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60cmドブソニアン自作記(69) 斜鏡ホルダーを作ってみた

現在の斜鏡ホルダー(昔は斜鏡金具と呼んだ)はアメリカ製で、数年前に斜鏡と一緒に日本の販売店で買ったものだ。
確かホルダーはアストロシステムズ製、鏡はディスカバリー製で、ドームの中の40cmニュートンと同じ組み合わせ。1/10λという高精度が売りだが短径100mmなので、60cmF4用としてはちょっと小さい。

ケラレないよう筒外焦点距離をぎりぎりにしているが、とても使いにくい。今回主鏡セルを厚い木で作ったために主鏡が3cmくらい前に出たので、たぶんケラレが出ている。何とかしなければ。

イギリスのオライオン社から60cm主鏡とセットで買ったのは短径130mmという巨大斜鏡。これに合うホルダーを探してみたのだが、アメリカ製の既製品では探せなかった。たぶんインチサイズでは中途半端になるから?日本製も探せなかった。

笠井トレーディングから出ている張り付けるタイプのホルダーを使う手もあったが、斜鏡が大きく重いので、使用中に落ちるかも、と考えると不安だ。そういうわけで1年9ヶ月も放置状態だった。

もちろんずっと放置していたわけではなく、最初のうちは直径がちょうどになる空き缶を探しまわった。しかし直径130mmの缶というのが見当たらない。ペンキの缶が一番近かったが、中身のペンキの処理ができないので買わずに断念。蚊取線香の缶も近いが、長さが足りなかった。

今年の8月、別の目的で倉庫に眠るボイド管の直径を測った時、ピンときた。これだ。

ピンときてから1カ月以上たったが、やっと製作を始めた。

まずボイド管を斜めに切る。当然だが事前に型紙を準備して、切る部分に線を引いておいた。後部の円盤はホームセンターで合板を円形に切り出してもらい、カッターを使って最適な大きさにした。
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斜鏡を取り出し、切ったボイド管に合わせてみた。まあまあだ。
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0.5mm厚のアルミ板を型紙に合わせて切って、ボイド管に巻きつける。これはもっと厚くてもよかった?
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鏡に当たる部分のアルミを曲げて、植毛紙を貼って鏡に傷が付かないようにして組み上げた。アルミ板は木ネジでボイド管と合板に固定する。
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この作業がわずか1日で出来てしまった。問題は、最後のアルミを曲げる部分できれいな楕円を作りきれなかったところ。これはやり直す必要があるかもしれない。

とりあえず使ってみてからやり直すか検討したいが、天気が当分悪いようなので、いつになるかわからない。

by anettait | 2011-10-15 23:57 | 超大口径ドブソニアン | Comments(0)  

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