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今回の望遠鏡について

まだオーストラリアにいるが、今日は電波の状態が多少いい場所に来たでも大きい画像はアップできないレベルだ。

さて、今回の望遠鏡だが、去年の自作30cmドブで懲りたので、ちょっと小さ目にした。25cmドブだ。

いやちっとも懲りてないだろうと思う人もいるかもしれないが、だいぶ懲りた。未完成品を海外に持っていくもんじゃないという意味で。だから今回はメーカー製。

今回これにした最大の理由は、オーストラリアは国外からの木工製品は持ち込めない決まりがあるからだ。望遠鏡は大丈夫だったという体験談も読んだが、やっぱり心配だ。だからこれ。
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アメリカ製だが、なんとこれは日本で2台しかないらしい。旅行用ドブソニアンの先駆けみたいなもの。

なぜ2台しかないかは不明だが、たぶん2台しか売れなかったんだろう。面白いけどけっこうめんどくさい望遠鏡なのが使ってみてわかった。
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組立分解は慣れれば簡単。組立は5.6分でできる。上は分解した状態だが、これをまとめて後ろの黒い丸いバッグに入れてさらに黒いプラスチックの丸いハードケースに入れる。「こうきたか!」というような収納方法だ。

ところが運搬性がひどく悪い。丸いので空港の大きなカートに載せる場合、スーツケースと一緒に載らない。横幅があるのだ。重さはハードケース込みで15キロくらい。タイヤが付いているわけでもないので、持つには重いし、ハードケースがないと飛行機に預けられないし。今回はこれを載せるための軽い折り畳みカートも一緒に持ってきた。

しかし光学性能は確かだ。自宅で惑星を見たが、かなりよく見える。もちろん光軸をきちんと合わせるのが前提だ。25cmF5くらいで、ちゃんとその性能は出ている。というより光学性能は優秀と言っていい。
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オメガ星団を撮ってみたが、わりとちゃんと写る。他にもM8やM22も撮った。ηカリーナ星雲や電波銀河も撮ったが、撮ってみたレベルでしかないのは追尾できないドブの宿命か。

今回は去年うまくいかなかったオメガ星団の動画を撮るのと木星を見るのが目的だったので、十分目的は果たした。

今回はシーイングがいまいちだったので、木星も土星もいまいち。しかし運搬方法さえなんとかすれば、旅行には最適なドブソニアン、かもしれない。私もまだ工夫が必要と感じた。

国内なら十分運べるような気もする。ということでそのうち離島に持っていこうと考えている。



by anettait | 2017-05-03 23:32 | オーストラリア星旅 | Comments(0)  

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