台風15号の風が予想より弱かった理由

今回の台風15号は予想は瞬間最大風速70mというとんでもない数字だった。これはコンクリート製の電柱が倒れるレベルだ。
しかし実際に観測されたのは風速40m台のようだ。これは普通の台風レベル。北部は雨が凄かったらしい。

私はドームを風上に向けるため最接近時に何度も観測室に上がったが、風速50mは吹いてないと思う。
最接近時よりも吹き返しの風と雨が強かったが、それでも50mはない。

その原因は気象台によると「壁雲」が発生したためだという。
台風の中心よりも外側で雲が発達すると、その上昇気流で外から中心に吹き込む風がブロックされて、予想よりも風が弱くなるとのこと。

そんな雲があるなんて知らなかった。おかげでひとつ賢くなった気がする。

今回も家の前の道路で飛んでくるものを観察していたが、去年の台風と違い何も飛んでこなかった。
きっと気象台の「最大級の警戒を」が浸透して、みんなベランダや庭の片づけをしたのだろう。
去年はベニヤ板や空き缶、薄い鉄板まで飛んできて大変だったんだが。
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by anettait | 2012-08-28 22:53 | 気象 | Comments(0)  

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