AOK AYOtraveler経緯台を買った
AOK AYOtraveler経緯台という笠井トレーディングで輸入販売しているものでスイス製。

travelerというだけあって軽い。でも旅行の予定があったわけじゃない。
20cm軽量ドブソニアンの架台として使えないかと考えてのことだ。
写真用三脚を使うので、架台の大きさで三脚が選べる。これは普通の経緯台にはないメリットで、機材によってはとことん軽くできる可能性がある。
せっかく買ったのだからと、テストを兼ねて観望会に持ちだした。使ってみてびっくり、アリガタが入らない。
どうやらビクセン純正(世界標準といってもいいが)のアリガタがぴったり入る形のアリミゾ(上の画像参照)。
横からスライドしてアリミゾを入れないといけないので、下にネジが飛び出していると入らない。
私が持っている中国製(主にケンコー)の鏡筒のほとんどがネジが飛び出しているため、これでは使えない。

日本製だってBORG純正鏡筒バンドは使えない。上の画像では、Bの下ネジなしは大丈夫だが、Aのネジありはダメ。
ビクセン純正アリミゾならネジの頭がアリミゾの中に隠れるので大丈夫。ケンコー製などは使う方がアリミゾの取り付けを工夫しなくてはならない。
観望会では短焦点12cm屈折(SE120)のアリガタのネジを片方外して取り付け、またネジを締めるというややこしい方法で観望会を続行した。使ってみれば、スムーズで12cmF5でも問題はない。

今回BORG100アクロマートを載せてみた。この望遠鏡はレンズが重いが、鏡筒も金属で重いので天頂プリズム1個でバランスが取れた。
ところでドブソニアンではまだ試してない。その前に軽量20cm鏡筒を作らないといけないから。
by anettait | 2011-01-07 00:03 | 経緯台 | Comments(0)