60cmドブソニアン自作記(181) 2500mm級対決
それは置いといて、最接近時の満月は私の経験では、焦点距離2400mmならフルサイズデジカメの画面いっぱいぎりぎりに写るはずだ。今年は特別大きいとのことなので、どうせわずかな差だろうけど、もしかしたら画面からはみ出すのではないかと期待している。
せっかくなので練習も兼ねて、2400mmに近い焦点距離の望遠鏡で月を撮影してみることにした。
とはいえうちにあるのは2400mmの60cmドブソニアンと2500mmの25cmシュッミカセの2台だけ。
15cmF8屈折に2倍バーローをつければちょうど2400mmだが、それは今考えたので撮ってない。
ということでまず60cmドブソニアン。月が昇ってきたばかりで気流は良くないが、とりあえず撮る。
風でドブソニアンが流されたが、どうにか撮れた。上下の画面いっぱい。左右はカットした。
次に25cmシュミカセ。こちらはあっさりはみ出したので、月を横にして撮影した。
なんだか焦点距離が60cmドブより100mm長いだけには見えない。印象としては3000mmに近い。
シュミカセは主鏡と副鏡の距離で焦点距離が変化する構造になっている。ピント合わせは主鏡を移動しておこなうので、焦点距離が延びてしまうことも十分あるが、ちょっとこれは長すぎのような気がする。
今回接眼部にカメラを取り付けるために部品を追加したのだが、こんなに変化するものなのか。かなり意外な結果だ。
追記:わかりやすい画像を追加する。それぞれの月を方向を合わせて重ねてみた。
やはり25cmシュミカセの方が大きすぎる。焦点距離100mmの差ではないな。2700mmくらいか。
by anettait | 2016-11-13 21:26 | 超大口径ドブソニアン | Comments(0)