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Hubble Optics の30cm主鏡を鏡筒に組んで木星を撮ってみる

ドームの赤道儀に載せたまま使ってない30cmニュートン反射の主鏡を、HubbleOpticsの主鏡に置き換えてみた。
これにしばらく前くらいから取り掛かっているんだが、接眼部とか斜鏡の大きさや位置とか、いろいろ寄せ集めなので問題が多い。しかもF4用の鏡筒にF5主鏡を載せていて、それをF4.5に載せ替えというややこしさ。
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鏡筒制作についてはそのうちに。主鏡購入の目的はトラベルドブソニアンなので、ここでは性能確認のために組むだけなので。主鏡セルはトラベルドブソニアン用の超軽量セル。自作は大変なので、ここはメーカー品。セルはこの後に作るトラベルドブソニアンでも使う予定なので、主鏡セルの性能検査も兼ねている。
Hubble Optics の30cm主鏡を鏡筒に組んで木星を撮ってみる_a0095470_18152125.jpg
さて光軸がいまひとつ合わないのだが、とりあえず木星が撮れるまでには出来た。もちろん木星の衛星で確認すると明らかに光軸は変なんだが、そういう状態でもこの程度は撮れるという確認。ただし木星は南中を過ぎていてシーイングはあまり良くないので、性能確認にはあまり向かない日だった。

木星撮影の後、火星に望遠鏡を向けたところ、光軸がずれてしまった。予想はしていたが、原因がいくつかありそうなのでそれを調べないといけない。だから火星はこれでは撮影していない。

おそらく斜鏡まわりをいじるとか主鏡セル方面をいじるとかするべきだろうが、正しい答えがまだ見つからず、これからあれこれ試さないといけない。
また台風が来るので、これからの作業はその後になりそうだ。


by anettait | 2020-08-29 18:28 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

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