最近、火星と天王星が接近しているのは知っていた。しかし天気が悪かったりタイミングが合わなくて、なかなか見ることができなかった。やっと昨日見ることができたが、ちょうど一番接近する日だったのはラッキーだった。
実際に見てみると、思ったより接近してない。これは12月に木星土星超大接近を見た後なので、よけいそう感じてしまうのだろうと分析。しかも天王星が暗くてしょぼいし月が近いので、見えにくくて困った。
7cm屈折と4mmアイピースで175倍で見た天王星は過剰倍率なので暗くてぼんやりしていたけど、点ではなく一応面積があるように見えた。
撮影はタムロン300mmズームレンズで固定撮影してトリミング。写った星が小さいのでステライメージ9のスターエンハンスフィルターを使って星を強調している。
なぜ7cmを使ったかというと、上の画像にあるセレストロンのStarSense ExplorerLT 70AZを使いたかったからだ。
この望遠鏡はスマホで導入支援をするという最新型のシステムだ。そのシリーズの中でいちばん安い7cm屈折経緯台が期間限定特価だったので急いで入手したのが一週間前。やっと昨日晴れたので、それを試したかったんだ。
本来の架台は50年前に流行ったしょぼい経緯台なので、それは箱から出さずに別の鏡筒バンドでポルタⅡに載せて使ってみた。
しかし説明書をろくに読まなかったのとスマホとアプリの相性のせいで使い方を間違えていて、間違いに気づいて再度試そうとしたら曇った。
使用レポートはもう1回ちゃんと使ってからにしたい。私のスマホでこのアプリが使えるのかが気になる。メーカーのスマホ対応表では、未検証になっていたのでなおさら。
それにしても最近望遠鏡がまた増殖しているが、やはり最新型は使ってみないと話ができないので今回は仕方がない。いや、誰とこの望遠鏡の話をするのかはまだわからないけど。
まあ実際にはドブソニアンに使うつもりなんだけど。うちのスマホで使えないと困るけど何とかなりそうな気もする。