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2020年火星準大接近はよく晴れた

今回の火星準大接近の最接近の日は、台風接近前の強風にもかかわらず天気が良くて、公園での観察会も雲の心配もなく火星を見せてあげられた。
しかも風が強いけどシーイングがいいので、初めて望遠鏡を覗く人でも小さくなった南極冠を見つけられたようで、とても良かった。
ただし火星表面の模様は、口径30㎝ニュートンの375倍でも初心者には見るのはかなり厳しかったようだ。目が慣れてないので仕方ないが。

撤収するのに午後11時前までかかったので、最接近の午後11時18分頃には撮影は間に合わなかった。でもどうせ1時間程度では自転による火星の模様以外何も変わらない。
ということで日付が10月7日に変わった直後に撮影できたのが下の画像。
2020年火星準大接近はよく晴れた_a0095470_23515548.jpg
シーイングは良かった。オリンポス山もちゃんと見えたし太陽湖の右側の黒い斑点がとても気になった。シーイングは最高に良かったわけではないので、最近買ったビクセンのHR2.4mmは実力を発揮できなかった。これを使うとドームの40㎝では916倍なので、まあ無理だ。
ラジアン4mmの550倍はちょうどいい感じだった。ナグラーズームの3mmで733倍は厳しかった。Skywatcherの安い4mmでも数日前にフォボスは簡単に見えたが、この日はラジアンでダイモスがすぐ見えた。フォボスの方が火星に近くて探すのに時間がかかった。さすが最接近、衛星が2週間前よりずっとよく見える。

結局午前4時前までアイピースを変えたり撮影したりで観察していて、くたくたになったけど楽しかった。だから今日は1日ぐったりしながらパソコンをいじっていた。

「個人ファイルを残したままwindows10を再インストール」でどうにか復活したが、アプリがほぼ全部消えたので、これから再設定。ステライメージのDVDが見つからない。ステラナビは10がなくて9はあるけど。個人ファイルは残すと言いながらメールが全部どこかに行った。いやいや、どうなっているんだ。

幸か不幸か今夜から台風の影響で雨が降ってきた。パソコンが完全復活したら溜まっている火星の画像処理をしなくては。

by anettait | 2020-10-07 23:58 | 惑星 | Comments(0)  

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