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天気が悪いと買い物がはかどる(8)ビクセンファインダーアイピースを買った

すっかり冬型の天気で、ちっとも星が見えない。こういう時に販売店のサイトを見ていると危険だ。
先日はユーシートレードのセールを見てたら、いつの間にかファインダーアイピース100が家に配達されていた。

実物を見るのは初めてだが、この長さは地上用アイピースかと思った。そういえば最近見かけないな、地上用アイピース。
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ポルタに7cm鏡筒(70Lf)を載せて使ってみた。高度の高い天体はとてものぞきにくい。最初から三脚を長くしておくべきだ。天頂ミラーを使うと左右はいいとして、アイピースが長いため上下が合わせにくくなるので慣れが必要だと思う。
で、とにかく視野が狭い。アイピースの焦点距離が100mmで鏡筒の焦点距離は900mm。だから9倍になるはず。
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視野は9倍で月の2倍程度。かなり狭いが、後ろからのぞくタイプの屈折望遠鏡なら使えなくはない。屈折なら望遠鏡の向いている方向がわかるはずなので、だいたいで鏡筒を対象天体に向けて、このアイピースで対象物を導入する。素通しファインダーと組み合わせるといいかも。下の画像の白い丸は、実際に撮影した露出オーバーの満月だ。
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ファインダーの調整ができない人や調整めんどくさいという人なら選択肢に入ると思う。ファインダーを使えるようになりたい人にはお勧めしない。望遠鏡を使いこなしたいなら、ファインダー合わせの練習は必須だと私は考えているので。

ピントにも鈍感みたいなので、そういう意味では初心者に向いているとも思う。ファインダーで導入したのに本体のピントが合ってなくて天体が入っているのかわからないというケースもあるし。

私もファインダー調整が面倒で屈折やシュミカセにはファインダーを使わないことが多いが、私が使う鏡筒はほとんどが2インチアイピースが使えるので、このファインダーアイピースの出番はなさそう。

ということで、このアイピースは焦点距離1000mm以下の屈折望遠鏡専用と考えていい。ニュートン反射だと視野の狭さもあって、望遠鏡がどこを向いているのか把握するのは初心者には無理だし、シュミカセでは焦点距離が長いので倍率が高くなりすぎる。

狙いはとてもいいと思うので、できればこのタイプでもっと視野が広いものが欲しい。きっとコストの問題とかいろいろあってこうなったと思われる。

ファインダー本体買うよりずっと安かったので、とりあえず買ってみようかと思わせる作戦に今回引っかかったわけだが、後悔はしていない。
いくら合わせても合わないプラネジのファインダーよりは精神的にこちらの方が楽だ。また、ファインダーを合わせられるようになるまでのつなぎとして使うのも、惜しくない値段(特価3200円くらい)だと思う。


by anettait | 2018-12-27 23:57 | アクセサリー関係 | Comments(0)  

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