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星空実写レンズテストにないレンズをテストしてみた(E16mmF2.8)

星空実写レンズテストにソニーのAPS-C用レンズが全く載ってなかったので、独自でテストして、載らない理由を推測してみることにした。おそらく天体撮影に向かないので掲載するだけページの無駄ということかなと思ったりする。

とはいっても所有するソニーのAPS-C用レンズは標準ズームの16-50mm、広角パンケーキレンズの16mmF2.8、マクロレンズの30mmF3.5の3本だけ。

ただし16mmF2.8は専用ワイドコンバーターも持っていて2本分になるので面白そう。ということでこの中で天体に使えそうな16mmF2.8をテストした。掲載条件の「F4より明るい」はクリアしているし。
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外観はこんな感じ。やたら小さくて軽い。フルサイズ換算24mmでこの小ささは凄い。ワイドコンバーターを付けると15mmの超広角になってしまう。しかもフロントに着けるのでF値は2.8と変わらず。これもいい。

ただ、このレンズの評判はあまり良くない。周辺が流れる、ワイコンを付けた方がまだまし、という感じの評価がネット上に出ているが、とりあえず星を撮ってみた。

撮影は糸満市の海岸でおこなったが、画像右側(西側)に強い光害があるので周辺減光についてはテストにならない。
スカイメモSで自動追尾した。また、以下の画像は一番下のRAW画像以外、すべてカメラでの自動補正をONにしてある。元画像もjpegだ。

まずはレンズ単体の絞り開放。
全体像
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中心像
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周辺(右上)
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中心像はシャープだが、やはり周辺にいくにしたがい星が外側に流れる。F4.5まで絞るとそれなりに良くなったがスペースの都合でそれは載せてない。

次はワイドコンバーター付の全体像。
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中心像
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右上
a0095470_22211653.jpg
ワイコン付けると周辺の収差が変わり、円周方向に流れるようになる。F4まで絞るとそこそこいい感じになる。

ところでRAWで撮ると色収差がひどいとネット上の評価にあったので、それも見てみた。最初の画像のRAW画像だ。ステライメージ8で現像処理した。
まずは全体像。
a0095470_22215857.jpg
右側のオリオン座付近。
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確かに色収差がひどい。フィルムの時代だとメーカー純正品には考えられないレベルだ。周辺減光もjpegではやや補正しているような感じもする。このレンズ、デジタルでの補正が前提で作られているのは間違いないが、どこをどうやったら一番上の星像になるのかとても不思議。デジタル補正すごい。

「NEXシリーズの小型軽量をアピールするため、コンパクトに作ることを最優先にしたため性能を犠牲にした」という説に私も一票入れたい。
確かにコンパクトで軽いので、旅行に持ち歩くにはとてもいい。カメラ内補正を常にONにするような気軽な旅行には十分だろう。もしかしたら高級コンパクトデジカメの方が像はいいかもしれないが、こちらは安い。

これはNEXシリーズ最初期のボディとセットで売っていたレンズで、私もNEXー3Cとセットで珍しく新品で購入した(ただし展示処分品)。ワイコンは旅行で行った広島で中古で見つけ衝動買い。

さて最初に戻るが、確かにこの性能では貴重な誌面を使うわけにはいかんだろう。あくまで天体写真に向いたレンズの本なのだから。天体写真はRAWで撮るのが基本と言っていいし。でも単焦点レンズなのにもったいない・・・。たぶんマウントアダプターを付けた他社レンズの方が写りはいいはずだが、コンパクトじゃないし。

さて、残りのレンズはどうするかな。30mmマクロも「キャノンの35mmF2をマウントアダプターで使えばいいじゃん」になりそうな気がするのだが・・・。まあ機会があればテストしてみたい。
ズームはもうやらなくていいかな。Fも暗いし。デジタル補正が前提のレンズ、という噂だし。少なくとも天体写真向きではないだろうな。





by anettait | 2018-02-22 22:55 | 交換レンズ | Comments(0)  

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