10月6日の火星最接近の観望会は、そこそこ参加者がいて、しかもとても良く晴れていたので、みんな十分惑星を楽しめたと思う。
20cmと30cmの自動導入ドブソニアンがメインだったので、火星が出るまでは木星と土星を、火星が出てからは30cmで火星、20cmで土星を見てもらった。
それ以外に手伝いに来てくれた知人友人関係者たちがコロナ対策用品だけでなく、5インチシュミカセ(マクストフは持ってたがこの口径のシュミカセは実物は初めて見た)や10cmF5屈折(いや12cmだったかも)を持ってきてたので、それで木星や月などを見せてくれたのはとても良かった。
参加者はそれほど多くなかったので後半はスマホでの撮影会になった感じもしたが、一番人気の土星(最接近なのに火星は二番)は撮影の難易度がとても高く、みんな苦戦していた。
ちなみに私がその2日前の観望会でスマホで撮影したのはこれ。だいぶトリミングしてある。望遠鏡は30cm自動導入ドブソニアン。
最初から参加者は多くないと予想していた私は、パソコンと惑星カメラASI290MCを持って行ったので、参加者がほとんどいなくなった終了間際に撮影してみた。
風が強すぎて鏡筒はブレブレ、眼視ではあんなにきれいに見えていたのに、撮影するとがっかりという、いつもとは逆の現象が起きた。
台風14号の影響で風が強く、天気は良かったが撮影には向かない日だった。まあこれも最接近記念ということで。
今回のことから、観望会にはスマホアダプターが必要な気もしたが、いつもは参加人数が多くて撮影はお断りしているので、それも難しいところだ。
撮影のみのイベントがあれば面白いと思うけど、参加人数に応じて望遠鏡がたくさん必要になるので、ハードルは高いような気がする。