツケースの扱いが荒いかもしれないので主鏡が割れる心配をしなくてはならない。でもこういう主鏡だったら、気楽に預けられる。
しかし最高の空であるハワイのマウナケアに持っていくとなると、ちゃんとしたメッキでないともったいないとも思う。そう何度も行けるわけではないし。さてどうしたものか。
40㎝の再メッキはいくらかかるんだろうか。高ければ主鏡を買い直した方がいいと思ったが、先ほど笠井トレーディングを見てみたら、私が購入した時より5万円ほど値上がりしている。これでは新品購入じゃなくて再メッキか。あるいは別の40cm主鏡を探すか、そのままいくか。
追記:検索してみたら、ジオマテックの料金表が出ていた。40cm主鏡はAlSiOメッキで54,000円(剥離作業含)だった。Al高反射は要問合せ。
惑星が良く見える鏡だったら再メッキもありだな。新しいのを買うよりずっと安いし。でもこれで惑星をちゃんと見た記憶がない…。梅雨が明けたら土星と木星で確認してみよう。