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EOS-NEXアダプターを使ってみた(2)

前回の続き。

フィルム時代の高級レンズ、ニッコール85mmF1.4を付けてみた。10年くらい前に中古で買ったけど、あまり使ってない。時代はフィルムからデジカメに完全移行する前だったので、10年よりもっと前かも。
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明らかにカメラが負けている。重量もレンズの勝ち。ちゃちなアダプターでは不安が残るが、とりあえず撮影。
焦点距離が長く固定撮影では星が流れてしまうため、ナノトラッカーを使って追尾した。

まずは絞り開放F1.4から。新都心の夜空は明るいので感度はISO400でも露出オーバー気味。画像処理で背景を少し暗くした。
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写っているのはおうし座の顔の部分で、真ん中下にある明るい星が赤色巨星アルデバラン。
星がにじんで、牛の顔のv字型がよくわかる。
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しかし拡大してみると、星のにじみ方が中心から放射状になっているというか、星が三角だ。

次に絞りはF2、シャッタースピードは約2倍の13秒でだいたい同じ露出になる。
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星のにじみが少なくなった。しかし拡大すると、星がまだ尾を引いているのがわかる。
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最後に絞りF2.8、シャッタースピードはさらに2倍の25秒。
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拡大してみる。
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星はシャープになったが、面白みはなくなった。

このレンズで星を撮るとなると、F2.8以上に絞る必要がある。しかも明るい星の周りにムラサキ色のにじみが出てしまう。かなり小さな星でピント合わせをしたのでピンボケではない。こういう仕様のレンズだ。

キャノンのEF100mmF2.8マクロレンズ(前の型)の方が星像がいい。しかも同じフィルム時代のオリンパス100mmF2の方がこのレンズのF2よりも星像がいいとなると、かなり厳しい。

というわけで、このレンズを星の撮影に使う理由が見当たらない。30年以上前に設計されたレンズに星像のシャープさを求めるべきではないとは思うが。しかも中古レンズなので、個体差は大きいかもしれない。

きっとこのレンズは別の用途があるはずだ。たくさんガラスも使っているし。少なくとも彗星の撮影には向かない。

確かアダプターの話題だったと思うが、またもレンズの話になってしまった。アダプター自体は可もなく不可もない。EFレンズの絞りが使えないことを除いては。

もちろんオートフォーカスもなしだ。普通の人にとって、このアダプター自体の存在に意味があるのかは不明。
ただし普通の人はこんなアダプターは買わないから問題ないのか。

by anettait | 2013-09-18 00:24 | カメラ関係 | Comments(0)  

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