NEW SKYSTAGE(ジャンク) を使ってみる
光景76mmの短焦点反射経緯台だ。40年ほど昔には口径80mmとかの反射望遠鏡は普通にあったが、焦点距離がF10程度の長焦点が多かった。当時のものは使う機会がなかったのでその性能については不明。
さて、今回のものは口径や焦点距離から考えて明らかに高倍率は苦手そうだ。架台もフリーストップのドブソニアンタイプだ。ということで低倍率で月を見てみた。
なんと月にピントが合っているのに、まわりにぼけた像が出る。これは球面鏡だからなのか?それともこれがジャンク要因なのか?とにかくわずか20倍程度でもこれ。中心部と周辺部でピントが明らかに違う。
カメラを取り付けるアダプターがないので手持ちで月を撮影したら、すこし片ボケ気味になったが本体のまわりに写ったピンボケがわかると思う。
望遠鏡が小さいのでファインダーをのぞくのもキツイ。光軸調整部分もなく、調整できない。これは子どものおもちゃレベルだな。本気で星を見るために買うものではない。同じケンコー製品だが前回の10cmF4とは大違いだ。
by anettait | 2015-01-17 13:17 | 初心者用望遠鏡 | Comments(0)