うちにはニュートン反射用の斜鏡がいくつもある。望遠鏡を自作しているうちに、いつの間にか集めてしまったものだ。
大きいものは短径130mmと100mm、これは60cmドブソニアン用でとっかえひっかえ使用中。100mm斜鏡では口径40cmF4.5には大きすぎるのでパスだな。しかも重いし。
次に大きいのは短径86mm、以前作ってすぐにばらした40cmドブソニアン用に笠井トレーディングから購入。下の画像の右側のもので斜鏡セルが貼付けタイプなのだが、そのセルがアルミ削り出しでやたらと重いのが欠点。斜鏡とセットで800グラムもある。
その次に大きいのは上の画像の左側、短径78mmのもの。これはNinja320用のスペアで、笠井トレーディングから蔵出し品を購入したので安かった。これも同じく貼付け式だが、400グラム弱しかない。たぶんセルの中は空洞と思われる。軽いので今回使ってみたが、本来は32cmF4.5用なのでやはりちょっと小さかった。
短径70mm以下もいくつかあるが、今回は関係ないし自分でもよく把握していないので省略。
上の画像で大きさがかなり違うように見えるが、これはデジカメの広角レンズによる遠近感の強調によるものだ。実際にはこんなに違わない。
普通のドブソニアンなら短径86mmのものでいいが、今回は旅行用なので可能な限り軽量化したい。今では笠井トレーディングで軽量な硬質ABS樹脂製の88mm用斜鏡セルを販売しているが、うちのと短径が微妙に違う気がする。
試しに買ってみてやっぱりセルの方が大きいから斜鏡もセルに合う88mmに買い直す、という未来が見えるのだが、やはり買ってみるべきか。