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(冬休みの工作)スカイメモS用アリガタプレートを作る(失敗編)

ふたご座流星群の時はカメラをスカイメモSに載せて追尾したのだが、流星が写った静止画を重ね合わせようとしたら星座がうまく一致しない。広角レンズなので特に周辺がズレる。追尾不良だ。

カメラがEOS5DーMkⅢという重いデジ一眼なのも良くなかったと思うが、ネットで調べてみると、スカイメモSはバランスの崩れに弱いということがわかった。どうもオプションの微動雲台&アリガタプレートは必須のアクセサリーらしい。
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薄々そんな感じはしていて以前からアウトレットのジャンク品に出るのをまっているのだが、出たと思ったらいつも売り切れ。通常販売価格はどこでも1万1千円くらいだがジャンク品は3千円~4千円なので、ジャンク好きな私としては正規品を買う気がしない。

しかし本体をジャンク品で買って1年以上過ぎ、いつまでも使えないのではしょうがないし、買えるかどうかわからないものを待っても時間の無駄なので、自作することにした。いや自作可能だと半年くらい前から思っていて、やっと重い腰を上げたといった感じか。ちょうど年末休みだったので、冬休みの工作にした。
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材料は上の画像のとおり。丸い黒いものはスカイメモSの標準付属品。これとL字プレートを合わせてアリガタプレートにするだけだ。微動雲台は必要ないのでパス。材料費は数百円。

ところでこの組み合わせでは、使用中に北極星がずれていないかを確認することはできない。純正品では可能だが、値段が10倍は違うのでそこはまあ仕方がない。
(冬休みの工作)スカイメモS用アリガタプレートを作る(失敗編)_a0095470_22460640.jpg
L字プレートは割と厚い鉄なので、適当な板に木ネジで固定してドリルで穴を広げた。加工するのはこの部分だけ。30分くらいで工作終了。
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で、スカイメモSに取り付けて初めてわかったことが、自由雲台を取り付ける部分が短すぎて、クランプに干渉する。向きを調整して使うことは可能だが、クランプが締めにくい。こりゃ作り直しだな。もう少し長いL字プレートを買ってこなくては。たぶん500円以内だと思うけど。



by anettait | 2018-01-08 22:57 | 自作望遠鏡 | Comments(0)  

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