3週間ぶりくらいで、やっと晴れた。さっそく60cmドブソニアンをいじる。
先月から考えていたのだが、接眼部はやっぱりヘリコイドよりもクレイフォードを使いたい。だが撮影もしたい。いろいろ考えたり調べたりしているうちに、バーダープラネタリウム製MPCCコマコレクターが、焦点距離を延ばさずに焦点位置を外側に7mm程度伸ばす効果があることがわかった。そういえば以前そんなことを見たような気がするが忘れていた。
うちにそのコマコレクターの初期型があったはずと思って探したら、防湿庫の隅から出てきた。コマ補正には撮像素子との距離が重要らしいが、今回はピントが出るかの確認が目的なので、とりあえず距離がだいたい合いそうなアダプターを使うことで良しとする。
そして天気が悪い間に接眼部を取り換え、晴れるのをずっと待っていた。今夜やっと晴れたので、さっそく撮影してみた。まずコマコレクターなしで月を撮る。
やはりピントが合わない。これは予想どおり。次はコマコレクター付き。
ぎりぎりだが、ちゃんとピントが合った。いろいろいじったので光軸は合ってないが、それはそのうち合わせるとして。とりあえず目的は達成した。
いい気になってオリオン大星雲を撮影したら、なんと星が四角に歪んでいる。また斜鏡を交換する前に戻ったみたいだ。すると星像の悪い原因は斜鏡ではなかった可能性もある。それでもシリウスの伴星は見える。シーイングも悪いのに。
なんか沼にはまった気分。いや、前から自作沼にはまっているんだが、ますます深みにはまってどうにもならない感じがしてきている。いや、これまでもそうだったかも。