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天気が悪いと買い物がはかどる(5) デジアイピースDX

台風が来るというのでネットを見ていたら、ついついいろんなところを見てしまい、忘れた頃に商品が届くことがある。今回もそうだ。
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ケンコーのデジアイピースDXだ。最近新型になったみたいだ。似たようなものを以前買ったが、あれはパソコンにつなぐものではなく、単独でモニターまで備えたデジアイピース。あれで見られるのはせいぜい一人か二人。でもパソコンはいらない。

今回のものはパソコンがなくては何も出来ない。しかし観望会等で大勢にパソコンの大きい画面で天体を大きく見せられるという利点がある。今回はそれを考えて購入した。小さい子はアイピースを覗くのが難しい場合も多いので。

このカメラは感度はそれほど高くなく、星雲星団をモニターに写すのは無理だ。それはメーカーの方にもそういう意味のことを書いてあったと思う。確か最低照度50ルクスとか何とか。月惑星専用と思っていい。

台風が去って雲は多いがさっそくテストしてみた。使用望遠鏡は一般的なものにしたかったので、ケンコーのSE120アクロマート屈折にした。まず土星を撮った。
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思ったより土星が小さい。これでも2倍バーローを使ったので焦点距離は1200mmになる。オート露出しかないけど、ちゃんと露出が合っているのはいい。次に火星だ。
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思いっきり白とびして、何が何だかわからない。撮影条件は土星と一緒だ。火星はすでにマイナス2等級を超えているので、恐ろしく明るいためオート露出が合わせきれないのだろう。夜の街灯をスマホのカメラでオートで写しているようなものだ。露出が合うわけがない。
ところでこの望遠鏡はジャンクなので光軸がずれていて、青い色収差が偏っているのはそのせいだ。

さて、ここで露出を合わせるには二つの方法が考えられる。
1.オートで露出を合わせられる程度の大きさまで火星を拡大する。
2.感度の限界に合うよう火星をフィルターで減光する。
適当なフィルターがなかったので、1の方法を試した。

2倍、3倍、5倍バーローレンズを準備していろいろやってみた。5倍でも白飛びする。露出が合ったのは2倍バーローと5倍バーローを合わせた10倍バーロー状態だった。F値にするとF50だ。
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バーローレンズは2倍はビクセンの安いやつだが、5倍の方はパワーメイト5倍なので、合計金額で露出調整が可能なNeximage5が買えてしまう。本末転倒だ。

さて1の方法で露出が合ったと思ったが、もしかしたら火星を拡大しているうちに感度の限界にきて、たまたま露出が合っただけかもしれないという疑問が生じた。

おそらく面積の大きい月なら簡単に露出は合うと思う。木星もいけるかもしれないが、今日は曇っているので確認できなかった。小さくて暗い土星に露出が合うのが不思議だ。土星の明るさが感度の限界と合っているのか?それとも暗いのに合わせるのは得意なのか。
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1回だけの使用で結論を出すのはもったいないので、いろんなパターンを試したい。
ただし小口径望遠鏡で火星をある程度の大きさに写すのは、バーローレンズと追尾できる架台が必要だろう。それでも光量の関係であまり大きくはできない。

今回は上の画像のように赤道儀で手動追尾で撮影したが、拡大するにつれ天体の動きは早くなるので、10倍バーローはけっこう苦しかった。できれば自動追尾で。


by anettait | 2018-07-12 23:12 | アクセサリー関係 | Comments(0)  

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