オリンパスE-620を久しぶりに使ってみたら

先日のD50を捜索している時にオリンパスE-620も発掘されたので使ってみた。

E-620は2009年発売なので比較的新しいが、すでに絶滅してしまったフォーサーズマウント規格だ。
しかも一般アマチュア向けとしては最後の機種になる。翌年、最高機種E-5が出た後、オリンパスはマイクロフォーサーズ規格へと切り替えた。
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アマチュア向け最後の機種だけに機能は充実していて、操作性もいい。天体写真用の機能として便利なのはライブビュー可能なバリアングル液晶と、ボディ背面のボタンが光るイルミネーションボタン。60秒までのシャッタースピードと有線リモコンが使えるのもいい。
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バリアングル液晶は望遠鏡に付けて高度の高い天体を撮る場合、特に便利だ。しかも星のピント合わせに有利なライブビューは入門機ではキャノンでさえ2008年発売のkissX2からだったのに、オリンパスではずっと前のE-330から搭載しているのがすごい。
ただしE-620のライブビューは当時は十分な性能だったが、2017年のデジカメと比較すると見劣りするのは仕方ないところ。ピント合わせは一等星などの明るい星のみで可能なレベルだ。

イルミネーションボタンは暗闇で撮影をおこなう天体写真には非常に便利だ。他の機種に広がっていないのが残念だが、液晶画面を見れば設定が確認できるしオートで撮る人には関係ないのだろう。
あと天体写真に関係ないけどボディ内手振れ補正がすばらしいし、ボディが軽い。

これほど操作性や機能が充実したE-620だが、天体写真ではメジャーになれなかった。
理由はやはりノイズの多さだと私は思っている。この頃のオリンパスはフォーサーズ規格の小さな撮像素子が原因なのか、夜景や天体写真ではノイズが多く、キャノンやニコンにはかなわなかったと記憶している。私も前年に出たKissx2も持っていて比較したが、X2の勝ちだったのを覚えている。

ノイズの多さは初期のマイクロフォーサーズでは逆にひどくなり、E-P5の世代でやっと他メーカーに追いついたというのがいろいろ使ってみた私の実感だがそれはまた次の機会に。
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さて前置きが長くなったが、また屋上で星座を撮影してみた。またもや冬の大三角。パチンコ屋の上向き水銀灯が空を白くしている状況なので、ステライメージで少し暗くした。

拡大してみるとノイズがけっこうある。撮影時にノイズリダクションをかけてもこんな感じだ。でも初期のフォーサーズよりも初期のマイクロフォーサーズよりもいい。ソフトフィルターをかけての星座写真には十分使える。

また使ってみたくなったが、絶滅したフォーサーズ規格のレンズをうっかり買わないよう注意したい。


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by anettait | 2017-12-29 00:12 | カメラ関係 | Comments(0)  

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